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8月は映画三昧でした

 上記の記事にありますように4月は映画館に通いましたが、この8月もかなりそうでした。
 そんなわけで、今日は8月に見た映画について簡単な感想メモを残します。

君たちはどう生きるか

 7月に公開されるまでのジブリ側の異様な情報封鎖と、公開後も観客の秘密主義のベールに覆われた謎の映画、通称:君生き。最初は見に行く気はなかったんですが、ここまで隠されると好奇心がムクムク湧いてくるものです。というわけで、てんぐも見に行き、そして秘密主義に加担することにしました。こんな広報戦略、ジブリというか宮崎駿作品でなければできることじゃないよなあ。
 秘密主義の許す範囲で感想を述べるなら、多くが述べるように「宮崎駿の原液」でした。創作者としてであり、ファンタジーの愛好者としてであり、自らも空襲に晒された経験のある戦中派としてでもあり、そんな自分自身の全てを作品として吐露した、といっても良いでしょうか。
 そんなことを考えていたので、朝ドラ「なつぞら」のアニメーター編をもう一回見たくなりました。

 キャストについては、後に公開されたこの情報を見てたまげましたね。
 マジで、誰がどの役をやっていたのかわからなかったですし。

 プロの俳優の実力というものを実感しましたし、「アニメの声優はプロを使え!」という定番の声こそ、実は驕りじゃなかったかと思うくらいでした。

午前十時の映画祭13 地球防衛軍&アルゴ探検隊の冒険

 前々から存在を知っていましたし見に行きたいと思うこともしばしばあった午前十時の映画祭ですが、8月は地球防衛軍アルゴ探検隊の冒険という、円谷英二とハリーハウゼンというクラシック特撮映画の二大巨頭の作品をスクリーンで見られるということで、休日だというのにいつも以上に早起きしました。午前十時のって言ってるのに、上映開始が9時台とかだったりしましたし。でも、そんな早起きの甲斐がある鑑賞体験でした。

 クラシックな名作映画って、まさにスクリーンで見ることを前提として絵も音楽も展開も作っているんだなと、こういう機会に触れるといつも思います。

 そういえば、4月にはフラッシュゴードン4Kの上映もありました。
 次の午前十時の映画祭か別の企画として、今度は古き良き香港映画も上映してほしいです。
 個人的には大酔侠とか片腕必殺剣とか少林寺三十六房といったショウブラ武侠をスクリーンで見たいですねえ。

MEG2

 そして今日見に行ったのが、ステイサムvsサメの第二弾、MEG2でした。
 全体的には、サメ版のゴジラ:KOMみたいな感じにしたかったのかなって印象を受けました。ただ、あちらほど狂気には走っていませんでした。まあ、ステイサムが大真面目に「古代サメ文明」がどうのこうのと言い出したら、ジャンルがモンスターパニックからサイコスリラーに変わりそうですが。
 というか、そういうのはアサイラムのサメ台風に任せよう。

 さて、今回一番目立ってたのは新キャラの呉京ウー・ジンさんでした。
 今回のウー・ジンさんがお得意のカンフーアクションを封印して、「頭の回転は速いし行動的だけど、どこか素っ頓狂に見える叔父さん」的なキャラでしたが、それがジェイソン・毎度おなじみ・ステイサムと対照的でメリハリが効いてました。
 そのステイサムの二度目のサメ殺しを見てると、この人にもD&D映画に出て、今度は竜殺しにチャレンジしてくれってオファーを誰か出してくれないかと思いました。

来月以降の映画

 さて、来月以降の映画としては、まずはMCUのマーベルズが浮かびますが、ちょっと間が空くんですよね。

 その間に何か見る映画はないかなと、色々と見繕っております。
 実写トランスフォーマーのビースト覚醒バービーも気になりますし、綾瀬はるかのリボルバーリリーも同様です。
 そんな中、映画館のパンフレットの棚を眺めていたら、こんな企画を見つけちゃいました。

 ……見に行っちゃおうかな、完全に怖いもの見たさになるけど。

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