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学校に行く/行かないではなく、自分に合う場所に行けばいいだけ

お兄ちゃんに憧れる2歳次男は、お兄ちゃんと一緒がいい。
だからよく「ぼく、ほーくえんじゃなくてがっこーいきたい」と言っている。

不登校の小3長男がいま通っているのは小学校ではなく、フリースクールだ。


長男と次男と手をつないで一緒に次男を保育園に送る途中、次男が「ほくもがっこーがいいなー」とまた言っていたので、長男に「次男は●小学校とフリースクールとどっちがいいかねぇ?」と、軽い気持ちで話をふってみたら考えさせられた。


長男はちょっと考えてから、「次男はまだ小さくて性格がわかんないからわかんないね。もうすこし大きくなって性格がわかってから合うほうを選んだらいいよ」と言った。

ド正論だった。笑

ついでに「小学校とフリースクールはそれぞれどんな性格だと向くと思う?」と聞いたら、「1+1とか勉強したかったら小学校、いっぱい体動かして遊ぶのが好きだったらフリースクールかな」らしい。

そういうイメージをもってるんだなーと興味深かった。フリースクールで実はいろんなことを学んでいる長男だけど、遊びの感覚でやってるんだなぁ。勉強というもののイメージがとてもせまくなってしまっているからもうちょっと広げてあげたい。

と、そんな会話を通して、長男は小学校がきらいなわけではなくて、自分に合わないと感じていたのだなと思った。


最近また不登校が増えたというニュースが話題になっていた。


教育機会確保法の通知もあり、長男の通う小学校は先生方の理解もあり、学校に通うことへの強制みたいなものは少なくてありがたいのだけど、やっぱり小学校に通うことはまだまだ「当たり前」で。

通わないもしくは通えない理由みたいなものが必要になる。


だけど、子どもの目線に立ったらもっとシンプルで。
自分に合う場所を選べばいい。
それだけのことなんだろう。

ただ、いまは小学校以外の選択肢はすくなく、その道を選ぶことはまぁちょっと舗装されてない砂利道みたいなものだし、経済的なことやサポートする親の就業状況もふくめて合う場所に出会って選択できるかはまた別の問題だったりする。

だからこそ、子どもたちが自分に合う場所を選べる、選びやすい、そういった構造や仕組みがつくられていってほしいなぁと切に思う。

長男もいまのフリースクールにいつまで通うのか、フルで通うようになるのかはわからないし(いまは週2)、進学どうする問題も出てくるわけで。

これから先きっとまた何度も悩めるタイミングがやってくるのだろうけれど、長男が自分に合う場所を自分で選べるように、それをサポートしていくことがきっとなにより大切なんだと思う。

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