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ユーザー意識の外側からのアプローチ

 職場の小休憩(といっても1時間ではなく15分程度。これじゃHPも気ポイントも回復しないよー)の最中に拝見したこちらの記事ですが、大変共感いたしました。

 てんぐもCoCは一度体験してます。成功の可能性がパーセンテージでわかるシステムや、クトゥルフ神話に必ずしもとらわれなくて良いモダンスタイルの世界観のわかりやすさ。どちらをとっても優れたシステムです。おそらく、エモクロアもそうでしょう。

 それだけに、D&Dを含めた他の選択肢を提示しても、「じゃCoCで良いじゃん」「エモクロアでダメな理由あるの?」と言われた時に反論は難しいです。

 そもそもユーザー目線でいえば、自分が楽しむこと、あるいは「楽しい」という共感をシェアし合えることがTRPGに求める要素であり、多種多様なシステムを体験する義務なんて存在しません。

 だからこそてんぐは、CoCやエモクロアなど以外のTRPGを広めるためには、それと縁を全く持たないであろう層に対して、今までのユーザー意識の外側にあるはずの、その層によりマッチしたアプローチが必要ではないかと考えます。

 前に書いた記事も、そんなアプローチを模索した中でのものでした。

 他にも多分、もっと別の層への別のアプローチもあるはずです。
 それを実践していくことができれば、日本のTRPGも、システムとユーザー層の多様化に繋がると信じています。

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