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木工雑貨とカフェと金勘定と調停と。。

こんにちは。pinoです。

私は結局、いわゆる社会の”フツー”には馴染めず。
大人になっても世でいう気まま?わがまま?に過ごした半生。
結婚して子どもが生まれてから退職するまでの社会のなかで自分なりに経験してきたこと、感じたことを書いてみました。

糸のこを独学で学び木の雑貨や小物を販売。


家の中でもじっとしていられない私。そんなわけで子育て中にホームセンターに行った時に発見した糸のこ盤から始まった木工作。
作っては遊ばせ、頼まれれば販売し...。なかなか大きな稼ぎになりませんでしたが、細々とものづくりに勤しみました。

ワークショップブームなんて時期もあったことから、教えることが楽しくて。たくさんの方との出会いもあり、これが一番の仕事になるなと実感したのでした。
今でも公共施設や企業から依頼があると、ちょっとした木工のワークショップを開催。
人生の目標はやっぱり木工作家だし。なんとかこれでご飯を食べたいと思ったのでした。

カフェを1から立ち上げ。

昼間は建築会社で木工作と経理。夜はホームセンターで働くという、猛烈に忙しい生活をする毎日。
そして、建築会社の勤務が忙しくなり、晴れて社員に。その時にちょうどカフェ立ち上げに携わることができました。

設計士さん、大工さん、カフェ立ち上げのプロの監修さんでの、厨房やフロアづくり。保健所の許可申請、手続き。キッチン道具やら食器やらの厳選。カフェのロゴやイメージコンセプト作り。メニュー作りや季節ごとのイベントやトピックス作り。毎日の食材発注や仕込み。日々の開店準備や片付け。SNSの活用や宣伝広告。レジ締めや金勘定。。。
めちゃくちゃ楽しかったけど、とにかく、カフェでの一年半は、もちろん休みなんてほぼ無し。自覚なきブラックを通り越して暗黒の働き方でした。何度朝日を浴びたことか。。。

建築会社の経理。

カフェの仕込みやら片付けやらをしながら、合間の時間は母体の建築会社の経理。大工さんの現金精算から始まり、請求書の処理から会計ソフトへの入力作業。月締めの仕事は忙しくても必ず毎月やってきたのでした。数字と遊ぶ余裕がある時は本当に楽しい作業でしたが、ズボラな男所帯の金勘定。時間に追われている時は数字合わせに追われる地獄絵図でした。笑

調停。。なんて時期もありました。

こんな気ままな性格だからどうしてもうまくいかない家庭。人生を楽しむ我が背中を見せながら子育てしてきた私と、おそらく世の言う平凡を好む元旦那。会話せず顔を見ずでそのまま3年が過ぎ、ついに我慢の限界。長女が専門学校、次女と長男は私立高校という一番お金がかかる時期に決意したシングルマザーへの道。この時の私の年収はダブルワークする前だから100万円。まずは住むところも借りられないという社会の厳しさに打ちのめされた、あの時の事は今では良い思い出です。笑

そんなわけで、ちょっとした荒波にのまれた経験から役に立つことや立たないこと。たいそうな出来事やそうでもないこと。たくさんの経験をしてきたこの人生、少しずつ書き留めていきます。

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