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自分が自己愛性パーソナリティ障害かな?と思ったら

あくまでも個人的な考えです
小学生の時から生きづらく
親からの虐待・機能不全家族の中で育ち
鬱病発症から20年以上たった私の経験からくるものです
万人の人に当てはまるわけではありませんので
参考程度にしていただければと思います。

①自己啓発本をたくさん読むこと

結果的にはNOです
私はこれまで何十冊もの自己啓発本読んできましたが
読んだ後納得したような気になりますが
不安が消えることはありません
根本を理解できていないので腹に落ちません
この「不安」が消えてなくなるという概念こそ
間違いなのですが20代から30代はあらゆる本を読み漁りました
そこに答えがあると思って
読んで自己内省するという意味では無駄ではありませんが
自分だけの世界では限界があります

②カウンセリングに通うこと

これは環境や経済的に大丈夫であればお勧めします
私は現在2カ所目のカウンセリングに月1で4年通っています
1カ所目はとても親切でしたが
話しても話しても
何故自分が生きづらいのかが理解できず
カウンセリングの後 益々混乱するということが起き
コロナで一時休業したのをきっかけに
ネットで別なところを探しました
自由診療なので環境や経済的な面も大きく
カウンセラーさんとの相性もありますが
合うカウンセラーさんに出会えると少しずつ
自分の形が客観的に見えてきます
見えてくるまでに2年はかかりましたが
自分の形・思考パターンを掴めると
進みが早くなります

③友人に相談

私の場合はNOでした
そんなに友人が多かったわけでもないのに
最初は自分の生きづらさが理解できず
自分の不安や恐怖を解消するために
友人に頼ってしまったところがありました
結果 適度な距離感を保てず 関係が破綻しました
皆自分の事で精一杯なのにのしかかられたらたまったもんじゃありません
それに気づいたのは自己愛性パーソナリティ障害と気づいてからで
とても周りに迷惑をかけてしまったと自覚しました
もちろん友人関係は0になりました
これは自分の問題であって
自分以外 誰にも解決することができないと自覚することが第一歩です
今は適度な距離感を保ちながら 話したり食事に行ったり
人と交流することができるようになりました

④毎秒・毎分 自分の気持ちを感じて可視化する

カウンセリングに通ってぐちゃぐちゃにこんがらがった
私の気持ちや思考を少しずつほぐしていきながら
一番効果があったのはこれでした


私は昔から常に何かを聞いています
家事や作業をするときはもちろんラジオやYouTubeや音楽を聴き
お風呂でもトイレでも
いつもイヤホンがささっている状態です
それは自分が悪いことばかり思考することを
聞かないようにするためでした

自分の気持ちと向き合うのが最大の恐怖で
逃げていたのです
なので認知の歪みが加速し
人間関係のトラブルも多かったのです
自分の気持ちを置き去りにしたり
考えてあげなかったり
自分を必要以上に責めたり
相手を必要以上に責めたり
そういうことは全て不安と恐怖からきていました

なので先ずはその認知の歪みを少しずつ修正したいと思い
毎秒・毎分 自分がどう思ったのか
自分から見たらこう見えるけど
違う見方もできるのではないか と自問自答しています
そしてそれを手帳に書き出したり
こうやってnoteに書いたりしています
認知行動療法のワークブックもおすすめです
とても地味な作業ですが
でもこれが一番効きました
進歩が掴みづらく自分では成長を感じるのは難しいですが
根気強く毎日続け
それを1ヶ月に1度 カウンセラーさんに話して
出来事に対しての対処の仕方などを聞いてもらって
また修正していくという感じです

最初の2年目はあまり理解できず
ただ話を聞いてもらいにいっているだけでした
3年目から自分の自己愛に気づいてからは
もがきながら少しずつ自分の気持ちと向き合う訓練をしています

それでもまだまだ生きづらく 
投げ出してしまいそうになることもありますが
人間関係はとても良くなったと思います

本当に少しずつの積み重ねすぎて
地味で 焦るし 自分が嫌いになるし 時々消えてしまいたくなるし
なにもキラキラしていませんが
これが私の生きづらさを少しずつ改善してくれている
最高のやり方です
死ぬまでに少しでも自分を大事に周りを大事にできる
人生で終われたらなと思っています

因みに自己愛性パーソナリティ障害の人間は
ナルシストなので自分の障害に気づくことがなく
改善しようともしないし自助グループに入ることすら
考えない傍若無人な人間たちです、というような
ネット記事を見つけるたびに おまえらに何がわかるんじゃと
ムカつきます笑

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