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10 今回の病気は「私自身の生き方が試されている」

ホメオパシーも西洋医学で使えた


今回の入院でほんとによかったことは、ホメオパシーも併用できたこと。
ホメオパシーって科学では否定されている。(否定を飛び越えて非難と言ってもいいかもしれない。)だけど、私は一年くらい前からホメオパシーを使っていた。

思えば一年くらい前からどこかだるく具合がわるかった。病院に行っても悪いところがない。更年期ってやつかしら?なんて思って、西洋医学にあまり信頼を置いていなかった私はホメオパシーを始めた

ホメオパスっていう先生と面談をして、私に合うレメディを選んでもらって飲む。レメディは砂糖玉みたいな小さな粒。
ホメオパシーを使っている場合は、症状を抑制するものは避けることになっていて、たとえば薬とか、カフェインとか、ミントなどはとらないようにする。熱や何かの症状は体の治癒力が働いているせいで起こるから、それを出し切って健康になるような考え方なのだ。レメディは、体に「今、わたし、病気になってますよ。」って注意喚起して、「お、こりゃいかん!」と全体のバイタルフォースを活性化するものらしい。飲んでいる間は、そのような禁忌があるので、ちょっと面倒なところもある。

バッチフラワーレメディ

一方、バッチフラワーレメディというものがある。元ホメオパシーのお医者さんが発明した、これまた別の体系のレメディのシステム。私は10年くらい前にバッチフラワーレメディを知ってプラクティショナーになった。(その経緯は私のサイトのプロフィールにある。)こちらは何に使うかと言うと

「入院なんてどうしよう!困った!怖い!パニック」とか、「針を刺すなんて震え上がるほど怖い!」、「隣の人の言動にイライラする!」とか、そのような気持ちのアンバランスが起きた時に、その気持ちに合わせて飲む液体のレメディ。病は気からという考え。

ホメオパシーとフラワーレメディ

ホメオパシーにとって、バッチフラワーも禁忌になるのかが疑問だったのだけれど、ホメオパス(ホメオパシーの先生)によれば、

バッチフラワーは「励まし」
ホメオパシーは「今問題が起きてるよ!というお知らせ」
二つは別の違った層に働きかけるから、一緒に使っても問題ないという。

それをきいて、なるほどと思った。
私は、いつも二者一択みたいな考え方をしていたなと気づいて、どちらもありっていいね!と思う。

ホメオパシーと西洋医学

でも、さすがに西洋医学の治療を受けるなら、ホメオパシーはあきらめねばならないのかなと思って、これもホメオパスに聞いてみた。
すると、ステロイド治療や抗がん剤治療を受けている人も、ホメオパシーを併用して予後がよい例がたくさんあるという話。
わーい!と、喜んだ。
西洋医学の治療に慣れていないし、それだけでも恐怖なのだから、自分の生命力を発揮するためには、強力なプラシーボ効果が助けになると思うのですね。

ほしいのはプラシーボ効果

だって、医者に「あなた治りません」と言われたら、、、そして病院の周りのすべてのデータがそれを示していたら、、、、治らない気持ちになっちゃうよね?

実際に治るか治らないかの問題ではなくて、私が嫌だったのは、外部の理由によって、私は治らないって決めつけてしまう気持ちになることだった。

自分の生命力を信じるために

ホメオパシーの効果がどれだけあるのかは正直わからないけれど、私自身が自分の生命力を信じる力をもらえそうだなと感じた。
で、それなら、この入院生活のサポートをしてもらおうと病状などを説明し、次のレメディを選んでもらった。

・日常飲むもの 嫌だ、怖い、だるい、重いなどを感じた時のレメディ
・朝飲むもの 腎臓・肝臓のサポートレメディ
・夜飲むもの 酸素吸収をよくするレメディ
・腎生検の後のむもの 針刺した/ケガしたときのレメディ各1
・ステロイド投薬した都度のむもの 毒が入ったよ!と知らせるレメディ
五つも選んでもらった。ちょっと気持ちアップ!

日常飲むものは、バッチフラワーレメディも合わせてペットボトルに数粒(数滴)入れて一日一本飲むことになった。
とっても楽しみになった。

今回の病気は「私自身の生き方が試されている」

次の問題は、主治医のほうがこれを許してくれるかな?ってこと。
夫にも相談して、なんとか説得してほしいと頼んだ。
夫はネットの記事をさがしたりして、でもホメオパシーの効果は科学的に証明されいないし云々。。。。

もし、先生がだめだといったら、こそこそ内緒で飲もうかな?それなら、いっそ相談しないで初めから何となくこっそり飲もうか。なんて考えたが、今回の病気は「私自身の生き方が試されている」と感じているので、主治医には正直に、私の気持ちのサポートをするためにホメオパシーを併用してもよいかたずねた。

そしたら、案外、先生はさらっとOKを出してくれた。
「なんですか?それ。え?砂糖粒?小さいんでしょ?いいですよ。気持ちは大事ですから。気持ちのサポートになるものなら何でも使ってください。」
と言ってくれてまたホッとして、その時はとても幸せだったな。
書いていて、ほんとに小さなことに不安を感じてるチキンなやつだなと思うけれども、感じるものは感じるんで!!!逆切れ

でも、すごくありがたかった。それならやってみよう!と前向きになれて、ほんとによかった。
西洋医学のお医者さんもスタッフも、協力的で、患者さんがしたいと思うことをできるだけかなえてくれるのだなと初めて思った。
すごく誤解していたようだなと。。。
あ、もう消灯。

写真は病室とは思えないマイロッカー。お見舞いの書籍などでいっぱい。タイトルの上の写真はメロンボールとゼリー。カロリー補給のためにおやつにめっちゃ甘いものが出てくる。苦行!

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