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「アップサイクル」という言葉をご存知ですか?。リサイクルを超える新しいワードです。

私は、宝飾関係の仕事をしております。

その中で、「リサイクル」の宝飾品も扱っておりまして、皆様のご不用になったジュエリーなどから、金やプラチナ、ダイヤモンドなどの素材に分別して、金やプラチナなら地金精錬会社へ、ダイヤモンドなら海外宝石商などへ、売り捌いたりしております。

とこれはいわゆる
「リサイクル」という動きでして、素材がまた原材料に戻る(再生される)というプロセスであります。

このリサイクルという言葉はどうしても「中古」というイメージが付き纏う為、素材価値以上で売ることはなかなか至難の業だったりします。

そんな中、こんな言葉を発見したんです。

「アップサイクル」という言葉はご存知ですか?

意味を調べると

アップサイクル(Upcycling)は、使用済みまたは余剰の製品や素材を、元のものよりも価値や品質が高い新しい製品に変換するプロセスです。このプロセスにより、廃棄物の量を減らし、持続可能な消費と生産を促進します。

そして、アップサイクルとリサイクルの違いが

アップサイクルはリサイクルと似ていますが、リサイクルが素材を原材料に戻すのに対し、アップサイクルは新しい用途や形で素材を活用する点が異なります。

なるほど
元の素材に戻すのが「リサイクル」
元の素材から新しい用途や形で活用するのが「アップサイクル」という事なんですね。

とても良いですね。

リサイクルのマイナスなイメージを払拭する「ワード」になるかも知れません。

株式会社RAINでは

まさに「アップサイクル」なプロセスで、日々商品開発をしております。

例えば、「純金のお守り」なんかは
リサイクルも含む「金」を、精錬会社に出して加工されたものを使って製造しております。

金は皆さんご存知の通り、「不変な素材」ですので、何十年何百年何千年経っても、再生できる金属です。

更に、これから本格的に力を入れようとしている「かえるシステム」などは、お客様のご不用な貴金属から、需要のある商品に加工していくものですので、まさに「アップサイクル」なのかなと思っております。

また、「2色珠」という2つの宝石を金継ぎするアイデアも元々は、「使い道に困ってた宝石」たちを新たな形で活用しているわけです。

アップサイクルというワードは
リサイクルというマイナスなイメージまでも
アップデートしてくれる
素敵なワードになるのでは?
と勝手に期待してしちゃっております。