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(igG4関連疾患と)ステロイド(プレドニン)と副作用について

こんにちは。
今回は(igG4関連疾患と)ステロイド(プレドニン)について書いてみたいと思います。同じ病気の方やステロイド治療をはじめる方の何かの参考になれば幸いです。


igG4関連疾患とは

igG4関連疾患とは簡単に言うと免疫抗体であるigG4が体内で増えすぎて、それが原因で体内の臓器が腫れて、場合によっては生命活動に影響が出る病気です。
igG4が増える原因は現在もわかっておらず、指定難病となっています。
病気の実体験等はまた別記事でご紹介できればと思っています。


igG4関連疾患になって

この病気になって約5年になりました。
治療法(症状を抑える)は、ステロイド治療が有効でプレドニゾロン(プレドニン)というステロイドを今も服薬しています。
病気自体はきちんと服薬をしていれば再燃する可能性は低く、今は日常生活にほぼ支障なく過ごすことができています。
気をつけなければいけないことは病気自体ではなく、ステロイドの副作用の方にあります。


ステロイドの副作用

プレドニンの服薬は40㎎からはじまり、約2ヶ月で5㎎になり、それから約5年間5㎎維持の状態でしたが、最近になり4㎎に減薬となりました。

プレドニンとセットでプレドニンの副作用を防ぐ(軽減する)薬も以下のものを服薬しています。
セットで服薬している薬
・ボナロン錠(骨粗鬆症対策の薬)
・ネキシウムカプセル(胃酸を抑える薬)
・バクタ錠(抗菌薬)

現在出ている副作用と副作用対策

・骨密度低下
僕の場合、一番の副作用は、骨密度が極端に低くなっていることです。
それによって骨折や身体が痛い等は起こっていませんが、1番心配なところです。
骨密度は年に1度、検査しています。
・眼
今のところ、眼に副作用は出ていないですが2ヶ月毎に眼科を受診しています。
副作用による白内障・緑内障の進行がないか、眼圧が上がってないかをチェックしてもらっています。
・歯
こちらも症状はないですが、副作用の免疫力低下により虫歯が出来やすくなっているので4ヶ月毎に歯科を受診しています。
・血液検査
2ヶ月に1度の血圧検査で、血糖値等の各種数値を見ています。

身体的な変化の副作用
・髪・爪の伸びる速度が早くなった。
・ニキビができやすくなった(顔の皮脂がかなり増えた)。


プレドニン服薬から約5年経過して

上記にも書いたのですが、幸いなことに現段階では自分に急を要するような副作用は出ていません。でも正直、将来には何かしらの副作用が出てくるだろうなとは思っています。

それが出るのを遅らせる・軽減するためには、毎日の規則正しい生活、ストレスをできるだけためないようにすること、偏らない食生活、適度な運動といった当たり前の継続が大事だと実生活を通して感じています。


おわりに

この病気になった頃は不安や心配、将来への絶望感がすごくありました。
そんなときに同じ病気の方のブログを知って、その方の体験記を読んで自分の不安を少し軽減することができたことを覚えています。
そのおかげで治療や病気になってしまったことに対して、少し前向きに慣れたと思います。
そんな個人的な想いもあって難病シリーズを定期的に書いていきたいと思っています。

これを読んでくださった誰かのために少しでも役に立ってくれたら幸いに思います。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。




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