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ラクスさんの「UI・UXのトレンドLT会」に登壇しました

こんにちは、スペースマーケットデザイン部の新井です。本日は、2/9に参加したこちらのイベントレポートを書きたいと思います。

発表スライドはこちらです。

実は今回LT初登壇でした。これまでも出てみたい気持ちはあったのですが、なかなか勇気が出ず...。先月先輩から共有してもらったこのイベントに思い切って参加してみることにしました。何事も挑戦ですね。

イベントのページに

ゆるく、オープンなイベントですので、興味をもった方はどなたでもご参加下さい!

と優しい言葉が書かれていたので参加の決心がつきました。発表時間が5分と短めだったのもありがたかったです。ラクスさん、素敵な機会をありがとうございました!

トレンドとの向き合い方

今回テーマが「UI・UXのトレンド」だったこともあり、2021年版・決まりたてほやほやの弊デザイン部スタンスを絡めてこんな図を作りました。

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土台となる基礎知識がしっかり蓄積されていないと応用には対応できません。また一時のトレンドだけに振り回されていては、いわゆる筋の通らないデザインになってしまいます。

反面、トレンドを取り入れることでより良いデザインが生まれる場合も多くあります。流行るものには流行るだけの根拠や魅力がありますし、その時勢の人々の好みが反映されているからです。特にこの業界は日々凄まじいスピードで新しいものが発信されていくので、キャッチアップするための広い視野も必要ですよね。

このように変化を受け入れる柔軟な姿勢と、新しい要素を取捨選択する判断の軸となる「核=体系的知識」の良いバランスが叶うと、より地に足のついた・かつユーザーに好まれる良いデザインができるのではないかなと思います。

「みんなで考えるUX」のメリット

ここ数年でトレンドからもはや主流となりつつある「チームデザイン」に関連して、別部署と共同でUXを考えることのメリットについてお話しました。

端的に言うとメリットは「お互いの強みを結集できるので相乗効果が生まれること」です。

全部デザイナーで!という気概を持って完遂することにもまた違った尊さがあると思うのですが、個人的には頼れるところはプロに頼もう〜私も得意分野でお返しするよ〜スタンスで日々仕事をしています。

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技術面では日々エンジニアに助けてもらっていますし、ユーザーやメディアとの関わりは断然別部署メンバーの方が多いので教えてもらうことがたくさんあります。

発表では具体例として、昨年行ったユーザーインタビューの取り組みを紹介しました。

この記事でも少し触れていますが、マーケティング部のメンバーに相談していて特にありがたかったのは「これまでの実績だとAの傾向がほとんどだったけど、Bという意見の人もいるんだね」といったデータに基づいた俯瞰的な意見をもらえたことでした。

数字はデザイナーもできるだけ注視しているつもりですが、生身のユーザーを目の前にするとつい「この人の意見がユーザーの総意」という考えに陥りそうになります。ユーザーインタビューに慣れていなかったことも大きな原因かもしれません。

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またこの例に限らず、少し離れた立場(業務的にのニュアンスです)のメンバーから情報をもらったり話し合うことで上記のような効果が得られると思います。

特にデザイナー・エンジニア間でプロダクトを作っていく過程で成長した「ユーザーもこう思っているはず」認識が思いこみでないかどうか判断する材料が得られることは大きなメリットの一つです。

デザイナーが発揮できるバリュー

では私たちが何を提供できるかというと、課題の深掘りと本質的な改善の提案だと思います。

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よく言われる例ではありますが「導線が分かりづらいとよくユーザーから言われるので、ここにボタンを足したい」と意見をもらった時、それをそのまま実装するのではなく「なぜ導線が分かりづらいのか」「表現はボタンが適切なのか」などよく考えて改善にあたる、いわゆるデザイナーとしての基本的なスタンスを真摯に守り努めるといった感じです。

また、集まった情報やデータを分かりやすい形にして見せることができるということも大きな貢献になると思っています。

今後も協力しあってより良いものを作っていけたら嬉しいです。あと、毎回思いますが単純に誰かと一緒に考えられるのは楽しいですね。

感想

一部紹介にはなりますが、発表内容はこんな感じでした。

初LT、とっても緊張しました。Figmaでスライドを作ったのですが最初共有がなぜか上手くいかず手間取ってしまい、ご迷惑をおかけしました...。これも経験と思い、今後の糧にしていきたいです。

拙い発表にも関わらず見てくださった方に声をかけてもらえたり、デザイン部のメンバーが見に来てくれたり、友達に「LTしただけで200点」と褒めてもらえたりして嬉しかったです。

自分の経験としても貴重でしたが、何より登壇者の皆さんの発表が素晴らしく勉強になりました。ユーザーインタビューや話題のニューモフィズム、UXライティングなど。私もより積極的な情報収集に努めようと思いました。広い視野!

資料は一部イベントページにアップされているので、ぜひご覧ください。

とても優しい雰囲気で楽しいイベントでした。皆さんありがとうございました!

最後に、LT中「Twitter のアカウント名が強烈」という嬉しいコメントをいただけたことから 私の出身地・埼玉県にある素敵なレンタルスペースをご紹介します。

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました!


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