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▶︎ Kyoto University / Economics ▶︎ Consultant ▶︎ 1995/4/17

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現代の感性で読む近代文学: 『魚服記』(後編)

 「夏目漱石」「太宰治」「芥川龍之介」……   名前はよく知る、あの文豪たち。でも教科書以外で読んだことはない。  しかし、「名作」と言われるからには、それだけの理由があるはず。  そこで、令和を生きる27歳の私が、近代文学の名作を読んで感じたところを記しました。  今回は、前回に引き続き太宰治『魚服記』です。 前編はこちら↓ ネタバレ解説ググって見つけた記事によると、こうだそうです。 ここはまさかの、父親からスワへの近親相姦の暗喩だそうです。まあ言われてみればそん

    • 現代の感性で読む近代文学: 『魚服記』(前編)

       「夏目漱石」「太宰治」「芥川龍之介」……   名前はよく知る、あの文豪たち。でも教科書以外で読んだことはない。  しかし、「名作」と言われるからには、それだけの理由があるはず。  そこで、令和を生きる27歳の私が、近代文学の名作を読んで感じたところを記しました。  今回は、太宰治『魚服記』です。 20代のときの太宰治魚服記を書いたときはこんな感じです。 自分よりも3つも歳下の24歳の段階で、既に東大入って芸妓と遊んで2回も自殺未遂してるんだから、すごいもんです。経験

      • 現代の感性で読む近代文学: 『たけくらべ』(後編)

         「夏目漱石」「太宰治」「芥川龍之介」……  名前はよく知る、あの文豪たち。でも教科書以外で読んだことはない。  しかし、「名作」と言われるからには、それだけの理由があるはず。  そこで、令和を生きる25歳の私が、近代文学の名作を読んで感じたところを記しました。  前編に引き続き、樋口一葉『たけくらべ』について見ていきます。 ■前編はこちら↓ 現代の感性で読む近代文学: 『たけくらべ』(前編) 5.『たけくらべ』を読んで 以下では『たけくらべ』を読んだ感想について、下

        • 現代の感性で読む近代文学: 『たけくらべ』(前編)

           「夏目漱石」「太宰治」「芥川龍之介」……  名前はよく知る、あの文豪たち。でも教科書以外で読んだことはない。  しかし、「名作」と言われるからには、それだけの理由があるはず。  そこで、令和を生きる25歳の私が、近代文学の名作を読んで感じたところを記しました。  今回は、樋口一葉『たけくらべ』です。 1.20代のときの樋口一葉  前回記事『にごりえ』でまとめています!詳しくはこちらで。 2.あらすじ 以下にあらすじを記します。ネタバレは含みません。  「吉原遊廓」

        現代の感性で読む近代文学: 『魚服記』(後編)

        • 現代の感性で読む近代文学: 『魚服記』(前編)

        • 現代の感性で読む近代文学: 『たけくらべ』(後編)

        • 現代の感性で読む近代文学: 『たけくらべ』(前編)

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          現代の感性で読む近代文学: 『にごりえ』(後編)

           「夏目漱石」「太宰治」「芥川龍之介」……   名前はよく知る、あの文豪たち。でも教科書以外で読んだことはない。  しかし、「名作」と言われるからには、それだけの理由があるはず。  そこで、令和を生きる25歳の私が、近代文学の名作を読んで感じたところを記しました。  前編に引き続き、樋口一葉『にごりえ』について見ていきます。 ■前編はこちら↓ 現代の感性で読む近代文学: 『にごりえ』(前編) 5.『にごりえ』を読んで 以下では『にごりえ』を読んだ感想について、

          現代の感性で読む近代文学: 『にごりえ』(後編)

          現代の感性で読む近代文学: 『にごりえ』(前編)

           「夏目漱石」「太宰治」「芥川龍之介」……  名前はよく知る、あの文豪たち。でも教科書以外で読んだことはない。  しかし、「名作」と言われるからには、それだけの理由があるはず。  そこで、令和を生きる25歳の私が、近代文学の名作を読んで感じたところを記しました。  今回は、樋口一葉『にごりえ』です。 1.20代のときの樋口一葉 一葉は私と同年代のとき、どんな人生を送っていたのでしょうか。『にごりえ』を書いたのはいつ頃なのでしょうか。調べてみました。 ■ 生い立ち

          現代の感性で読む近代文学: 『にごりえ』(前編)