まごころを、君に
noteは久しぶりの投稿になります。
気付けばもう30歳になり、寝る前起き上がる前にストレッチが欠かせなくなったことを想うと
いくら心を若くありたいと思えど年を取る事を前向きに受け止めていたいと感じるものです。
来月、7/1（土）に大阪 心斎橋真心場(まほろば)という場所で
村岡広司さんというカホン奏者の方と共同企画「真心打」を開催します。
〇〇バカになりたくて
最近僕のことを知って下さった方は誰？と思う方もいるかもしれません。
村岡さんは私にとって「出会っていなかったらパーカッショニストとして活動してなかったであろうキーパーソン」なのです。
今はカホン奏者として演奏活動を行うほか、「HAKO FES」というカホンが主役になるイベントを全国各地で開催する、行動力2万馬力の方。
カホンが大好きで大好きで、カホン職人に会いに行ったり、全国各地にいるカホン奏者に会いに行ったり、うまい飯を全国で「うめー！」と叫びながら食べたりされている方。
今から8年前、2015年の5月に村岡さんに私は会いに行きました。
大学生でサポートミュージシャンとして活動しながら大学院に行けたらいいな～なんて思っていた頃に
Twitterで「カホン村岡」という方がいるらしい、
HAKO FESというカホンメインのイベントを東京で開催しているらしい
という情報を知る。
なんと神戸にその噂の村岡さんが来るらしい、という情報を知る。
昼の初心者向けカホンワークショップに行かせてくれと衝動的にDMを送りました。
丁寧な言葉遣いも出来ていなかった21歳のあまちゃんから
いきなりDMが来て驚かせてしまっただろうな。
暖かく受け入れてくれる方で本当によかった。
お会いした時に「カホンバカ」という言葉がしっくり来る方だ、と納得したのを思い出します。
ギター少年、なんて言葉があるけれど、カホン少年だとなんだかしっくりこない。なんでだろう。カホンバカ、っていう、一種の侮蔑にも聞こえるかもしれないが、それだけ首ったけな愛くるしい表現が似合う。おもしろいものです。
その時のワークショップに参加してよかったなと思います。
怖いかもしれないけれど行動するって大事だ！と心底思えたのはこの時。
そんなカホンバカ、村岡さんの背中を追いたくて
その年、「埼玉のキャンプ場でチームパフォーマンスするけど来る？」って言われて二つ返事でカホンだけ持って大赤字になりながら一人で遠征をし、大きい会場で初挑戦！という当時のHAKO FESにも出演しました。
ずっとずっと、背中を追っている。今も。
一つに集中するというのが昔から下手だった私は、何かに首ったけになる人がかっこよく見える。カホンバカ、とてもかっこいい。かっこいい人になりたい。
理想像や目標にしたいものがあります。その中の一つに村岡さんというカホンバカがいるのです。
ちょっとカホンを触ってみようだけで済まなくなったのはこの人のせいでもあり、この人のおかげ。
赤子から仙人まで
あれから8年が経ち、ありがたいことに私もサポートミュージシャンとしての活動が生活する上での基盤になりました。
HAKO FESも当時は東京のみの開催でしたが、全国各地で開催されるようになり、私も少ないけれど地方のHAKO FESにも出演させて頂けるようになりました。
村岡さんはイベンターとしても尊敬する方だし、プレイヤーとしてもこの人には勝てないな、なんて思うこともいーっぱいある先輩。
そんな村岡さんから「7/2にHAKO FES大阪を開催する。前日はらっきょと共同企画をしたい」と言ってくださいました。
関西でHAKO FESに関わっているパーカッショニストは数多くいる中で、私に声を掛けてくださったのは、心底嬉しいと思ったものです。
タイトルは「真心打」。
「真心場(まほろば)」という会場で行うので、きっと「まほろだ」と読むのがいいかと思います。
イベント名をつけてくれた村岡さんはいまだに本当の読み方を教えてくれません。一体なんて読むのが正解なんでしょうか。
村岡さんの演奏にはまさに「真心」がある。
偽りや飾りのない心、なんていう意味がこの言葉には含まれているわけですが、この「真心」を持つってとてもこわいことだと思うのです。
嘘をつかない、隠さない、飾らない。
その人、その人が持つ音楽観、脆い部分を曝け出すという行為。
自身に圧倒的な心の強さ、寛容さ、慈愛がないと「真心」を届けるって容易に出来ない。
赤子にも仙人にもなれる感情、それがまごころだと思っています。
共同企画だから上も下もステージに立てばありません。
私も私なりの「真心」で音楽に向き合ってみます。
だからこそ、この日の私のテーマは「まごころを、君に」。
大好きなエヴァンゲリオン映画版26話のタイトル。「アルジャーノンに花束を」の映画版も同じタイトルだったな。そういえば観てみたいんだったな。
次の日のHAKO FES大阪では
自身のバンド Campanillaでゲスト出演させて貰える事にもなりました。
「CampanillaでいつかHAKO FESに出演したいな」と私も相方も抱いていた想いなので、こちらも叶うことがとても嬉しいです。
「Campanillaのらっきょ」として、音楽を届ける私を見届けてほしいです。
やっぱり願っていたことが叶うってとっても嬉しい。
自分の力だけじゃ叶えられないことばかり。
誰かの力を借りる、というよりかは
あなたと一緒に叶えれている、そんなワクワクした感覚です。
ワクワクを一緒に体験してみたい
カホンの楽しさ、知ってみたい。
パーカッションの楽しさ、知ってみたい。もっと楽しみたい。
らっきょの演奏観てみたい、応援したい、
そんな方はぜひ。この2日間楽しめますよ。
7/1(土)
大阪 心斎橋 真心場
村岡広司×らっきょ企画『真心打 』
18:30開場 19:00開演 2700円(別途ドリンク代)
出演
酒井ヒロキ/しなだゆかり/堀望美
らっきょ/村岡広司
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7/2(日)
大阪 京橋AZYTATE
カホンの祭典 HAKO FES 2023 大阪
14:30開場 15:00開演 3000円(別途ドリンク代)
出演
(カホン奏者)村岡広司/らっきょ/岸田うらら/中山拓人/荒木伶王/ALEX-XX./由利裕行
(ゲスト)市川セカイ/Campanilla/鶴田晋一
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