52ヘルツきこえた
2024年3月1日
映画発表からずっと楽しみにしていた作品「52ヘルツのクジラたち」を見てきました。原作:町田そのこさん
本を読んでみようと思ったのは題名から。
なんとなく知ってはいたけど、読んだことはなかった。
ゆっくり読もうと図書館で借りたら一日で読み切ってしまうほど、素敵な作品だった。
映画化の噂をネットで見かけ、キナコやアンさん、52のキャストに想像を巡らせていた。
キナコは杉咲花ちゃん
アンさんは志尊淳さん
自分の想像とは少し離れていたけど、映画が始まった瞬間、そこにいたのは本で読んだまんまの登場人物たちだった。
アンさん。登場から、あの優しいアンさんで開始早々目から大洪水。
原作を読んでいたから、シーンごとに気持ちを考えてしまって、涙腺が馬鹿になってた。
この作品自体、言葉では表しきれない感情を教えてくれるもので、映画を見た後もずっと心に重たいものが残る。でもそれは、人生に必要な重みでね。
誰のどんなシーンも、後から思えば理由や聞いてほしい声があったのだと思う。
自分のことで精一杯な生活だけど、大切な人の声だけはちゃんと聞かなくちゃ。でもそんなの難しいときだってある。
不器用でも生きていかなくちゃいけないもんね。
私にとって人生の一冊になるくらい大切にしたい作品です。
映画も、キャストさんや監督、脚本のおかげでまた新たに人生の一本になりました。
納まりきらん感情!誰かと語りたい!
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