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【イベントレポ】又吉さん、「どうやって作っているんですか?」
クリエーターフェス2022年【又吉直樹さんに聞く「どうやって作ってるんですか?」】のイベントレポートです。
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1.テーマから絞って絞ってつくる
モノを作る時は数パターンあるが、【何について書こうか決めてから書く】場合と【お題をもらって書く】場合がある。
前者は自分でお題をつくり、後者は他人にお題をもらう。
テーマからだんだんと的を絞って物語にしていく。
恋愛>秋>マンション一人暮らし>ベランダで秋を感じる>下から秋刀魚を焼く煙が>苦情を言いに行く>…
2.没ネタも捨てきらない
「広がらない」と思ったネタも、回収し次に繋げたり、合体させて作品になる。
3.書きたいことはメモを
書きたいと思ったテーマをメモする。そのテーマについて情報収集することでメモに肉付けがされていくと、そのテーマで書きたくなるときが来る。(長期のお仕事はこの手法をとる)
4.今の状況ともう一人の自分を会話させる
今の自分の状況や起きた出来事を踏まえて、もう一人の自分と向い合せる。今ある材料で書く。(エピソードをつくりあげる)
例)noteセミナー後を想定
A「noteのセミナー聞きましたよ。」
B「ありがとうございます。」
A「面白かったですけど、クリエーターとしてのお話で拾えるとこはなかったですね。」
B「えっ。でも…」
Bは自分でAは観客を想定しているが、Aが思っていることは自分が思っていること。例のようにエピソードをつくっていく。
5.”恥ずかしい”という感情で書く
(又吉さんは)一番”恥ずかしい”が客観的に見えて書くための距離感がちょうど良い。
恥ずかしいことを笑ってほしい、恥ずかしかったことをすぐに表現したいと思う。
6.時には昔の自分に戻って
通り過ぎた失敗を書くときには、今の知識や感情は捨てて、昔の自分を思い出して書くと良い。筆者と主人公は別の人である。知識・経験は材料になる。
7.全部書くのは難しい
描写が浮かばない時は、実際に街に行ってその体験をする。ファンタジーの”悪役を倒す”など、自分では経験できないシーンにも”人が倒れている”など体験できる部分はある。全部を書くのは難しいので、書ける部分の描写を書く。
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例で簡単に物語をつくっていく又吉さんが凄いなと思いました。
急な例だと思うのに、全然想像しない物語になっていくし、「これだと面白くないから…」と即興で別の物語に分岐させていくところも驚きました。
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