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子どもが生まれて変わる関係と新しく見える顔

子どもが生まれて、子どもと一緒に帰省するようになって9年。

その中で、私自身の両親や兄弟との関係もゆるやかに変化しているような気がする。

両親との関係はもちろん親と子。
だけどそこに、両親にとっての孫の母という関係がうっすらと加わっている。

父がただただ楽しそうに子どもと一緒に遊ぶ子どものような姿を見ると、わたしも小さい頃こんな風にたくさんあそんでもらっていたなぁとおもったりする。

両親とはあまり大きくぶつかったことがないけれど(わたしが高校から実家を離れて寮生活をしていたこともある)、子どものしつけや教育の話になると、時代や価値観のちがいが見えてきたりもする。

大人になって親になって改めて見える両親の顔がある。


お互いに大人になって一定の距離がある弟たちとも、子どもたちと遊ぶとふだん見えない顔が見えたり、一緒にでかけたり過ごすことがしやすくなったりする。

もともとときどき会ったりしていた弟とも、子どものお祝いなどのタイミングで会うことがふえたり、一緒に遊んでもらったりと、子どもが潤滑油的に距離を近づけてくれているなともおもったりする。

子どもが生まれてわたし自身も、たくさんの変化をもらっているけれど、子どもの存在はわたしだけでなくわたしと周りの人たちとの関係にも変化をつくってくれていることに不思議なものだなぁと思う。


子育てたいへんですか?と聞かれたら、たいへんですねぇと答えると思うし、子育てのなにが幸せかと聞かれても具体的にこたえることはむずかしかったりもする。

だけど、子どもが生まれたことによって(よくもわるくも)予想もしてない変化が生まれるということ自体が、人生をおもしろくしてくれているのだ。



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