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1枚の葉っぱが、発売からわずか3時間で完売する大人気のバッグになるまで。

単なるカゴバッグだと思ってました、その製作過程を知るまでは。

RAHA KENYAの大人気商品・ホワイトサイザルバッグ。

この製作に実際に関わり、今では、サイザルバッグの編み目ひとつひとつが尊いと思うようになりました。

ひとつのサイザルバッグができるまでの過程、それはもはや一つの物語なんです。

2021年2月21日19時。
ホワイトサイザル+インナーバッグ新柄5種類をオンラインサイトで発売を開始させていただくことになりました。

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新商品のリリースに際して、この商品ができるまでの物語をお話させていただきます。

改めまして、こんにちは。RAHA KENYA社員のナミホ(@Namiho73)です。

新柄をリリースするごとに大好評・完売続出の大人気アイテム「ホワイトサイザル+インナーバッグ」

「新しい柄のサイザルバッグ楽しみです!」というありがたいお声をたくさんいただきました。

昨年12月〜ケニアでの製作を再開したRAHA KENYA。ケニアに戻って、絶対に作りたい商品のひとつは、このバッグでした。

今回、この大人気商品が実際に作られている過程を知りたいと、サイザルバッグが作られているケニアの田舎街に足を運びました。

ナイロビから車で約3時間。そこでママさん職人がバッグを編む様子を見学。全工程が手作業、気の遠くなるような細かい単純作業を、毎日毎日繰り返すママさん。

私だったら1日で嫌になりそう…。

でもママさん職人は、とっても楽しそうに歌を歌いながら和気藹々とバッグを作っていました。

目の前にある仕事を楽しんで、日々を生きる。

当たり前にある幸せを噛み締めているママさん職人をみて、心がきゅーんとあったかくなりました。

だから伝えたいんです、このバッグの尊さを。

始まりは1枚の葉っぱ

サイザルバッグの正体。

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実は、サイザル麻という植物。乾燥に強く、どこにでも育つ、不屈な植物。

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この植物を摘み、細く切ります。

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ロープにも使われる原料なので、丈夫に仕上がるんです。

まさかの足で!?一本一本!?!?

サイザル麻の葉っぱを細かく切ったら、ナイフで削いで繊維を取り出します。

繊維を取り出す作業は一苦労。

きっと腰も足も手も痛い。ママさん職人は笑いながら、歌いながら、楽しそうに繊維を取り出していました。

そして、その繊維を足の太腿を使ってクルクルとロープ状にしていきます。

まさか1本1本を手作業でクルクルとしているだなんて知らなかった...驚きと感動で胸がいっぱいになりました。

これで、やっと一本の紐ができあがります。

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紐ができたら、今度は編み込む作業。

神業スピードで丁寧にバッグを編み込んでいきます。

ホワイトサイザルバッグは、サイザル麻とプラスチックナイロンを一緒に編み込みます。だから、ツルンとした肌触りになるんです。

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やっとの思いで、バッグができたら、今度はハンドルとブランドタグをつけていきます。

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タグ・ハンドルをつけるのも、もちろんひとつひとつ手作業。丸2日作業をして、1個のバッグがやっとできる。

想像を遥かに超える手間暇。その手間を一切苦にせず、みんなで楽しそうに物づくりをしている職人さんたち。そんな姿をみて、バッグの編み目ひとつひとつがとっても尊く、バッグ自体の温かみを感じられるようになりました。

職人さんと音信不通、新タグ製作は難航

昨年12月、RAHA KENYAはブランドロゴをアップデート。

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それに伴い今回の製作は新しいロゴデザインのタグを作ることに。

早速、製作担当のリホさん(@Rihito_viajera)が、レザータグを作れる職人さんに連絡。

「ロゴデータを送って、版ができれば、すぐにタグは完成するだろう」

そう思っていました。

なのに…

職人さんから送られてきたロゴデータはバランスが悪く、形も歪。

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ミリ単位で細かく指示をしても、修正されるデータ全てがバランスが悪くなってしまいました。

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修正回数は10回以上になり、職人さんと音信不通になってしまった。

それでもめげずに、職人さんに鬼電をする。

電話に出た!と思ったら…

「そんな何回も修正できないから、量産はじめているよ」と。

ちょっと待ってぇええええ!!!!これじゃ商品にはできない!!!!

また再び、職人さんに鬼電を繰り返しました。

やっと繋がった電話で、製作担当のリホさんは震える声で交渉をしました。

・ブランドロゴが私たちにとっていかに大切か
・どうしたら修正できるのか
・何をサポートしたら修正できるのか

一生懸命、説明と交渉をしました。

そして、やっと、やっと....。

職人さんが「わかった、やってみる。」と言ってくれたのです。

最後まで諦めなかったリホさんの根気、最後までついてきてくれた職人さんの努力。

2人のがんばりが詰まったリニューアルタグが、やっと、やっと、完成しましたぁああああ!!!!!!!!!!!

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世界にひとつだけのバッグ。

田舎のママさん職人。

ハンドル・タグをつける職人。

タグを作った職人。

製作を進めてくれたリホさん。

「今できる最高のものづくり」を追求し、やっとの思いで完成したホワイトサイザルバッグ。

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✔︎パキッとした白色で、様々なコーデと合わせやすい◎
✔︎プラスチックナイロンを編み込んでいるため水にも強く、日常使いしやすい!
✔︎間口が広いので出し入れ出しやすい◎
✔︎ペットボトル(500ml )1本分の高さ、6本分のたっぷり容量!

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種類は5種類ご用意いたしました。
✔︎ Navy
✔︎ Orange
✔︎ SkyBlue
✔︎ DarkGreen
✔︎ Red

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アフリカ布インナーバッグのみの販売もいたします!!

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2021年2月21日(日) 日本時間19時。
オンラインサイトで数量限定リリースとなります!

そして、なんと....。

2021年2月20日(土) 日本時間20時〜。

Online POPUP Storeを開催!!!!!!!!!!

このオンラインイベントで新商品の数量限定・先行販売をいたします!

▼ イベント詳細はこちら

ぜひ、お楽しみにしていただければと思います!!

職人さんの技術が詰まったとびっきり可愛いバッグで、Happyな気持ちになりますように。願いを込めてお届けいたします。

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