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【ギフテッドの本質】愛のグルメ

明けましておめでとうございます。
熱帯雨林の熊です。
本年もよろしくお願いします。

ちなみに、新年早々に冷蔵庫が壊れました。
日頃の行いというものでしょうか・・・

ええい!冷蔵庫くらいならくれてやる🐻

今回は「愛の生き物」シリーズの続編ではなく、
スピンオフという扱いです。
↓前編

今回の話はギフテッドだけではなく、
HSPの方にも通用する可能性がある。

では、本編行きます。


自爆テロ

以前説明した通り、
一般人と比べ、ギフテッドの情報処理は、
きめ細かく広く、かつ爆発的な展開力を持っている。

また、元々記憶力が良いため、
爆発的な情報処理と認知と感情が絡み合うことで、
まるで内部から爆発を喰らうような体験である。

大の字で木に縛られて、
時速500Kmで宇宙に向けて回転しながら射出され、
太陽に近づいて焼き肉にされる寸前にむ〜か〜し〜ギリシャのイカロスが〜♪
紐で引き戻される感じと言ったら伝わるかな?

信頼と信用

人間の信頼と信用を考えてみよう。

ここで言っているのは、
信頼/信用されるのではなく、
他人を信頼/信用すること。

信頼/信用という働きは、
感情なのか?それとも認知(理性)なのか?

多くの人はこれを認知として考えている。
正解は両方です。

どっちの方の割合が高いかは、
状況や脳の個性、健康状態、人生経験次第である。

「生理的に受け付けない」という言葉がありますよね。

もちろんよく考えてみたら、
どの部分が受け付けられないかは分かるが、
共感力の高く、潜在抑制機能が作動しにくい人は、
脳に甘えて第六感で世渡りする場合が多い。

ただ、
勘はギフテッドの最大の強みではあるが、
勘に頼り切ることは弱みの一つでもある。

おっと、脱線するところでした。

片足は脱線列車に乗ったが、
まだ片足がホームの黄色い線に触れているのでセーフとしよう。
🐺チワワ「いや、内側に居なきゃアウトだよ・・・」

自分の脳とうまく協力し合う方法は、
次回に説明する。

激情↑↑↑↑↑

「検証の鬼」であるギフテッドは、
しっかり目を光らせて、
脳をフル回転して、
相手は本当に信用に値するかを、
論理的に隅から隅までチェックする。

一方、
あまり知られていないが、
人間の感情処理の深さは、
信頼や愛情といった人間関係の構築に深く関わる。

感情処理の深いギフテッドが、
人を信頼するとき、
人を愛するとき、
人の愛を感じるとき、
恋に落ちるときは、
一般人よりもはるかに深く感じているため、
それと伴って深く信頼してしまう。

失望↓↓↓↓↓

感情処理が深い分、
期待が外れた場合は、
たとえ一般人と同じ体験でも、
より深く、より激しく、より痛く感じる。

まして前述した相手を深く信頼する特性が相まって、
「絶対的な信頼」から、
「人間性を疑うほどの裏切り」のような感情激変が生じ、
まるでジェットコースターのような心境です。

認知行動療法の限界

ギフテッドの人間関係はいつもサバサバしている。

今回の話とは別だが、
実際ギフテッドを利用しようとする人が多いため、
定期的に人間関係を整理することは悪いことではない。

あぶねえ、脱線列車の席まで着席したわ🐻
話を戻す。

一般的な精神医学は、
はっきりとし過ぎた人間関係を、
白黒思考、極端な行動様式と称するが、
それはバチくそ間違い
バチくそ多様性に欠けた浅い視点である。

認知行動療法は
・感情
・行動
・認知
という三つの要素がお互いに影響し合い、
コントロールし合えると考えている。

お互いに影響し合うのは正しいかもしれないが、
コントロールし合えるのは非常に怪しい。

行動と認知の繰り返しは機械学習のような仕組みであり、
人間の認知回路を作ってパターン化する。
そして当然の如くそれらは無意識に実行する頻度が高くなり、
あたかもコントロールできているように見える。

しかし、認知と行動と違い、
人間の感情はそう簡単ではない。

積極的分離レベル1と2の人間は、
本能のままで動く場合がほとんどであり、
感情から行動への予測はしやすく、
行動パターンも比較的単純なため、
行動によって感情をコントロールすることは可能である。

レベル1と2の人間は、
社会の7割ほど占めているため、
認知行動療法も主流となっている。

積極的分離レベル4に近ければ近いほど、
感情と認知と行動の組み合わせは指数的に増えていく。

例えば、積極的分離レベル3の人間は、
「人間はゴミ」、「人間が嫌い」と考える場合が多く、
これらの思考は自分の健康を阻害してしまう。

さらに、
「思ってはいけない」、「思う自分が悪い」
といった思考はさらに自分を深淵に突き落としてしまう。

しかし、
「この世界にはゴミがある」
「この世界にはゴミを生み出す人間が存在している」
「この世界には人間の行動をゴミと考える人が居る」
「人間の行動をゴミと考える理由がある」
「人間の行動をゴミと考える必要がある」
といった高次な認知を持つことができれば、
一部の人間もしくは人間の行動をゴミと思いながらも、
世界を受け入れ、人間を受け入れ、
自分の気分に左右されなく、
健康に支障をきたすことなく善を元に行動できる。

本熊が7歳の頃の世界に対する見方は、
今もほとんど変わっていない。

しかし、当時とは異なる認知をたくさん持っている。
昔の認知を変えずに「複数共存させレベル3る」ことで、
昔の認知を「包括する認知をレベル4持つ」ことで、
世界を直視しても心身のメンタル不調を減らすことができる。

ちなみに、今の熊にとって、人間は菌である。

菌が世界や様々な動植物に対する作用、
菌同士の力関係や共生関係はまさに人間社会の縮写である。
菌は人間にサバイバルのヒントを与えてくれる。

認知行動療法は所詮「結果論」にしか過ぎない。

同じ考え方でも、
あなたにメンタル不調があれば、
それは認知の歪みとして認定されるが、
同じ考え方を持っていても平気な人はどう考えるべきか?

理由によっては、
平気なのが悪い場合もあれば、良い場合もある。

認知の歪みかどうかは健康状態に依存するものか?
都度個体差によって解釈が変わるものか?
商売の都合として良すぎないか?
医療と信仰の区別もできないのか?

認知をいくらゴロゴロ変えたとしても、
本人の認知能力は成長しません。

人生は「瞬時に地形変動する山を登る」ことである。
体力がないから楽な道を選ぶ、
といった朝三暮四のような行動は、
いつかまた人生が詰んでしまう。

一次感情脳の個性は受け入れるしかない。
でも「感情に対する認知」だけではなく、
「世界と自己に対する認知」にフォーカスし、
「行動選択」を増やし、
「選択肢の実行能力」を向上させるのが根本対策である。

脱線列車、地球を一周しました!!

恋愛依存

ギフテッド、
特に男性と比べてホルモンの変化が大きい女性において、
恋愛依存はたまに観察される現象である。

恋は人を盲目にするとよく言われる。
特に孤独な人間にとって、恋愛は究極の麻薬である。

退屈を追い払ってくれる。
脳にミントの雫が広がる。
体は翼が生えたように軽い。

絶望しかない人生にしては、
一つまた一つの恋は命綱である。

🐺チワワ「熊ちゃんに恋の感覚があるんだ・・・」
🐻熊「熱帯雨林ファミリーの人々と出会う度に恋に落ちてるぞ」
🐺チワワ「キモいなマジで燃やすぞ」
🐻熊「自分で書いて今蕁麻疹が出てる」
🐺チワワ「・・・・・。」
🐻熊「まあ、三割冗談ね」

解決法はないか?

ないよ。

ゴムのような繊維っぽくて、サシもなく、
うまくもない肉しか食べたことがない人間の前に、
A5和牛があれば、そりゃ食べたくなるでしょう。

「健康に悪い」、
「コスパが悪い」、
「別に食べなくても人生には影響がない」
のような説得は通用しない。

欲しい物を一度も手に入れないと、
脳にとって検証作業が終わらないため、
人間は諦めません。

かつ、ギフテッドの想像域が広いため、
実際以上の美しい体験が脳内で繰り広げられている。

「友達が欲しい」と言っているギフテッドは、
実際は「親友」を想像している。

「パートナーが欲しい」と言っているギフテッドは、
実際は「魂を共有する相手」を想像している。

この激しすぎる愛を求める特性や、
すぐに恋に落ちて、
すぐに現実を突きつけられて去っていくような行動は、
たまに境界性パーソナリティ障害として誤解される。

熱帯雨林ファミリーは、
その渇望に勝てなければ、
いくつかの外国語を習得すると良いかもしれません。

母体数を増やす以外に、
今は明確な対策がないです。

ではでは🐻

お気持ちだけで十分です。 お金は自分より立場の弱い人に使ってくださいね🐻