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息子から学ぶこと

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子育てをする中で考えたこと、感じたことのマガジンです。
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2020年11月の記事一覧

小さな、小さな、不安。

小1息子が、「今日は学校行きたくない、休みたい」と言って学校を休む日。 タブレットでアニメを見たり、ゲームをしたりたくさん遊び、0歳の次男も連れて3人で散歩に行き、公園で遊んで、息子が好きなアイスを買っておやつに食べる。 そんな風に過ごすことが増えた。 夫と話したり、担任の先生と話したりして息子が学校を休むことに対して気持ち的にいい意味でなれてきたり、日中3人でストレスなく過ごす方法が少しづつみえてきたのだ。 そんな休んだある日。 夕飯を食べながら息子に「今日はどん

気持ちと言葉には距離がある。

「学校もおうちもあきた、つまんない」 小1息子が言った。 今日はつかれた、と学校を休んだ日。 朝からテレビをみたりゲームをしたり遊んで、宿題をやっていたときだった。 なに?あきたってどういうこと?家にもあきてるの? いろいろ言いたくなるのをおさえて、「へぇ〜あきてるんだ」と軽めにかえす。 あきてるんだ!と主張すべく、ものすごい勢いで息子がしゃべる。 「学校はあそぶ時間がないからつまんない。休み時間も、外は暑いからいやだし、教室にいても自由帳に絵を描くか本読むか、

小1長男をかっこいいと思った日。

夫が育休を終えてもうすぐ3ヶ月。 長男が学校から帰ってきてから夫の仕事が終わるまでの数時間。 大人ひとりで小学生と0歳の男子ふたりと過ごすのはなかなかエネルギーがいる。 家の中だとふたりがそれぞれ自由奔放で、ヒヤリハットが多発することもあり、わたしの元気があれば3人で近場に出かけるようにしている。 ベビーカーで公園に寄りながらお散歩したり、長男のリクエストでポケモンのアーケードゲームをしにいったり。 いまはだいぶ慣れてきたけれど、最初の頃はひとりで息子ふたりを連れて

がんばるより、楽しむが強い。

小中高大とスポーツの世界に身をおいていたからか、目標達成する、習慣化するときくとなにかを我慢して努力するみたいについ考えてしまいがちだ。 だけど、働くようになって、子どもを育てるようになって、目的を達成する道のりは、がんばるだけじゃないのかもしれないと思うようになった。 目的を達成することが目的だから、べつにがんばったって、がんばらなくたっていい。 楽しんでいるうちに目的を達成するという道もあると知ったのだ。 そしてさいきんは逆に、「がんばる」よりも、「がんばらない」

世界が広がるとき。

0歳の次男はほんとうによく動く。 最近は本棚から絵本やおもちゃをどんどん引っ張り出し、トイレに追いかけてきて、洗面所では長男用の踏み台にのぼる。 長男が学帰ってくると、はいはいとずりばいで玄関まで迎えにいき、長男のタブレットをのぞきこみ、長男の周りにくっついて遊ぶ。 床にあるものはなんでも拾ってなめて、それはだめだよととりあげられると抗議して泣く。 床の景色にはすっかりあきて、つかまり立ちで広い景色がみたい。 好奇心全開。 彼の世界はどんどん広がっている。 見て

表現をとおして得ること。

noteという場所でなにかを書くということも、表現のひとつ。 自分の手帳ではなくて誰かに見える場所に文章を置いておくことは、なんらかのフィードバックをもらうことだ。 スキや感想のコメント(いつもうれしいです。ありがとうございます)の反応もそうだし、反応が少ないというのもひとつのフィードバック。 それは次の表現への励ましになったり、刺激になったり、新たな工夫になったりする。 フィードバックは、ひとりだけで、誰にも見えないところで書いても得られないものなのだと思う。(昨日

さみしい気持ち。甘えたい気持ち。

「ママ、あしたはぼくといっしょにねよう?」 昨日の夜、小1の長男から予約がはいった。 春に次男が生まれてから、我が家は家族みんなの睡眠時間確保のため、夫と長男、わたしと次男にわかれて別室で寝るのが基本パターン。 ときどきさみしくなった長男のリクエストで、4人一緒に寝たり、寝る組み合わせを交代している。 「うん。明日は一緒に寝よう」 長男に返事をしたら、「やったー!」とうれしそうにくっついてきた。 今日は朝から「ママ、今日はぼくと寝るんだよ」と何度も確認して楽しみに

憧れる力。

小1の息子が、プログラミング教室で開かれる発表会で自作のゲームを発表することになり、先日そのリハーサルがあった。 その日のリハーサル、自作ゲームをブース発表するメンバーの中で息子は最年少。 お兄さんたちがスクラッチやユニティでつくったよりゲームらしいゲームを見た帰り道、息子は自分のことのようにお兄さんたちがつくったゲームのおもしろさ、すごさについて目をキラキラさせて語っていた。 こんなことが(技術的に)できるんだ。 こんなゲームを小学生でつくっている人がいるんだ。

休みたい気持ち。

小1息子が学校や習い事を休むとき、「行きたくない」と明確に言うときばかりではない。 そろそろ出発の時間だよーとなっても、聞こえぬふりをしてゲームをしてたり、ふとんに隠れたりすることもよくある。 そんなとき、だいたい最初はほら遅れちゃうよー行くよーと声をかけるのだけど、動こうとしない様子をみて、これは行きたくないなと察する。 それでつい「どうするの?」とか「どうしたいの?」と聞いてしまう。 どうにか説得しようと思っているくせに。 そのとき、息子の意思を100%尊重して