【シンガポール旅行】公共交通機関はVisaタッチが便利
人生で初めてシンガポールに行きました。
公共交通機関のVisaタッチ乗車がとても便利だった、という話をします。
【 2023年4月時点 】
詳しい各交通機関の使い方は、ガイドブックや旅行サイトでご自身で調べてください。
ただ、私の買ったガイドブックにはVisaタッチについては載っていませんでした。
そもそも、観光客にどのような交通手段があるか
都市部やベタな観光地であれば、ざっくり以下の3種類になります。
タクシー
地下鉄(MRT)
バス
そのうち、MRTとバス=公共交通機関に統一してすすめます。
公共交通機関にどのような支払方法があるか
観光客の選択肢になるのは、以下の4種類です。
現金(都度、券売機で切符を買う)
EZ-Linkカード(プリペイドカードを事前購入してチャージする、SuicaやPASMOのようなもの)
ツーリスト・パス(定額の乗り放題カード)
コンタクトレス決済(Visa/Masterクレカのタッチ、対象クレカを登録したApple PayやGoogle PayでもOK)
都度、現金で切符を買うのはどう考えても面倒です。
プリペイドカードもタッチで乗れるので準備してしまえば楽ですが、チャージ額をぴたりと使いきるのは難しく、残高=余分な交通費となってしまう可能性があります。
また、カード発行代にS$5かかります。Suica預り金(デポジット)のような扱いではないので、返金の仕組みはありません。
ツーリスト・パスは、元をとるにはある程度の距離、回数の移動が必要で、私は都度支払いの方が安くあがりました。
シンガポールの公共交通機関の料金は比較的安価なので、使用予定区間の料金をすこし調べてみるとよいかもしれません。
公共交通機関の運営会社、Land Transport Authority(LTA)の公式ウェブサイトで検索できます。
そして本題のVisaタッチ含むコンタクトレス決済は、前述のLTAが導入している「SimplyGo」というサービスになります。
ただ乗るだけであれば、手持ちのタッチ対応のクレカ(か、Apple PayやGoogle Pay)をSuicaのように改札でタッチするだけです。
後日、タッチした(か、各payに紐づけた)クレカに料金の請求が行われます。
留意事項として、使用するクレカがシンガポール国外で発行されたものである場合、料金+手数料がかかります。
といっても少額なので、短期滞在であればプリペイドカードの発行代よりトータルで安くなる可能性が高いです。
Visaタッチ+乗車履歴アプリの使い勝手
私はEPOSカードを使用しましたが、全く問題なかったです。
また、乗るだけであれば改札でタッチするだけですが、乗車履歴や金額が確認したければアプリが必要です。
旅行のログにもなるのでインストールしました。
アナウンスに沿ってアカウントを作成し、「My Cards」で使用するクレカを登録したら準備は完了です。
実際の乗車方法は、日本とほぼ変わりません。
MRTであれば、入場時に改札のコンタクトレス決済マークにタッチ、退場時にも同様に改札にタッチ。
バスは前から乗車です。運転席近くに端末があるのでコンタクトレス決済マークにタッチ、降車時は基本後ろのドアからなので、ドア付近の端末にタッチ。
Suicaなどを使い慣れていれば、難なく利用できます。
降車後、アプリに乗車履歴と金額が反映されます。
反映はとても早く、アプリからの通知をオンにしておけばプッシュ通知も来ます。
実際の金額請求画面(手数料についても補足)
カードへの決済反映と、少額といえど気になる手数料についてです。
あくまで私の使用したEPOSカードでVisaタッチの例になります。
アプリへの反映(乗車都度)
1日分の利用額合計がクレカ未決済額に反映(翌日)
1日分の利用額合計+手数料がクレカ確定決済に反映(翌日~1週間程度)
乗車都度の金額は即時確認できますが、翌日~1週間程度で「POSTED」という項目が表示されます。
この金額が、1日分の利用額合計+手数料(S$0.60/利用日)です。
確定した「POSTED」のS$がクレカ会社のレートで換算されて、確定決済となります。
まとめ:短期滞在ならVisaタッチ
長期滞在の場合は、クレカ会社の割高なレート、利用日都度の手数料を懸念して、別の選択肢をとることもあるでしょう。
ただ、短期滞在であれば、時間や手間を多少のコストで買った方がトータルで快適です。
旅行中は何かと調べたり準備することも多いので、手持ちのツールで事が済んでしまうというのはとても便利でした。
気になった方は、是非タッチ機能のあるクレカを持参してみてください。
参考リンク
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