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THE GENIUS STAR の考察(2)

(1)の記事からの続きです。
いちおう論説じたいは(1)で終わったのですが、補足情報がまだ2件ほどあります。それらをご紹介したいと思います。

全世界展開(各国ごとの展開)にあたって、次々と異なるゲームベンダーが増えています。
このたび、なんと私が大好きなSmartgames社さんもベンダーになりました!EU経済圏のご担当らしい。
https://www.smartgames.eu/uk/one-player-games/genius-star

なんと、ここのバージョンでは、ルールのちょっとした変更が行われているのです!
具体的には、比較的小さなピース、つまり三角形2個、3個、4個をくっつけたカタチに限っては、次に記す命令アリナシで、上手な人~下手な人との間で、ハンディキャップをつけて遊ぼうよ、という考え方です。

★ハンディキャップ命令
上手な人に対しては・・・・
三角形2個&三角形3個&三角形4個に相当する、小さめのパズルピースは、互いに線で接してはならない。点だけで接するのは許す。
さらに、soso (やや上手くて、やや下手)中間的な人は・・・・
三角形2個&三角形3個に相当する小さめのパズルピースは、互いに線で接してはならない。点だけで接するのは許す。

こんな工夫を加えれば、家族全員で楽しめますねって、そんな心遣いが、Smartgames社版のルールブックには書いてあります。
ニクイですよね。こういう心遣い。すごいぞSmartgames社!

さて、次はBGGの投稿欄の書き込みをご紹介します。日本語に訳して引用します。
「ダイス任せでは、ランダムにしかお邪魔ピースが置けない。つまり、次の図に示すみたいな、均等なパターンは、ダイスを振る方法では絶対に発生しない。

しかし、こんな形状にお邪魔ピースを配置しても、やっぱりちゃんとパズルピース全部をはめ込むことができる。皆様も自分で挑戦してみて。」とのことです。
投稿したくなる気持ち、ちょっとわかります。ランダムパターンしかないってのは、ちょっと不満を感じますよね。同意します。
ゲームのシステム的には、このGenius STAR ほんと、魅力にあふれてます。

ゲームシステムのデザイナーって、何なの?どういう意味? そんな疑問は、私の記事群によってご理解いただけるものと期待してます。 ラジくまるのアタマの中にある知識を活用していただけるお方、サポート通知などお待ちしています。