いつが最高なのか
春の為に生きていると言っても過言では無い程の春好きだが、1番好きな瞬間は厳しい寒さの中にふと春のような暖かさを感じる時かもしれない。
厳しい寒さを乗り越えてやっともうすぐ春が訪れるんだという期待と喜び。
冬が来ると、日々春が待ち遠しい。
しかし、いざ春が来てしまうと終わりも見えてきてしまう。
初めの方は訪れた春の喜びに浸れるのだが、次第に終わってしまう不安の方が強くなってくる。
それならば、これから訪れる春を待ち侘びている時の方が幸せなのではないか?
金曜日が1番開放的で楽しい理論と一緒だ。
なんでも訪れる前日の方がワクワク感がある。
それならばいっそ「明日はいよいよ休みの前日だ!」と更に長くワクワクできる木曜日の夜の方が最高なのではないか?
その理論でいくと秋が最高という事になる。
この考えを突き詰めていくと、「それならばその前の夏の方が更にワクワク感が…」となり、究極は
「まわりまわって春が…」となる。
なんだ、結局は春本番が最高なんじゃん。
そんな事を考えている布団の中が至高なのは間違いない。
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