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街の本当の魅力って何だろう?

今週は暑さも一段落しているようですが、梅雨明け直後の暑さは酷暑と言っていい感じでした。「暑いとプール」という思考は小学生から成長していない証拠ですが、やはりプールに行きたくなり、小学生の子どもを誘ってどこか大きな屋外プールに行こうと試みました。

世界の住みたい都市ランキングでは常に上位に入り、1000万人以上の住民を抱え、世界経済中心の一つであり、何にも増して日本の首都である東京ですが、「小学生の子どもと週末プールに行く」という行為がどうしてこうも面倒なのか?僕の基準が皆さんとずれているのかもしれませんが、暑い夏にプールで泳ぐって、そんなに贅沢でもない、一般の人の普段の生活の中の一つの楽しみだと思います。お正月に近所の神社にお参りに行くとか、春に花見に近所の川沿いを散歩するとか、その程度の「庶民の楽しみ」として街の中にある行事だと思います。

でも東京でそれをやろうとするとやたらに面倒くさい。

屋外プール限定で探していたから数も少なかったということもありますが、なんか自分が子供だった頃は東京にもあちこちにプールがあって、友達と誘い合わせて「今度はあっちのプール行ってみようぜ!」と色々試せるだけの選択があった気がします。今東京で屋外プールを探すと数も非常に限られ、そのくせホテルのプールなどは入場だけで1万円以上だったりと街が提供する娯楽のターゲットが明らかにアップマーケットになっている気がします。

街に住む大半の人は「中流かそれ以下」です。偏差値でいったら50前後をウロウロする人ばかり。でもそんな大多数の人が幸せを感じられない社会や街って、魅力的な街と言えるのでしょうか?裕福で高学歴で志の高い「勝ち組?」の人が、さらにウェルネスを感じられる街。だから優秀な人材が集まる街。。。でも庶民のプールはない街。そんな街って魅力的なんでしょうか?

そのうち、銀河鉄道999の機械化された街、お金があって機械の体を手に入れられる人だけが幸せを感じられる街になってしまうのではないでしょうか?

と選挙を前に一石投じてみました。