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経営者必読!【iDeCo】導入編。

老後の2,000万円問題が一時期大きく話題になりました。
経営者の皆様は、ひょっとすると、
「老後なんてない。生涯現役で稼ぎ続けるよ」
という方もいるかもしれませんね。

ですが、会社を支えてくれている従業員はそうはいきません。
毎月納めている厚生年金(社会保険)だけでは、足りないと言われ、
誰にも相談できない不安を抱えている従業員も多くいることが想像できます。

日本では、2017年よりiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)の加入を後押しすることで、老後資金の充実を促進しています。

iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)について知ることは、
経営者の皆様の資産形成だけでなく、働く従業員の皆様の資産形成に役立ちます。

それでは、始めます!


私のiDeCoに対する考え方

銀行員時代に加入したiDeCoですが、
加入時点ではイマイチよくわかっていなかったように思います。
引落口座に残高を用意していなくて、引落しされないことも度々でした。。

ですが、今はこのiDeCoかなり気に入っています!

導入部分でも書きましたが、
「老後の2,000万円問題」大きく話題になりましたね。

私は大体30歳からiDeCoを始めていて、
社会保険に加入しているので、毎月の上限額は23,000円。
こちらを上限いっぱい掛けています。

現行法律ですと、65歳まで掛けられるようですので、
35年間×23,000円×12か月=9,660,000円
なんと、元金だけで既に1,000万円近い老後資金の準備ができるのです。

しかも、所得控除が受けられるので、
一概には言えませんが10%~20%、あるいはもっと税金が還ってきます。
つまり、9,660,000円支払っているのですが、
その内、100万円から200万円は税金が減ることで、還って来てるのです!
これは、既にとんでもない利回りですね。

更に、こんな嬉しい情報も。

下記の日経新聞記事より引用。

2023年までの30年間、世界株に投資した場合、
投資した資金が3.6倍になったそうです。

私は9,660,000円の元金でしたので、
34,776,000円になります。

おお!老後2,000万円問題どころか、
1,500万円もお釣りがきた!!


過去データのように3.6倍など
上手くいくことばかりではないと思いますが、
上図の水色の線を辿ってもらうと、
30年継続して投資した場合に、
それが元本を下回る事例はないようです。

これからも経済動向に注意しながら、
上限いっぱいにiDeCoを続けていきたいと思います!


まとめ

iDeCoに興味を持っていただけましたでしょうか?
ひとつの記事ではとても書ききれませんので、
今回は導入編とさせていただきました。


今後は、以下のようなことを書いていきたいと思います!

・iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)とは
 自分で用意する退職金、年金
 定期預金で掛けるもよし。
 投資信託で掛けるもよし。
・iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)のメリット
 掛金全額所得控除
 利益は非課税
 退職所得、公的年金所得
 ※借金を理由に差押できない!滞納税金だと差し押さえられる。
・iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)のデメリット
 手数料がかかる
 投資信託は元本割れのリスクがある
 60歳まで引き出すことができない
・経営者がiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)に強くなるべき理由
 所得が高いほど、所得控除の効果が大きい。
 差押されない。
 投資することで経済動向に強くなる。
 会社が手続きしないと、従業員は加入できない
・2023年イデコ加入者300万人突破(就労人口6,000万人の5%)。
 こんなに良い制度なのに加入者少なすぎる
 中小企業従業員4,000万人に浸透していないから?

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