らっきょ

歌モノパーカッショニスト。Campanillaでパーカッション。

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最近の記事

向き合う幸せ (10/30 らっきょ×ぴんく共同企画「手合わせ願います」らっきょ的出演者紹介)

はじめに 毎日毎日、色んな音楽に向き合って活動をする人生を過ごしていると、何かに向き合うことに鈍感になってしまう瞬間が存在します。大量かつ高刺激なデータに日々に触れざるをえない情報社会に生きて、短絡的に刺激を得られないかと無意識に1分以内で終わるショート動画を次々と見てしまう。そういった動画を創る身ではあるものの、いざ視聴者に回って見終えた後の何とも言えない感覚。虚無感との共存。ああ、昨晩もとある場所が戦争状態になってしまった。感化されるとしんどいなあ。きっと向き合うこと

    • 9/26らっきょ主催「POP LIFE」出演者紹介

      こんにちは。歌モノパーカッショニストのらっきょです。 9/26に下北沢DY CUBEにて5月ぶりの自主企画イベント「POP LIFE」を開催させて頂きます。店長のタイキさんが「僕が持病の治療期間の間、ぜひ1日らっきょ君にコラボイベントを企画してもらいたいんだ」とお声かけして下さったのがきっかけ。 前回は信頼できる、わちゃわちゃできる女性歌うたいたちに力を借りて誕生日お祝いイベントをしてくれました。 今回の自分のテーマは関東メインに活動する男性歌うたいの中でも躍動感を感じる人。

      • 9/9 オル×らっきょ共同企画『水のように、花のように』らっきょ的出演者紹介

        こんにちは。歌モノパーカッショニストのらっきょです。 9/9に鍵盤奏者・アレンジャーのオルさんと共同企画『水のように、花のように』を開催することとなりました。 このイベントを開催するに至った経緯や、どういう想いを込めて「水のように、花のように」というイベント名にしたかといった想いは別の記事に記載しましたので、よろしければ見て頂けたら幸いです。 今回は私、らっきょ目線で出演してくださる4名の歌うたいの方々を紹介していきます。イベントを気になっている方のなかには「出演者1人しか

        • 煩悩と生きる

          日々に忙殺される、という状態が何日も続いていると休み方の最善策を見失う。そうなると本当に忙殺されているのではないのに、時間を浪費している瞬間も存在しているのに忙殺されていると妄信するものだ。 そんな状態に陥っていたので久々に瞑想をする。一時期はそういえば瞑想を毎日やっていたのに、たった5分でも、という瞑想をやらなくなっていた自分を振り返ると習慣をつけるというのがいかに根気やモチベーションだけでは難しいかを思い知る。 仕組みを作るであったり構造化する、寝る前に歯を磨くように何

        向き合う幸せ (10/30 らっきょ×ぴんく共同企画「手合わせ願います」らっきょ的出演者紹介)

          備忘録を横目に

          「備忘録」という言葉はたまに見ることはありますが 実際に皆さんは備忘録というものをつけているでしょうか。 Twitter等のSNSをその代わりにしている人もいれば このnoteを私のようにエッセイという形で記しているでしょう。 誰かに想いを共有するというのがとても容易くなった時代だなと思う一方で あまりに名作だと和歌集なんてものに集められ千何百年もの間、色んな景色や情緒を晒され続けちゃうのです。 案外、いまもむかしも備忘録を共有したい想いは変わらないかもしれません。 自身が

          備忘録を横目に

          オル×らっきょ共同企画「水のように、花のように」イベント紹介 その1

          砂漠の街に水を、花をはじめて東京という土地でライブをしたのは確か20歳の頃。 当時組んでいたバンドで初めて東京にライブしにいこう!と決めて お世話になっていたライブハウスの方が繋げてくれて出たのは 歌舞伎町の中のホストクラブが立て続けに並ぶような場所にひっそりとあった地下のライブハウス。 大阪のライブハウスしか知らなかった小心者の私には 「怖かった」。ただそれに尽きます。 今でもたまにその近くに行くことがありますがやっぱり怖い。 あれから10年。今となっては毎月2~3回東京

          オル×らっきょ共同企画「水のように、花のように」イベント紹介 その1

          まごころを、君に

          noteは久しぶりの投稿になります。 気付けばもう30歳になり、寝る前起き上がる前にストレッチが欠かせなくなったことを想うと いくら心を若くありたいと思えど年を取る事を前向きに受け止めていたいと感じるものです。 来月、7/1(土)に大阪 心斎橋真心場(まほろば)という場所で 村岡広司さんというカホン奏者の方と共同企画「真心打」を開催します。 〇〇バカになりたくて最近僕のことを知って下さった方は誰?と思う方もいるかもしれません。 村岡さんは私にとって「出会っていなかったらパ

          まごころを、君に

          あなたの街へ行きたいわけ

          いつの間にかもう11月も終わろうとしていて ふと気が付くとこのnoteも半年近く更新されていない。 飽き性はよくもわるくも自分を体現しているなと感じる。 色んな事をやってみては諦めてを繰り返す 音楽以外の事は、特に 唯一続いているのが、ドラム、カホン。 いわゆるリズム楽器。 これだけは10年以上しっかりと続いているから驚き。 ーーーー 私はかねてから 『47都道府県でカホンのライブとワークショップをしたい!』という 大きな夢を持っている。 色んな人に恥ずかしげもなく話し

          あなたの街へ行きたいわけ

          ハコフェスとともに

          私にとって カホンという楽器を愛する人たちが 全国から集ってお祭り騒ぎをする日 【カホンの祭典 HAKO FES】というものが もはやライフワークへと化している。 昨年は過去最大規模で全国各地で行われて その勢いを落とさずに進んでいこう、と 思っていた、思っていた。 先日、ハコフェス大阪が 大阪 東梅田AZYTATEにて 開催されることが発表になった。 会場からの演者は6人。 お客さんは限定15人。 リモート出演あり。 無料配信。投げ銭あり。 新しい生活様式 新しいガ

          ハコフェスとともに

          私は「男らしさ」っていう要素が正直強くない。かわいいものが好きだし、しなやかに生きていたい。でも恋愛対象は女性で、女装をしたいという感情もない。筋肉質になりたい。未だに「男なんだから行動を改めろ」と(たまに観客からも)言われることもある。私らしく、弱い立場にも立てる人でいたい。

          私は「男らしさ」っていう要素が正直強くない。かわいいものが好きだし、しなやかに生きていたい。でも恋愛対象は女性で、女装をしたいという感情もない。筋肉質になりたい。未だに「男なんだから行動を改めろ」と(たまに観客からも)言われることもある。私らしく、弱い立場にも立てる人でいたい。

          あなた「も」大切

          最近知ったアーティストがオススメだと言っていた エヴァ・デュヴァネイ監督のドキュメンタリー 「13th 憲法修正第13条」(2016)を仕事終わりに鑑賞した。 表題にもなっているアメリカ合衆国憲法修正第13条では 簡潔に述べると 「奴隷制ダメ!憲法で定めるからね!奴隷にしちゃだめだよ! 犯罪者に対するバツとしての奴隷は例外だけどね!」 ってことを言っている。 過去、いわゆる有色人種を奴隷にすることが 合法で可能となっていたが 奴隷解放宣言など、奴隷制度に異を唱える人々が増

          あなた「も」大切

          「役に立つ の反対の言葉は みじめだと思う」るってぃさんがラジオで仰ってた言葉。役に立とうと行動しても、それが空回りしてしまったら惨めな感情に苛まれる。過去の「誰かの役に立ちたい」「誰かのためになりたい」という感情から発生した行動。見つめ直し前を向け。私はやりたいことをして生きる

          「役に立つ の反対の言葉は みじめだと思う」るってぃさんがラジオで仰ってた言葉。役に立とうと行動しても、それが空回りしてしまったら惨めな感情に苛まれる。過去の「誰かの役に立ちたい」「誰かのためになりたい」という感情から発生した行動。見つめ直し前を向け。私はやりたいことをして生きる

          「らしさ」とは何だろう。人前で表現をする私の、見えている部分、見せている部分は100%真実ではない。演技の部分はある。自然と「カホン奏者のらっきょ」というキャラクターを少し演じている。ただ100%別の私でもない。リアルとフェイクの狭間に生きている。それが肩書きのない「私らしさ」。

          「らしさ」とは何だろう。人前で表現をする私の、見えている部分、見せている部分は100%真実ではない。演技の部分はある。自然と「カホン奏者のらっきょ」というキャラクターを少し演じている。ただ100%別の私でもない。リアルとフェイクの狭間に生きている。それが肩書きのない「私らしさ」。

          あしたのつくりかた

          読書家である父親に 「最近読んだオススメの本を貸してほしい」と 実家に帰った際に伝えると 「これは面白かったよ」と スティーブン・ホーキング博士の 「ビッグ・クエスチョン」を貸してくれた。 ALS、筋萎縮性側索硬化症を発症しながらも 常に前を向き、ウィットな口調で宇宙をはじめ 様々な科学にまつわることを伝えてくれた 名実共に素晴らしい科学者の著書。 車椅子に乗って電子音で会話していたあの人だ。 きっとニュースで見たことがある人はいるんじゃないかな。 「この世界は本当は10

          あしたのつくりかた

          差別というのはきっと完璧になくなることはない。私には差別を無くそうと大きく行動するよりも前に、まず私自身が誰に対してもフラットに接することが出来るのか、この課題に常に立ち向かう義務があるよね。これに立ち向かうことが出来ないようでは、きっと私は声を上げるべきではない。まだ未熟者。

          差別というのはきっと完璧になくなることはない。私には差別を無くそうと大きく行動するよりも前に、まず私自身が誰に対してもフラットに接することが出来るのか、この課題に常に立ち向かう義務があるよね。これに立ち向かうことが出来ないようでは、きっと私は声を上げるべきではない。まだ未熟者。

          キミがくれたもの

          6/19 金曜日に 大阪からわざわざ東京の代々木まで行って 無料の配信ライブに参加することにした。 普段からずっと大阪の街で音を鳴らしていたのだけど 初めて東京の代々木という大都会にある小さいライブハウス LIVE labo YOYOGIに足を運んだのは 今から3年前。2017年1月26日。最低気温-1.4°C。 現体制とは違ってベースがいた時代のころ、 新しいCDを引っ提げていざ東京まで向かおうとしたが 今の相方がインフルエンザに罹患。 穴はあけたくないという気持ちが生ま

          キミがくれたもの