才能がないと人を評価できない世界

おはよー、熊です。

タイトルがもう既に全てを語ったようなものだ。

子供が歪んでしまったり、
うまく自立できなかったり、
不登校が起きたり、
差別が起きたり、
うつ病や適応障害に罹ったりする場合、
多かれ少なかれこの話と絡んでいる。

しかし、
政府や企業、学校、家庭などのほとんどの組織は、
人々の「才能」しか見ていないか、
人々に「自分が望んでいる才能」を持たせようとしている。

そして、
彼らの理想とする才能は
・短期的
・アグレッシブな
・金銭的

なものに偏っている。

視野の狭い才能は、
視野の狭い人間を作ってしまう。

最終的に社会的・世代的な負の連鎖につながる。

この崩壊は
静かに
虫歯のように
対処をせねば着実に進むものです。

子供も大人もどんどん潰れている今、
人々は焦って他人の「才能」を育てようとしている。

他の子、他社の社員が持っている才能を
我が子、我が社員も持たなければならない。

虫歯の穴に砂糖を詰めるようなものだ。

どうしても才能を育てたいなら、
競争前提の才能より、
協力前提の才能にもっと目を向けるべきだ。

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