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「高ストレス教員最多」のヤバすぎる事実

7月13日にニュースで報じられたストレスチェックの調査結果。
「過去最多11%」の見出しが踊るが、実際はそれどころじゃない!
チェックを受けてきた元教師がそのヤバさを語ります。


新聞やテレビで「高ストレス教員最多」のニュースが報道されました。

このストレスチェック、筆者も昨年まで毎年受けてきましたが、

高ストレス判定11.7%はヤバすぎる!


なにがヤバいのかを説明するために、
まずは筆者のチェック結果から紹介します。

このストレスチェックは、
結構な量の質問にオンラインで答え、
その回答をもとに判定が出るというものです。

質問の細かい内容は覚えていませんが、

・夜眠れないことがよくある
・突然動悸が激しくなることがある
・食事の時間が不規則だ
・朝学校に行きたくない時がある
・突然涙が出てくることがある
・便秘、もしくは下痢を繰り返している
・急に気分が落ち込むことがある

といったような質問が30〜50はあったような気がします。

で、
筆者が最後に受けたのが、
まさに記事にある2023年だったわけですが、
退職を考えたくらいなので、
自覚していたストレスは教員時代のMAXでした。

質問に答えるときも、
過去一で高ストレスを感じさせる選択肢を選びました。

なんなら少し盛ったくらい大げさにアピールしてみました。

・夜眠れないことがよくある → よくある
・突然動悸が激しくなることがある → よくある
・食事の時間が不規則だ → よくある
・朝学校に行きたくない時がある → よくある
・突然涙が出てくることがある → たまにある
・便秘、もしくは下痢を繰り返している → よくある
・急に気分が落ち込むことがある → よくある

こんな感じです。


このように回答した結果下った判定は・・・



「正常の範囲内です」



「ややストレスを感じてはいますが、あなたの状態は正常の範囲内です」



ウソやんっ!?



えっ、マジで!?

この回答で正常の範囲内なん?

教職員のストレスチェックって、



基準値どれだけ高く設定されてるんっ!?



おわかりですか?

筆者程度の回答では、


そもそも「高ストレス」に該当しないんですよ!


「高ストレス」判定が出た11.7%の教員って、


すでに現場で働けるような状態じゃないですよ!


すぐに治療が必要なレベルです!


「通常」判定の筆者だって、
メンタルクリニック行ったら、
鬱病一歩手前の「適応障害」って診断出たんだから。
あと3ポイントで鬱病判定出るところまでいってたんですよ?


このストレスチェック、
判定基準おかしくないですか?


まあ、筆者の場合、
生徒との関係はよかったですし、
保護者ともうまくやっていましたので、
その辺に関する質問にはプラスの回答が多かったと思うので、
相殺されたのかもしれません。


いずれにしても、
現職で働かれている先生方のストレスは、
計り知れないものとなっています。


現場で踏ん張っている先生

こんな状況でも教師を志している若者たち!


そうした方々に少しでも役立てたらと、

「教育現場を乗り切るコツ」を、

明日からシリーズで配信していきたいと思います。

筆者が参加させていただいている「共育LIBRARY」で、
りょーやんさんから今週の宿題

「でも」を「だから」に変えてみよう!

も出されていることですし、
筆者もネガティブな発信からポジティブな発信に切り替えていきたいと思います。


教員だけでなく、一般社会や家庭での子育てにも役立つ内容もあるので、
ぜひお読みください😊

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