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それでもエネルギーに充たされる 熊本

阿蘇熊本空港の近く、熊本県益城町の実家に帰省。
2016年4月の熊本大分地震で震度7×2に襲われた町。

倒壊した家は建て替わったり更地になっていたり
(わが家は一部損壊程度でまあまあ無事だった)
震災時、壊れて機能しなかった町役場も体育館も建て替わり
その後に道路は拡幅工事が未だに続いていたり。

実家では、母もまたさらに老いて
たまに帰省する私にはさみしくなるような町なのだけれど。

湧水にも温泉にも恵まれた熊本
そらも広くて
阿蘇山もでっかくて

水のエネルギー
地のエネルギー
火のエネルギー

壊し、生命を奪うのも
充し、生命を養うのも
こんなにも大きなエネルギーなのだ
そこに生かされるヒトの小さいこと
(小宇宙とは云うけれど)

それでも、なお。

パノラマ撮影したい広い空
遠くに阿蘇山系を望む
こんな冊子が空港ラウンジにあった

東京近郊でも、空が大きく感じられるところはいくらもある。
霊山といわれる山もある。

それでも、私には阿蘇が必要で、阿蘇に充たされる必要がある。

二拠点生活。
完全な二拠点生活は難しいところがあるのだけれど、ゆるく阿蘇の近くと人の縁を紡いでいる場所とを行き来できないか。
そんなことを想った休暇だった。

あるいは、家族の状況次第では、やむを得ない行き来も増えるかもしれない。

選べること、選べないこと、完璧なことはなにもなくても、いつも、「でくっしこ」はできるのだろう。していよう。


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