有言実行
26歳は大人だと思っていたから、しようと思っていたこと。
髪を切ること。
物心ついた時からずっとロングで、金髪時代やなにやら血迷った時期はあっても、一番短くて鎖骨までしか切ったことのない私の髪の毛。
ここ何年かは、毛先が緑になるのとはあれど、黒髪ロングで過ごしていた。
20歳くらいのとき。
40歳くらいの明るい髪を長くしたある女性がどうしても好きになれなかったのだ。
なんだか私にはその人が自分の年齢を認めていないように見えて、イタイという感情を初めて思った。基本的にpeacefulな人間だから、どんな人がいいし、否定はしないけど、絶対になりたくないなあ、あんな大人にと。
でもきっとその人にはいろんな背景があって、普段はギャルみたいな話し方だけど、家に帰ったら、東北訛りで話してるかもしれないし、あの長い髪は、
実は昔、恋人がいて、すごく好きだった恋人がいて、でものっぺ気ならない理由で離れざるを得なかった遠く離れたその人に見つけてもらうための唯一のアイデンディティなのかもしれないし。
でもそんなのは知らないことなのだ。
なぜ26歳と思ったのかは、そのときの自分は26歳が想像できなかったし、大人だと思ったし、好きな人が飛躍した年齢だったからだろう。
その人にら全然追いつけなかったなあ、くやしい。
縛られすぎだわ、年齢に、己は。
と悟りながらも、胸下当たり前であった髪の毛をショートにしました。
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