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ジョージアからイスタンブールへ移動してきた私。
1時間飛行機に乗っただけで、新しい街、新しい風景、新しい味。そしてなにより、ジョージアより猫が多い。ここが既にお気に入りな場所になっていることには違いない。
イスタンブールの海は、青く美しい色合いで、その広がりについつい足は止まり、波が穏やかに打ち寄せ、風が心地よく吹き抜ける。鳥が空を舞い、遠くの船がゆっくりと移動しているのをぼーっと眺める。見慣れない景色ばかりなので、平気で1日20㎞くらいは歩いている。気になるところを見つけては入り、あてもなく歩く時間ほど楽しいものはないなあと思う。

そんなことを思いながら歩いてると、ヨーロッパらしい小さな移動式のシミット屋さんを見つけた。シミットは手のひらよりも大きいのに1つ50円くらいで、せっかくなので買ってみることに。外側はカリッとした食感が特徴で、内側は柔らかく、ほんのり甘みがあった。機会があれば是非。

イスタンブールは本当に坂道だらけなので、どれだけ楽しいといっても疲れる。ので、お腹が空く。笑

別の日に食べようと思っていたサバサンドを我慢できない大親友と私は海辺のお店でサバサンドを味わった。パンがぱりフワで、サバの身はジューシーで鮮やかな色だった。海の塩気とサバの旨みが口の中に広がり、幸せな気持ちが溢れた。海辺でサバサンドを食べるということは、自然との共鳴の時間を過ごすことでもあるのだろう。外の席から船の上で調理している人たちが見えてありがたく思う。海の音が耳に心地よく響き、サバサンドの美味しさが一層引き立つ。海とサバサンドと目の前には大切な人と私、そのすべてが一体となって、この瞬間を楽しんだ。

この街は美味しい食べ物が無限にあるなあ。
さすが、世界3代料理。のんびりお昼前から外に出ても、8時なんて全然明るいからまだまだにぎやかで店も開いていて、色んな国の人たちと話せたり、入口でキスしてるカップルがいたり。なんだかいいなと思いました。素敵な日だったな。


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