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【集え!熱帯雨林ファミリー】第七回開催報告

↓前回の話はこちら

 今回のテーマは
 ①恐怖と不安に対する経験談や対処法
 ②脳がぐるぐる回る体験談や対処法
 ③その他エントリー議題

🐻熊「話し会の話題はここまで」
🐺チワワ「さすがに怒られるぞ・・・」
🐻熊「眠たい、鼻が痒い、お腹の調子も悪い」
🐺チワワ「後日に書くこともできるでしょう」
🐻熊「あの会話量から体裁や情報開示範囲を考えるのはしんどいわ」
🐺チワワ「もう少し具体的な話を書こうよ」
🐻熊「じゃ一個だけ、熊が言ったやつを話す」
🐺チワワ「・・・まあいいでしょう」


納得

人生は選択の連続です。

ギフテッドは一般人よりもたくさんの情報を吸収し、
かつ困難なことに挑戦しようとする無意識の場合がほとんどので、
より多くの選択肢、主流社会にない選択肢に出会しやすい。

それぞれの選択肢に対して納得するかどうかは、
最終的に自分の人生に対する納得感につながる。

この納得というものは自己肯定感と近い。

では、納得という現象は、
脳内でどんな風にに行われているでしょうか?

納得の仕組みを理解し、
自分の言葉として表現できないと、
人生は運任せの連鎖になる。

ギフテッドは能力が高く、
運任せにしても成功しやすいかもしれないので、
ずっとこの問題を放置しがちです。

ただ、最終的には成功しても納得いかないし、
戦っても逃げてもモヤモヤがずっと残ってる状態になる。

天秤

納得はいわゆる脳の評価システムです。

その天秤の左側に「予測/予想/目標」を置き、
右側に「現実/結果」を置く。

左側は「ポジティブな場合実現したいこと」もあれば、
ネガティブな場合回避したいこと」もある。

そして左右を比較し、
結果(右)が予測(左)と同等もしくは上回れば、
納得という心理は生まれる。

ここまでの話は社会人なら結構訓練されており、
仕事の目標設定と同じようなものです。

で、納得しないできない場合の原因は、
天秤の左側(予測)に下記のような問題が発生している。
①主体的に物を置いていない、
 しかも、要らないものがいっぱい置かれている。
②自分の能力として実現できないものを置いてある。

①の場合

以前、下記の「潜在抑制機能」の記事にて、

人間の脳では、
・意識的にコントロールできない一次処理
・渡された一次処理を加工する二次処理

が存在していることを説明した。

例えば、目の前にリンゴがある。
そのリンゴは
「あなたがリンゴと思いたいから、リンゴに見えた」
というわけではなく、
脳が勝手に処理してあなたにそう認識させたものです。

あなたが一生を通して如何に努力しても、
リンゴをみかんに見えることはできません。

少し話を変えるが、
「想像」という言葉も実はこの仕組みにも関連している。

脳の一次処理と二次処理という概念は、
一般的に普及されていないため、
世の中では一つの処理しかないと考えられている。

そしてその処理はよく「想像」という言葉として使われている。

あなたが嫌でも毎日瞬時に様々なことが思い浮かぶのは一次処理の想像。

それらの想像一次に対してさらに思考を展開する想像二次を、
「二次処理による加工」と呼ぶほうが区別できる。

先ほどの天秤の左側の「予測/予想」は、
人間が干渉できない一次処理を加工した二次処理の産物です。

潜在抑制機能の作動レベルが低い人間は、
生まれつきで一般人よりたくさんの情報を得られる、
それを加工する能力を具備していれば、
他人には理解できないほどの実績を出すこともある。

これがギフテッドの異質的な知能の本質です。

しかし、
一次処理である想像が膨大すぎると、
本人の認知能力を超えてしまうことがよくある。

我々の行動のほとんどは無意識とよく聞きます。
それは事実ですし、
人間の理性認知を守る仕組みでもある。

認知の限界を迎えた人間は思考停止する。

その結果、
「膨大な想像」は「精製された予測」にはならず、
ずっと天秤の左側に残っている。

これが前半の下記の話です。

①主体的に物を置いていない、
 しかも、要らないものがいっぱい置かれている。

「主体的」とは二次処理の「予測・予想」、
「要らないもの」とは一次処理の「膨大な想像」です。

そうなったら天秤は機能しない、
あなたの脳は評価できず、
ずっと処理が終わらないまま納得もしない。

考え抜くことができなければ、
いつまでも虚しく生きていく。

しかし考え抜こうとすると、
また情報が増えて負荷がかかってしまうというジレンマです。

ギフテッドは認知能力が高いが、
こういった一般人が遭遇しない困難のせいで、
更なる高い認知能力の成長が求められる。

②の場合

ギフテッドの想像幅は一般人より遥かに広い。
そして人間は誰しもストレスに感じると、
極端な想像をより意識してしまう。

これは古代の人間が生存するために必要な仕組みです。

例えば、あなたは森の中で熊と遭遇した。
そしてあなたは熊の冬眠期間や狩猟時間、
熊の健康状態、子熊の有無を分析しようとして、
その瞬間に襲われて食べられた。
🐻熊「豆知識:熊は顔から食べる場合が多いよ!
   すぐ死なないから最悪〜」

だから、脳はすぐ逃げるか/戦うかを提示する。

しかし、これだけだと、
天秤の左側には常に極端な想像しか置かれず、
極端ゆえに具体的な行動に移すのが難しく、
行動経験が足りないと人間の能力は成長しないため、
悪循環に陥ってしまう。

これが前半のもう一つのパターンです。

②自分の能力として実現できないものを置いてある。

マッピング

②の場合の対処としてマッピング(※)は役にたつ。
※熊流なんでGoogleしても出てこない

これは自分の脳を誘導することで、
見えなくなった他の選択肢を補完させる方法です。

例えば、想像幅は「-100」から「+100」としよう。
あなたは今かなりのストレス状態で「-100」の思考に囚われている。
もしくは「+100」の想像に現実逃避しようとしている。

そこであなたは自分の考え方を真っ向から否定するのではなく、
「本当なの?」、「例外はない?」
という風に自分に言い聞かせてみてください。

「間違っている」、「違う」のような言葉だと、
あなたの脳は対抗しようとするだけ。
一次処理を変えようとしないでください。

「本当なの?」、「例外はない?」という言葉に対して、
脳は他の可能性を探し始める。

そして、
「-80」とか、
「-50」とか、
「-30」とか、
「+10」とかを持ってきてくれる。

こうやって、
忘れられた、見えなくなった選択肢が蘇ってくる。

最終的に「-100」から「+100」まで、
先入観比重なしで再度認知できるようになる。

終わりに

熊の体液が全部鼻から出ていき、
意識も朦朧としてきたので、
今回の記事はここまでにします。

皆さんも花粉症に気をつけてください☠️

お気持ちだけで十分です。 お金は自分より立場の弱い人に使ってくださいね🐻