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【漫画家志望】プロからの添削で学んだこと【驚きの発見!?】


最近、ディスコードで知り合ったプロのアニメーターさんとの一対一の通話セッションで、模写の添削を受ける貴重な体験をしました。この経験は私にとって非常に意味深く、多くの学びがありました。今回は、その体験を通じて得られた知識と気づきを詳しくお話ししたいと思います。

ビフォー
アフター

模写の重要性と正確さ

模写は単なる模倣ではなく、元の作品と一寸違わず一致させることが本質です。しかし、私自身、模写を進める中で「自分の引き出し」—つまり、慣れや手癖—に頼ってしまうことが多々ありました。初めは自分の描き方に自信を持っていましたが、プロのアニメーターさんの指摘によって、その自信が盲目の自信であることに気づかされました。

「資料があるなら、それをしっかりと観察し、正確に描くことが重要」と教わりました。模写においては、元の作品の細部に至るまで観察し、忠実に再現することが成長への鍵だと実感しました。間違ったやり方で進めてしまうと、成長はおろか、技術の向上すら望めないことがわかりました。

成長しない人のパターン

「手癖で描いてしまうと、成長が止まりやすい」という指摘もありました。手癖で描くことの危険性に気づき、自分がいかに癖に依存していたかを思い知らされました。プロからのアドバイスを受けることで、自分の描き方に対する認識が大きく変わりました。正確に描く練習を続けることで、技術は確実に向上するということを心に刻みました。

腰の重要性

このセッションで特に強調されたのが「腰の描写」の重要性です。腰は前後のバランスや動きにおいて非常に重要な部分であり、ここがしっかり描けていないと全体のバランスが崩れてしまいます。これまで腰の部分をあまり意識していなかった私にとって、この指摘は目から鱗でした。腰の描写を改善することで、全体のバランスがぐっと良くなり、動きのある絵も描きやすくなりました。

ディティールとバランス

「ディティールだけを追求して描くと、全体のバランスが崩れる」という教えも非常に印象的でした。細部にこだわりすぎるあまり、全体のバランスを見失ってしまうことがあると学びました。イラスト全体の余白を意識しながら描くことで、バランスを保ちながらディティールを加えることができるというアドバイスを実践しています。この方法を取り入れることで、より完成度の高い作品を作り上げることができるようになりました。

グリッド線の活用

グリッド線(こうし)を使って描くことで、絵を分割しながら観察する力が向上しました。分割して描くことで、細部の観察が容易になり、全体のバランスを保ちやすくなることを実感しました。グリッド線を活用することで、描画の精度が格段に向上し、複雑な構図でも対応できるようになりました。

観察眼の重要性

「観察眼を養うことが重要」とのアドバイスも心に残りました。絵の中で違和感を感じた部分を見つけ出し、それを修正する力を高めることが必要です。観察力が向上することで、より正確な描写が可能になり、作品全体のクオリティが向上します。以前は気づかなかった歪みや違和感が見えるようになり、成長を実感しています。

基準線や補助線の活用

最初のうちは、たくさんの補助線や基準線を描き、比率や重力、腰の位置などを考えながら描くことが重要です。比率が合っているか、重力や腰の位置が適切かを常に考えながら進めることが大切です。添削を受けることで、自分では気づきにくいポイントを指摘してもらえることが成長に繋がることを学びました。

プロからの指導と今後の目標

ディスコードで知り合ったプロのアニメーターさんからの直接の指導は、本当に貴重な経験でした。彼はアニメーションだけでなく、小説、シナリオ、CG、ゲームなど多岐にわたる分野で活躍している超人的な存在で、その指導から多くを学びました。彼の指導を受けて、自分の技術がどんどん向上していることを実感しています。今後は、彼について行き、彼のフィードバックを取り入れた練習を続けることで、自分の技術をさらに向上させていきたいと考えています。

早速実践

この体験を通じて、模写の重要性や成長のために必要な要素について深く学ぶことができました。今後も引き続き、アドバイスを大切にしながら、自分の技術を磨いていきたいと思います。

添削していただいた方、本当にありがとうございました‼️🙇‍♂️

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