#8 休職後、久しぶりに職場へ!

先日、休職してから初めて職場まで行ってきました!

最近は電車に乗れるようになってきていたとはいえ、近隣(行っても4駅先程度)までしか行けていなかったのが実情…。

そろそろ足を延ばしてみてもいいのかも、なんて思っていたところに飛び込んできたのが「春季健康診断」のお知らせ。

私の会社では病院関係者の方たちが職場まで来てくれるので、職場で健康診断を受けられるのです。

健康診断は受けておかねば!と思い、職場まで行く決意をしました。


前日の夜

職場に行くことが決まってからはそわそわと気持ちが落ち着かず、何かをして気を紛らわせないと過ごすことができませんでした。

いつも以上に念入りに掃除機をかけてみたり、興味のなかったジャンルのテレビ番組を見てみたり。

それでも頭に浮かぶのは明日の健康診断のことばかり。

健康診断は11:30の予約なので10:30に家を出れば充分間に合うはず。

行きなれた道なのに前日の夜にシミュレーションをして、それでもたどり着けるか不安でした。

当日の朝

迎えた当日の朝、緊張のせいなのか、いつもより早い5時半に目を覚ましました。

家を出るまでの5時間をどう過ごすか。

健康診断で採血があるから朝食は食べられない。(緊張で食べられる気配はありませんでしたが笑)

冷蔵庫の整理やトイレ掃除などで体力をなくすことは避けたい。

日課の散歩も体力温存のために控えることに。

そうするといよいよすることがありません。

ただでさえ長い1分1秒がより長く感じました。

テレビを見るも内容が入ってこない。

漫画を読んでもすぐに飽きてしまう。

そこでまたテレビを見てみるが、内容に集中できない。

気持ちが急いて早く時間が過ぎないかという事ばかり考えていました。

乗るぞ、電車

そうこうしながら時間が過ぎ、10:30になりました。

やっと出発できる!という嬉しさと職場にたどり着けるのかという不安感に苛まれながら、家を出ました。

2回の乗り換えをするのですが、1本目の電車は最近のお出かけ範囲だったのでわりと落ち着いて乗れました。

問題は2本目と3本目です。

2本目に乗る路線は1駅1駅の間隔が長いためしんどくなっても降りられない恐怖感のある路線で、3本目の路線は休職後一度も乗っていない未知の路線なのです。

意を決して2本目の路線に乗り込むと心臓がバクバクしてきました。

飲みこみたいわけでもないのに勝手に唾を飲みこみ、少しの吐き気までおそってくる始末。

運よく席が空いていて座ることができたものの不安感は増していくばかり。

頓服を飲もうかと何度も思いましたが、本当に無理だと思うまで飲まないという信念のもと飲まずに過ごしました。

和らいだ不安感

不安感に耐えながら電車に揺られているうちに、ゆったりした車内の雰囲気を感じられるようになり、不安感が段々和らぐのを感じました。

いい天気だったので窓の外の景色を見て気を紛らわせられたのがよかったなと思います。

3本目の電車に乗るころには動悸と少しの吐き気はだいぶ楽になっていました。

着いた職場で

ついた職場でも激しい動悸が。

しかし、久々の職場に緊張しているだけなのだろうと気楽に考えることができました。

半年以上休んでいるのに頭と体は職場への行き方をしっかり覚えています。

押しなれた階のボタンを押して、曲がりなれた道を曲がると、そこには懐かしの職場と懐かしのメンツが。

久しぶりに職場に来れたと実感した瞬間でした。

緊張しながらも職場の人たちに挨拶をすると私を見つけて、変わらない笑顔で迎えて下さって嬉しかったです。

職場の人たちに感謝です。

健康診断

職場の人たちと話していると健康診断の時間になったので健康診断に向かいました。

健康診断では人がいっぱいいて、広場恐怖症の私には少し緊張感が。

無事に受けきることができるか、採血で倒れないかが心配でした。

人数がいるわりにはサクサクと列が進んでくれたので、立ち眩みや倒れることなく無事に健康診断を受けることができました。

問診では自律神経を整えるためのアドバイスももらえてよかったです。

遠出が怖かったらしい

結論、健康診断に緊張したというよりは長時間かつ遠出の"職場に行く"ことが怖かったらしいです。

今回の遠出は時間にしたら3時間程度でしたが、私の中では自信のつく大きな一歩になりました。

休職してから何も変わらないと思っていたけれど、確実に改善している部分があると知れて嬉しかったです。

怖いことに立ち向かった結果、いい経験になったと心から思います。

今後も体調を見ながら何度か遠出にトライしてみます。

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