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オンナノマタカラウマレタオトコ

シェイクスピアのマクベスに帝王切開についての描写があるのは有名な話。

マクベスが森で魔女に受けた予言で「女の股から産まれた男にお前は倒せない」と言われ慢心していたが、反乱に加わったマクダフが「俺は腹を破いて産まれた」と言われ、帝王切開で産まれたマクダフに倒されると言うもの。

多少言い回しは異なるが内容はこんな感じ(マクベスの知識ベースが新感線のメタルマクベスだからなぁ)

先日Twitterのトレンドに『帝王切開』とあ、まぁ色々議論されていたのだが「帝王切開と言えばマクダフだよなぁ」とお気楽に検索をかける。すると

なるほど、当時の帝王切開は最終手段だったんだと知る。いや、今も医療的に最後の切り札であることには変わらないのだが、当時はぶちゃけ母親切り捨て子供だけでも助けるぞの最終手段。と言うことは、マクダフは母無し子というバックグラウンドがあるのか。

原典戯曲にはそのバックグラウンドに触れられているかもだが、私の知識ベースはメタルマクベスなので多少の脚色も入ってる。

最近、劇団稽古や演目、見に行くお芝居にシェイクスピア作品がベースのものが多いので、あらすじや有名ゼリフくらいはさらっておかないとと思っていたが、このように時代背景や風俗背景なども学んでおくと理解に深みが出ていいのかも知れない。


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