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🟩羽毛布団のリサイクル♻河田フェザーSDGs推進室長の黒田さんがラグハウスにやって来た!

皆さんこんにちは、ラグマスター(ラグハウスの親方)のPikaichiです。ラグハウスとは古着のリサイクル工場の事です。常日頃より、古着のリサイクルや回収にご協力下さり有り難うございます!!

今回は河田フェザー株式会社、SDGs推進室長の黒田さんがラグハウスに来社された時のお話です。


河田フェザーとは?

河田フェザー株式会社さんは、1891(明治24)年より現在に至るまで1世紀以上にわたって、羽毛専業メーカーとして羽根や羽毛と向き合い続け、国内で羽毛ふとんやダウンジャケットの普及に貢献してきた老舗企業です。

現在でも、時代とともに変化する羽毛の市場に対し、知識と経験を駆使し、常に清潔で安心して使うことができる羽毛を届けるためにできること、やらなければならないことを追求し続けています。

SDGs推進室長の黒田さんとは?

SDGs推進室長の黒田さんは、大阪のご出身で伊勢名物赤福で役員をなさっていた経歴をお持ちで、プロレスラーのように大きくてパワフルで、還暦をチョットだけ過ぎたおじさんです。

河田フェザーさんに転職されてからは、グリーンダウンプロジェクト(羽毛布団のリサイクル事業)に邁進され、現在はSDGs推進室の室長さんをされておられます。

ほぼ毎日のように、SDGs出前授業や、お得意先回り、SDGs勉強会をこなされている上に、休日にはボランティア活動や、現場を知るためにパッカー車に乗ってゴミ収集をするなど、とにかくパワフルなおじさんです!

そしてこの日はラグハウスの従業員に、グリーンダウンプロジェクトや羽毛フトンのリサイクルの重要性についてお話しして頂きました。

羽毛フトンのリサイクルGDP(グリーンダウンプロジェクト)とは?

Green Down Projectとは、使わなくなった羽毛製品を洗浄・精製加工することによって新毛よりもきれいな再生羽毛とし、新たな羽毛製品としてまた消費者の方々へお届け する事業です。

一企業の技術だけでは、「羽毛循環サイクル社会」は実現できません。羽毛に関わる企業をはじめ、地域社会、そして生活者一人ひとりの理解と協力により羽毛循環システムがつくられます。それを推進していくのが、Green Down Project(グリーンダウンプロジェクト)です。

羽毛製品はGreen Down Projectに共感するメンバーによって、回収、精製され、再び新たな羽毛製品に生まれ変わります。

GDP循環図

ザ・ノース・フェイスがグリーンダウンを使用

2008年より「GREEN IS GOOD」のコンセプトのもと、スポーツ用品メーカーとして環境に配慮した製品の開発を展開してきたという〈Goldwin(ゴールドウイン)〉。

言わずと知れた〈THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)〉を製造しているメーカーでもありますが、そんなザ・ノース・フェイスでは、2009年より循環型リサイクルシステム「GREENCYCLE(グリーンサイクル)」を開始。

2013年からは、ダウン(羽毛)という限りある資源の再利用を目的とした「GREEN DOWN RECYCLE PROJECT(グリーンダウンリサイクルプロジェクト)」を、日本におけるダウンのリーディングカンパニーである河田フェザーと、長谷虎紡績との間でタッグを組み取り組んでいます。

ザ・ノース・フェイスで使用されているリサイクルダウンは、全てが河田フェザーで再生された羽毛だそうです。

ラグハウスも羽毛布団のレスキューでグリーンダウンプロジェクトに参加、その結果二酸化炭素を2165キロ抑制した!

ラグハウスでレスキューされた羽毛布団

ラグハウスによってレスキューされた羽毛布団たちは、この後にプレスして保管、その後河田フェザーに搬入されてリサイクルされ、グリーンダウンに生まれ変わります。

これまでにラグハウスがレスキューした羽毛布団の総重量は1203Kgで、これによる二酸化炭素の総抑制量は2165Kgになるそうです。

出荷の為にトラックに積み込まれた羽毛布団ベール

✨ラグマスターPikaichiがお勧めする逸品✨

🦆河田フェザー リサイクル羽毛布団♻
💚新毛よりも綺麗なリサイクル羽毛💚

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ラグハウスとは

ラグハウスとは古着のリサイクル工場の事で、和名は襤褸屋(ぼろや)です。ラグハウスでは、回収された古着を主に次の3種類の用途に選別してリサイクルしています。①ウエスの原料(工業用の雑巾)②反毛の原料(フェルトの原料)③中古衣料(国内国外向け古着)

このブログをお読み頂く上での注意点

私のブログや記事の中では、古着や古布、古繊維の事を総称で古着と表記したり、またリサイクルやリユースの事を総称でリサイクルと表記している事が有りますのでご注意下さい。そして、その古着をリサイクルする業者の事を、ラグハウス(Rag House)あるいはボロ屋と表記しています。ラグハウスの業界用語で、選別前の古布の事を込ボロ(こみぼろ)と呼ぶので、こちらもそう表記する事が有ります。

また、古着のリサイクルについてのご意見や疑問、ご質問などが有りましたら、コメント欄より是非お寄せください。丁寧に分かりやすく返答させて頂きます

▼グリーンダウンプロジェクトのYouTube動画はこちらから!

▼古着とSDGsのホームページはこちらから!

▼Rag House TVのYouTube動画はこちらから!

★フェイスブックで【古着とSDGs】と言う、古着のリサイクルを考えるコミュニティーを運営しています。古着やSDGsに興味のある方は、是非ご参加ください。また、ご意見ご質問等御座いましたら、コメント欄よりお寄せ下さい。

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