7年振りのバンコク滞在で何をする?
そういえば旅行に行く前にやりたかったことがあった
出発前のnoteにはこう書いてある
・美味しいタイ料理が食べたい
・旧市街に行ってエモい写真をとる
がどうやら旅の目的だったらしい。
トランジットを除けば、実に7年ぶりとなった今回のバンコク滞在を振り返ってみる。
バンコクに着いた時の感想は「...暑すぎる」
湿度も暑さも東京の8月とまるで同じだ。カラッとしていない。もうすでに涼しかったチェンマイが恋しい...
滞在は3日を予定していた。
特に詳細な計画は立てていなかったので、とにかく、ホテル、ホテルへ行こう。
ホテルで冷房ガンガンにして、そっから考えよう。
必死にホテルに着いたはいいけど、待てど暮らせど部屋が冷えない。むしろ俄然ヒートしている。
途中洗濯しに行ったり、近所にご飯食べに外行ったけど、全然冷えない。
オーナー不在のエアビー的なところ。連絡すると親切なオーナーはすぐに返事をくれて、部屋を変更しようとしてくれたんだけど、なんかここ、他にもしっくり来なかった。
正直に言うと...
駅が思ったより遠くてしんどい。
廊下がめっちゃ暗い。部屋の鍵もコツが必要で、鍵をガチャガチャしている間に、暗い廊下でのホラー展開が頭をよぎる。
窓は隙間が空いてて虫の侵入への恐怖が拭えない。
そして一階が大麻ショップ兼大麻カフェ。常にたむろしてる人の脇を通らないと部屋に行けない。
屋上は広くて気持ちが良いけど、屋上猫があまりにも人間からの愛に飢えている。一服中に煙を吸ってほしくないから無視するも、膝でごろごろ。常にべったりついてくるもんだから、利用者からも塩対応されていて、可哀想で心にくる。
ハハ...文句ばかりで嫌だね...
しかし、もうリラックスは難しいと思い切ってチェックアウトして、別のホテルに移動した(もちろん予定泊分はお支払い済)
この日はもう疲れ果てて、移動したホテルと近くのターミナル21を往復して終了。エアコン最高だよ。愛しているよ。
さて翌日、どこで何をしようか考えた時に、やはりここはいま一度、三代寺院を巡りをしたら面白いんじゃないか?と考えた。
大人になるに連れて、寺とか歴史などを興味深いと感じるようになる。
そうそう、例えば修学旅行ぶりに京都の二条城の訪れたときに感じた「ここで大政奉還しなかったら日本は日本で無かったかもなぁ〜...」っていう感慨深いあの感覚。
きっと今、バンコクの歴史に触れたら20代前半の私とは違った感想を持つだろう。そんな風に考えた
やっべ暑すぎるの忘れてた。
スゴイ暑いじゃん?
さーて煩悩消えたかな?あとは暑いからアイスアイス(全然煩悩消えなかった)
ワットアルンは細かい装飾がびっしりで、仏塔は大きく見応えがあった
でもそれ以上に見応えがあったのは、タイ衣装コスプレの方々。そう、ここはタイ衣装コスプレの聖地。カップルや女子同士のコスプレ率の高さたるや!(ほぼ日本人と中国人)みんな思い思いに写真を撮っててキラキラしてた。
なんか、違う。
私が予想してた感覚と何か違う。
わたしもタイ衣装着たら楽しめたんだろうか。
暑すぎてダッシュでまわってしまったからだろうか。
ワットアルンは遠くから眺めるのが綺麗だ。
神社仏閣は静けさがあるほど好きなのかもしれない。
そもそも灼熱のバンコクの真昼間に巡る事自体ハードモードだったみたい。
ワットプラケオはすでに諦めていた。
さてここからどうしようか考える。
タラートノーイ周辺を街歩きしようとしてたけどもう暑くて溶けそうだ。
バンコクではこの「暑さ」といかに距離をとりながら仲良くするかが難しい。
涼を求めてアイコンサイアムに向かうことにした。
オレンジラインは各駅停車で、三代寺院、タラートノーイ周辺、ヤワラート、カオサン通り、アイコンサイアムなど、チャオプラヤー付近の観光スポットを網羅している。
これがまあ快適で旅気分も上がって最高だった。風が気持ちいいし、リバーサイドのホテルや建物を眺めながら、効率的に移動できる。なかなかスピードも出るので楽しい。こんな素敵な体験が100円以内でできていいのだろうか。
アイコンサイアムは天国だった。
涼しくて涼しくて涼しくて!
この辺りから背中が痛い。水分が足りなかった?脱水で腎臓やられた?そういえばトイレも行ってない。
ここでお腹が減ってきた。
なにを食べようかふらふらした結果...
私は根っからのスシローラバーだ。
普段からLINEのスシローアカウントからのフェアのお知らせを楽しみしているんだ。
そしてなぜか、寿司の写真を撮っていないようだ。夢中で食べたんだね。
日本との違いは
・値段が若干高い。たぶん日本は2/3位の値段
・マヨネーズの味が違う。タイのスシローはキューピーの味。日本のスシローはあっさりした味。エビアボカドに合うのは日本のマヨ。
・甘だれが全然違う。若干クセがあった。
お茶やガリはほぼ同じでしょう!
ネタも新鮮で美味しい!
クセありメニューもあって面白かった。
腰が痛すぎてホテルで休憩するべく、船にのってサトーンピアへ。
その後ホテルでしっかり沈没し、ヤワラートに繰り出した。
ヤワラートの記事はこちら
本当に活気がある街で楽しかったからおすすめ!
翌日はホテルの一階のイタリアンで優雅なブランチ
さて、帰国日。昨日の学びを得て、涼しいショッピングモールを中心に回ることにした。
ターミナル21のすぐ近くに泊まっていたから、それ以外の近場のショッピングモールへ。
Sephoraにも行ったな。
日本にないコスメでワクワクが止まらん。
こんなにモールを巡ると思わなかったけど、暑いバンコクではこれが正解なんだろうな。
建物自体も日本の建築法では引っかかりそうな造りで見てて楽しいし。お洒落で服や雑貨がかわいい。
ご飯食べたり、お目当てのフレグランスショップへ行ってダラダラ過ごした。
そちらの模様はこちらの記事にまとめました。
あとはマッサージに行ってから空港へ。
こちらのマッサージ、ホテル近くだったので行ったけど、店内綺麗で施術も上手なのに価格もバンコクにしては安い。駅近なのもポイント高い!
ターミナル21に出向く際にはぜひおすすめしたい。
さてさて、理想とは違うバンコク滞在だったけど、これはこれで良かったんじゃないかな。
ガチガチに予定を決めすぎず、実際足を運んだ時のビビビっとくる感覚に身を任せながら動くことも大事。
絶対行きたい場所には、怠け心に喝を入れながらちゃんと行くことも大事。
旅の経験値が上がると、このバランスをうまく取ることができていくのだろうか。
きっとバンコクはまた行くだろうから、暑さを味方につけて、もっとローカルなところを周りたいな。
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