1歳次男の「かっぱーい!」
お風呂あがり、パジャマに着替えた1歳次男が「じゅーしゅ!」とリクエストをする。
ヤクルトを飲みたいらしい。
冷蔵庫からヤクルトを出してふたをあけて座っている次男に渡すと、「マーマは?ジュース!」と冷蔵庫を指差す。
今までにないパターンだったので、「ママもヤクルトジュース飲んでってこと?」と聞いてみたら、当たり前だというような顔でうんうんと頷く。
ではお言葉に甘えて…と、冷蔵庫からヤクルトを1本取り出して一緒に飲もうとしたら「かっぱーい!」と乾杯。
そうか!乾杯したかったのか!
謎が解けてすっきりしてヤクルトを飲もうとしたら、「にーちゃ、わ?ジュース!」という。
「にーちゃんにもヤクルトジュース?」とねんのため確認すると、またうんうんと頷く。
まだ一口も飲んでないヤクルトを置いて、もう一度立ち上がって冷蔵庫からヤクルトを出し(3回目)「これ?」と改めて確認すると、早くにーちゃんのところに持っていけ!と言わんばかりに長男を指さす。
長男が飲み始めると、また「かっぱーい!」
ヤクルトを飲みながら、指さしで私にヤクルトを運ばせる次男は野球の監督みたいな貫禄がある。
わたしもやっとヤクルト飲める、と思って座ったら今度は「パパはー?」である。
そんなみんなにヤクルト配るの?!
次男に自分で運んでもらえばいいやとやっと気付いたので、冷蔵庫からヤクルトをとりだし(4回目)次男に「パパにどうぞする?」と聞いて渡したら、タタタッと走って夫にヤクルトを渡しに行った。
そしてやっぱり「かっぱーい!」と元気に乾杯の音頭をとっていた。
早く歯磨きして寝かしつけをしなきゃいけないタイミングで、そんなやりとりをしながら思ったのは乾杯ってひとりじゃできないんだなってことだった。
乾杯するには、相手がいるし、相手も飲み物を用意する必要がある。
最近の次男は、乾杯が大好きで、ご飯のときにも何度もお茶で「かっぱーい」をしてる。
乾杯が楽しいのはコップをぶつけるところなのかなと勝手に想像していたのだけど、家族にヤクルトを配る次男をみていると、乾杯の「誰かと一緒にする行為」に次男は楽しさや喜びを感じているのかもしれないなぁと思った。
何度も乾杯してると、だいたい途中でお茶がこぼれるので、そんな何回もしなくても…と思っていたけど、そう見え方をかえてみると、乾杯って幸せな行為なんだなぁ。
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