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習慣がいつか家族の文化になる。

小2長男が小さい頃からの習慣というのが我が家にはいくつかある。

そのうちのひとつが、バイバイの儀式だ。


はじまったのは長男が年小さんの頃。

登園しぶりがあったり、保育園まで行けてもなかなか教室に入れない時期があった。

そんなときに、教室の前でバイバイをするために、バイバイのぎゅうをして両手タッチをしてからバイバイするという区切りのルーチンをつくった。

「バイバイのぎゅうしよう」と言うと、自分からぎゅうをしてタッチして教室にはいる。

それでも泣いてしまう日もあったし、何度もタッチを繰り返してやっとバイバイできた日もある。

だけど、そのルーチンによって長男は自分で切り替えをできるようになっていった。

小学校に入って、ひとりで登校するようになってからは、朝玄関でいってきますと行ってらっしゃいのぎゅうとタッチとバイバイをするのが習慣になった。


そんな長男はいま学校に行っていない。

だから、毎朝出かけるのは保育園に行く1歳次男のみなのだけど、最近長男が朝、玄関で次男を見送ってくれるときがある。

そんなとき、なんにも行ってないのに長男は自然と次男のことをぎゅうして、「次男行ってらっしゃい」と言いながら両手タッチをしてバイバイと手をふる。

靴をはくのをいやがっていた次男も、長男にぎゅうされてタッチしてバイバイされると、ニコニコしながら「バイバーイ!」と出発できるのだ。


バイバイの儀式は、なかなかバイバイできずに仕事に遅刻しそうになる毎日の中で、なんとか長男と笑顔でバイバイしたいと思って見いだした行為だった。

だけど、それが習慣になり、引き継ぐかのように長男から次男に儀式が行われているのをみると、バイバイの儀式は習慣から我が家の文化になったのだなぁという気持ちになる。


同じように、寝る前にもおやすみのぎゅうとタッチをするという習慣も最近、長男と次男が一緒にやるようになった。

家族が幸せになれる習慣や文化を、つくっていきたいなぁと思う。


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