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アトピーを なめている医者

私は、ここ最近で一番、腹が立つことが今日あった。これは、許してはいけない。久しぶりに声を出して怒った気がした。


頭の中が、カーっと熱くなり、同時に体が痒くなった。最大のストレスを身体全体で感じている瞬間だった。


きっと、この話を言うと、気を悪くする人が多いと思う。こういう悪い事を拡散するのも良くないとは思う。ただし、患者側も声を上げないと、変わらない現状もあるので、見たい人だけ見て欲しい。

この治療に望みをかける患者に対しての医者の態度

私のアトピーのTwitter仲間で、いつも沢山やり取りをする方がいる。その仲間が、今日、内科にかかった際に医師から言われた一言がこれだ。


よく行く内科に睡眠薬もらいに行ったけど、先生にアトピーで入院しようと思ってると言ったら笑われた。
岐阜ならそこに行くだけでも良くなりそうじゃんって感じで言ってて
専門外だとアトピーは環境変えれば簡単に治るとか、その程度の認識しかないんだなと思った。

私も、よく行く皮膚科があって、それとは別に、かかりつけ医として近所の内科がある。そういう直ぐに診てもらえる先生はありがたい。Twitter仲間の彼もきっと、その関わりがあるから、余計に落胆したと思う。


悪気はない、そう思いたい。でも、ちょっと許せない。初めて訪れた患者ではないなら、こっちがアトピーだとは解っていると思う。彼はアトピーの症状が酷くて眠れない時がるから、眠剤を処方して貰っているのです。


状況も解ってるのに、あまりに酷い言い方ではないか。私はこの医者は、4つの部分でとても大きな間違いをしていると思う。とても失礼な医者だ。


最初にも書いたが、悪い事を炙りたてて「炎上」させたいわけではない。会話の流れの中であった一部を掴み上げて、叩く事が良い事ではないのは知っている。


ただし、医師の口から出た言葉は、場合によっては人の命を左右させるものだと思っている。「あなたの病気は、治りません」と言われた患者は、どうなるのだろう。たぶんこの医者は、アトピーは死なない病気だと思っているのでしょう。


そんな事はない。アトピーは精神的に追い込んで、人を殺す事もある。医者はその発言が人の生死に影響を与える事を認識していなければならない。


以降は、私が勝手に思う事です。この先生が目の前にいても私はこれを本人に言います。そして真意を聞きたい。失言だったら謝って、これから正してくれればいい。


人間誰でも間違いはある。私が怒っている理由は以下です。皆さんはどう思いますか?

①わざわざ来院した患者に失礼

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病院なんて、好きで行っている人なんていない。だけど、助けて欲しくて行った患者に専門外であろうと、その態度と発言は何だ!


医者は医者になるまでに、何を学んでいるのであろうか。患者の痛みをわかる勉強はしないのか。


内科なら、皮膚科の分野も少しは解るはず。脳外科の先生が、整形外科の診断をするよりも、まともな判断は出来るはずだ。


なぜ、苦しんでいる本人を前に笑ったのか。その治療にかけようとしている本人を前にだ。医者は医師免許というゴールドパスをもっている。人生では勝ち組だ。でも、そのパスを持つ者すべてが、人格者ではない事が、ここからわかる。


100歩譲って、患者の前で口に出して言うな!ホント最低だ。

②アトピーの治療をしている全員に対して失礼

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私達アトピー患者は、朝起きてから、夜寝るまで。いや、寝ている時でも掻いていて、ひと時も解放されていない。


自分なりのやり方を見つける為に、どれだけ時間とお金をかけて、やりたい事を我慢して、辛い思いを耐えてきたかわからない。


医者というのは、医者自体がアトピーではなくても、そういう患者の気持ちを一番解ってくれる立場の人ではないのか。


国に認められた、頼れる知識と判断と技術で、私達を救ってくれる、スーパーマンではないのか。


患者の一人が、希望をもって取り組もうとしているその姿を、この医者は笑ったのです。アトピーの患者全員に対して失礼だ。私達が日々どんな思いで生活しているのかを、この医者は全く解っていない。

③岐阜の人に失礼

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岐阜は良い所だ。実は私の故郷だ。だから怒っているという訳ではない。たぶんこの医者は「地方」という事を言いたかったのだと思う。そして、地方は空気が良いからという意味で言っているのだと思う。


しかし、私は岐阜で生まれ、岐阜で育った。その私がアトピーで一番苦しんだのは、岐阜にいた時だ。地方に行けば治る?それは何のエビデンスなのでしょうか。既に地方にいてアトピーになっている私は何なのでしょうか。


地方にいるけどアトピーになった人は、じゃぁ何処に行けば治るのか。呆れてものが言えない。(めっちゃ言ってるけど)

④まじめにアトピー患者に寄り添ってくれる先生や医療関係者に失礼

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もしこの話を、医師や医療関係者が聞いていたら、どう思うか聞きたい。私は30代の頃に有料老人ホームで働いていた。入居者の定期受診や緊急対応などで、支える側からの立場も少しだけ経験をした。


その時の先生や看護師ほど、頼もしい存在はなかった。入居者さんの日々のお世話はさせてもらっていても、ご本人が苦しんでいる時は、私達介護士は何もできない時が山ほどあったからだ。


分野が違うが、アトピーの事を診てくれる先生でも、本当に良い先生がいる。私のいつも行く皮膚科の先生も看護師さんも、とてもやさしい。他の病気で違う科にかかったとしても、同じ医療関係者なのは変わらない。私たちのとっては先生は先生だ。優しくしてほしい。


ただし、今回のような医者がいる事で、「やっぱりそんなもんか」「どうせ私達の苦しみなんて、わからないんだ」という事が出てくる。頑張って患者に寄り添った治療をしている先生方の努力が、あっと言う間に崩れてしまう。


今日のそれは、寄り添う努力をしてくれている先生や、医療関係者の人にとってとても失礼な行為だ。

医者=人格者ではない

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弱い立場にいると、頼っている人に対して、お願いをするようになる。それがたまたま、アトピーの治療なので医者に頼っている。だから偉そうな態度や、見下した態度を医者がして良い訳がない。


車に乗っていて故障したら、運んでもらって整備工場で治してもらう。お腹が空いて寄ったレストラン、空腹を満たすために注文し作ってもらう。


そこには、上も下もなくて、医療でも日常でも一緒だと思う。自分が出来ない事をしてもらったら有難いし、施す側も相手を思いやる心が無いと、自然と態度に出てしまう。


今回の医者はきっと、日常の中でもどこかに怠慢な所が出ているのではないか。医者が本業だと思うが、それであれば尚更、もっとプロの意識を持つべきだろう。


この世の中で、最も弱い立場なのは、子供と病人だ。そこを支えてくれる医者は、人格者であってほしい。

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