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両親の片付け

先日、「介護環境整理アドバイザー」
を受講しました。

先生は 、おもに高齢者を対象に
されている
整理収納アドバイザーさんでした。

わが家には、
父は83歳、母は75歳。
認知症。
二人とも、なかなか物が捨てられません。

もったいないが先立つようです。

ご高齢の方は、
そうした方が多いとも。

ヘルパーさんが家に入ろうにも
物があふれて、大変だったとか。

一人暮らしの方の部屋をのぞいてみると、
賞味期限切れの食料品が溢れていた
なんて話も聞いたことがあります。

私は同居していますが
きっと、同じようなものだなと。

問題行動があるたびに
物を片付けざるおえなかったので
今では、
ずいぶんとスッキリしました。

そこで学んだのは
使うものだけを
身の回りに置いておいたほうが
過ごしやすいということ。

その方が
両親にもわかりやすいので。
自分でもやらいやすくなったこと。

ちょっと置き場がちがっても
物が少なくなっているので。
すぐに修正できるので。

介護する私にとっても
気分よくいられるわけです

そんな経験から
介護は環境が大事だと
思っていました。

セミナーを受講してみると

片付けしたことが
私の勝手ではなかったのか
両親の意向をきちんと確認していたのか
話を聞いていたのか
寄り添うことができていたのか

そんな疑問がわきました。

そして
物はたくさんあるかもしれないけど。
モノの一つ一つに
人の思いが詰まっているから
その思いを汲み取ることが大事

そんなことにも気づかされました。

認知症の人に対して、
思い通りにいかず。
イラっとくることもあるかもしれない

でも
「感情は伝わるから。
笑顔だけは、忘れずに行きましょう」
先生の言葉が残りました。

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