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籠・諸国漫遊記22-23(8)(2022/11/5)

 さて、晩秋から冬に季節が移り変わっていく中ではありますが、11月末、密林の黒い金曜日に踊らされ、ちょっと欲しかったものから必要だよねって思っていたものまで色々と仕入れてキャッキャしてた昨今ですけども、みなさんいかがおすごしでしょうか。

 Z5のエクステンショングリップ(サードパーティ製で小指あまり対策……も、イージーカバーつけると電池蓋の開閉に難があり、常用からここぞというシーンに運用変更)、防湿庫のカビ取り剤(旧型なので防カビがないんです)、モバイルバッテリー(AnkerのPowerCore20000)に旅行向けのケーブル類やらHDDケースやらを頼む中で、これはお値打ちとカートにれたのがECHO SHOW5。

 あまりにお値打ちだった(2980円で初めてECHOシリーズ買うパターンだと更に1000円引き)ので、ブラックフライデーセール始まって4日ぐらいで在庫が枯れたアレを買って、時計表示やら設定に勤しんでおりました。

 撮った写真のjpgはAmazon Photoへバックアップ的にアップしてるんですけども、フォトフレームっぽく扱えるのはいいなと思いながら、スマートのスマートっぽいことは何も使いそうにないかなとか言うのは内緒にしておいて下さい。

■試合情報

 第5節 GAME1
 ベルテックス静岡 73-66 岩手ビッグブルズ
 静岡市中央体育館
 ※詳細スコア

■交通手段

 この日は車でスッと移動していました。

 金額を最優先した場合だと前線無料区間の国道246号線から国道1号線のバイパス、国道413号から山中湖方面を経由して富士から国道1号線のバイパスと言う形。一番早くてお金がかかるのが圏央道から東名高速道路に入り、清水インターチェンジで降りるパターンというのも想定できます。

 この日は大道芸フェスティバルの開催で駐車場状況に不安があったこと、お昼を想定していたお店が人気店で朝一で入らないと開場時刻に間に合わない可能性があったので、第三のルート、圏央道から小田原厚木道路に抜け、箱根新道から国道1号線にというパターンを採用していました。

 国道246ルートと比較して、(小田原厚木道路が某県警さんのドル箱路線なので抑えめで走るため)そこまでは時間が変わらないんですけども、疲労的なものが軽かったり運転楽しいが強かったりというポイントが箱根超えはあるので……と、あと燃費は箱根超えが一番悪いんですよね。

 山坂道は楽しいけど、踏まないと登らない相棒(現状で最終型のアルトワークス)らしさといえばらしさなんですけども。

■man of the match(ベルテックス静岡)

 ベルテックス静岡のmonは山田安斗夢選手を。

 山田選手は19-20シーズン、B2時代の広島ドラゴンフライズ所属時代に見ていてと言う記憶がありますけども、直近でプレーを見たのは昨シーズンの山口所属時代を所沢市民体育館

 そのときはそういえば広島で見てる! なんてことを思いながらでしたけども、今回は所沢でのハッスルしてたイメージを下敷きに静岡でどんな姿が見えるのかしらと思いつつ。

 エキシビションからという流れでアップを見てて、カメラ構えているお客さんがほっとんどいなかったおかげもあり、福田陽平選手とVサインをというシーンを頂き、野良カメラは完全にハートを奪われていました。

 そんな開始前のリラックスシーンだけではなく、この日のハッスルは本当にすごくて、山田選手を撮っててものすごくワクワクしたんですよね。

 クライマックスは追って追い越されて残り2分を切った頃。追い越されつつも1点差まで詰めてきて、勢いは明らかに静岡さんという形の時間に3ポイントシュートを決めたのは山田安斗夢選手でした。

 とにかく目の前の事象を追いかけてシャッターを切っているだけではあるんですけども、このときは山田選手が決めてくるだろうというなんかよくわからない確信があったので、シュートの動きからその後の雄叫びまでを連続シャッターでという、そんな形で。

 決めて欲しいところで決めていった山田選手は本当にカッコいいなと思いましたし、機材の力を借りていいシーンを残すことが出来たのはありがたいですよね。

■man of the match(岩手ビッグブルズ)

 岩手ビッグブルズのmonは前所属がベルテックス静岡だった大澤歩選手を。

アリーナ立川立飛での試合で岩手ビッグブルズさんのえぐさを確認していて、今回はB3の上位を走るチーム同士の戦い。誰を軸に撮っていこうかとぼんやりと考えながら、やはり大澤歩選手を軸にしていきたいなと。

 ベルテックス静岡さんの試合を見たはじめては19-20シーズンの1月、清水総合運動場体育館でトライフープ岡山戦。今でこそB3もホイホイとお邪魔して、撮りたい選手見たい選手等々出てきてますけども、この頃はもう初陣も初陣で、パッと見でわかる選手が岡山がジェフリー・パーマー選手、静岡が香川時代を群馬で見た大澤選手ぐらい。

 そこから静岡さんによくお邪魔するようになって……と、その時の印象が強かったのですが、21-22シーズンから岩手さんにと。リリースとかを見ると色々と想像もしてしまうのですが、古巣戦は熱くなるというか、撮ってて楽ししいシチュエーションが多くて。

 大石慎之介選手のコートサイドインタビューで名前呼ばれていじられて……いるのを聞いて、アップから駆けつけて来る姿とか、静岡ブースターさんたちの前で生き生きとプレーしている姿とか、大石選手とのマッチアップとか、ちょっとグッと来ながら撮っていました。

■Cheer of the Match

 ベルテックス静岡のチアチームはVELUNAさんたち。今シーズンは色々と陣容も変わって、Generationsもプラスされてという形で魅せていくようです。

 今回のCOMはルーキーのYuuriさんを。

 座った位置で撮れるメンバー残せるメンバーが変わってくるのはどこのアリーナでも常にあるんですけど、シーズン最初の日ですし広く皆さんを押さえながら……とやっていたところ、撮れる位置にいていい表情されるなーって思ったのがYuuriさんでした。

 おさないがぱっと見で惹かれるといいましょうか、シャッターを多めに切っていくチアさんって(ショートヘアだと割増は入りますけども)止めの綺麗さを結構ポイントとして重きにおいていたりするんですが、Yuuriさんはそのあたりの印象、止めの印象が強いです。

 あとはルーキーさんらしい緊張感といいましょうか、雰囲気にはグッときたり。

 開幕の頃の緊張感とシーズン終盤の緊張感の移り変わりをこれから見ていけそうだなぁと、今シーズンの観戦は静岡さんが多めになりそうなことを確認して、ちょっと楽しみになってくる私でした。

■Character of the Match

 この日が今シーズン最初のベルテックス静岡さんのホームゲーム観覧だったんですが、おいものようせい、ベルティさんのハッスルは今シーズンも相変わらずいい勢いでというのが素直な感想。

 ベルティさんはスポーツマスコット好きな皆さんに一度はリアルを見て欲しい、もふもふに癒やされてほしいというのがあるので、軽率に静岡まで行ってほしいですし、日本平のJリーグ(清水エスパルス)やたまにある草薙でのプロ野球(スワローズさんが多いですかね。過去の実績だとファイターズさんもありましたけども)だけじゃない、プロバスケにも逸材がいることを(勝手に)伝えていきたいです。

 序盤に魅せるビジターチームのキャラクターコスプレシリーズはBULLZOさんっぽいBELLZOさんが。

 ディティールの細かさと全体から感じる家内制手工業感にただただぐっと来ていたんですけど、ハンドメイド感あふれるスタイルってほんにんもですけど、周りの愛の強さもしっかりと感じられるのが好きなんですよね。

■フックに引っかかった演出曲

 基本的な演出曲に変化はないかなというざっくりとした印象だったのですが、ハーフタイムの大道芸の演者さんが使ってた曲にフックを刺激されていました。

Lips Are Movin/Meghan Trainor

 2016年のグラミーで最優秀新人賞を……ということで、放送にしっかりと噛んでいた頃(1999-2019)に間違いなく聞いたことがある、放送で使った気もするメーガン・トレイナーさんですけども、このあたりの色々はあとから検索して気づくポイントで。

 洋楽に対しての造詣はそこまで深くないので、会場で聞く音としてある程度全体的に楽曲検索をかけて、後々直感に近いところからフックにと、そんな塩梅なんですよね。

■行き来の飲食

カツカレーのジャイアン

 数年前、元アダルトグッズショップがカレー屋になったってんでTwitterなどでバズったお店が静岡にありまして、今回はそちらにお邪魔しました。

 2021年の北海道日本ハムファイターズ、草薙球場開催のときにナイトゲームだったのもあって初めてお邪魔したのですが、このとき食べたカレーの味が忘れられなかった、味覚的にストライクもいいところの味だったので、ベルテックス静岡産の試合の時に寄りたい……と思いつつ、中々開場時間と開店時間が合わず訪問が叶わなかったんです。

 22-23シーズンは土曜の試合開始が17:00の事が多いようで、ならばとお邪魔してきました。

 11:30開店で行列は大体その一時間前辺り、10時半頃から一番手の方が並ばれていたかなと……と、10時頃にお店の前を通過して、一番手はちょっとなぁと時間を潰して二番手に並んだ人の記録。食べ終わってちょうど12時頃だったんですけど、行列が結構エグかったので行くなら朝一からってのが安定しそうです。

 ジャイアンさんところはスタンダードなカツカレーが1000円、カツをメインに日替わりで数種のカレー全部盛りのSサイズ1300円、Mサイズ1500円というラインナップ。夜を飛ばす勢いでいたので、当然Mサイズを選択して出来上がりを待ちます。

 待つことしばし、カレーがやってきます。

 絵面的にはもう「ドーン」という擬音が勝手に再生されてしまうような勢いの盛り。こぼさない様に食べるのが至難の業なんですけども、ここはもう豪快に行ってしまっていいのかなと思いながら食べ進めていって、幸せに包まれていました。

 辛いというより、しっかりとしたスパイス感。今回はとんかつにビーフカレーとマトンサラン、鶏ひき肉ナンプラーキーマにパイナップルときゅうりのプリセリと言う形だったので、牛豚鶏羊と肉もしっかりといただけると。

 この先の静岡観戦予定とお店の開店時間が中々合いそうにないのが寂しいところなんですけども、静岡のみなさんでチャンスがあったらぜひ行って欲しい、そんなお店でした。

■締めとして

 今シーズン最初の静岡模様でしたけども、ただただ楽しかった記憶しかないです。

 昨シーズンのエグい2チーム(長崎ヴェルカさんとアルティーリ千葉さん)がB2に昇格し、新規参入チームもありつつB3の覇を争っていく22-23シーズンの中、リーグ上位を走っていく2チームの戦いなので見ごたえのあるシーンの連続でした。

 岩手ビッグブルズさんはアリーナ立川立飛で立川ダイス戦を見た時に選手たちの強さと勢いを感じまして、その勢い通りに成績もという形なのかなと。上のカテゴリーでゴリゴリにやっていた面々、B3でメインを張っていた面々がチームをって言うのは、なんといいましょうか、本気を感じていました。

 昨シーズンのB2プレーオフのファイナルでの活躍が(直近まで更新のために写真見てたのでと言うのもありますけど)記憶に残る月野選手や昨シーズンのベルテックス静岡でキャプテンを張ってたムッサ・ダマ選手に元アースフレンズ東京Z組の仁平選手等々、観戦経験値(長く見てるという意味)が溜まってきてるってのもあるんですけど、ぱっとイメージ出来る選手が多くて、そのメンツがしっかりと実力を出してくるってんですから、そりゃあ強いですよね。

 一方ホームのベルテックス静岡さんもメンバーこそ昨シーズンと変わっている部分がありますけど、チームの熟成度で言えばシーズン開幕して一ヶ月ながら、かなり仕上がっている印象が。

 これまでもそうでしたけども、アップのときにファインダー越しに見たチームの空気がものすごくいいんですよね。楽しく明るくやることはきっちりっていう、これまで見てきたチームでも強いところに感じる空気感を静岡さんにも感じて、その感覚が間違いないことを試合で見ることになります。

 前半は静岡さんが取ったものの(2Q終了時で40-33)、実際に試合を見ててどっちに転んでもおかしくないだろうし、岩手さんも修正してくるよねと思いながらほぼほぼ点差が開かない状態(3Q終了で57-54)で終盤に。

 第4Qはオーラスへ向けてのマッチレースじゃないですけども、お互いに取って取られて防いで入れてと、ギリッギリの戦いに突入。残り3:30を切って岩手さんが逆転するも、monに書いた通り、山田選手のスリーポイントシュートが決まり、そこから静岡さんが岩手さんを突き放してと。

 どっちに転んでもおかしくない終盤から決定的なスリーポイントで潮目が変わった最終盤、そして決着というのはなんかもうテンションが最後まで途切れないというか、バスケ楽しいってストレートに感じるような、そんな試合でありました。


 演出面はベルティさんもベルーナさんたちも安定していたというところはあるものの、21-22シーズン最終戦で感じた楽しさ、スパークっぷりはちょっと押さえられていたのかなと。

 最終戦前までの印象といいましょうか、タイムアウトのシーンで出られるところは全部出る……ではなく、多少絞りながらだったのかなという感じで、コート上で何もない時間というのがあったのは少し残念だったかなと。

 このあたりは単純に私の好みが出られるところは全部出る演出だってだけかなって気もしますけど、フワッとした時間があるなら、そこも演出に使ってしまえばいいのにと言う、そんな感じでしょうか。

 アクト的な話は開幕一ヶ月での感想なので、これからどんどん上がってくるんだろうなぁっていう印象はしっかりと。あとはGenerationsさんたちももっともっと出てきてもいいのになって言うのが素直な感想ですかね。

 別の活動などがありつつプラスアルファでってチームに所属してチアをという形だと、イメージ的にはアースフレンズ東京ZのZgirls Nextさんたちなイメージがあったので、しっかりとした魅せるシーンがあったらいいのにね、なんて思ったこの日でした。

 おいものようせい、ベルティさんはいい意味で相変わらず。ベルテックス静岡さんのホームゲームにお邪魔し始めた頃と比較すると、明らかに客前への登場が多くなっているのはほんにんとおいもチームの尽力なんだろうなぁって思うんですけど、どうでしょうもえぴ広報。

 動きの制約等々がある(笑)と言うのが目に見えているので、その動きを逆手に取ってどう魅せるのかっていうのをほんにんプラスおいも構成員(スタッフ陣)が追求しているような、そんな印象が。

 キャラクターのところでも少し書きましたけど、対戦相手マスコット擬態化シリーズの家内制手工業感の芸の細かさと魅せ方がほんとに好きで。

 あのあたりの色々ってほんにんとスタッフがマスコット好きじゃないと出来ないよなって思うんですけど、そういえばもえぴって扱いになってくる前も高橋広報は各地のマスコットを機材バッグに色々付けてて、キャラ好きなんだなって思ったので、こうなることは必然だったのかもしれませんね。

 そのマスコット愛がスパークしてくるのはこの日の翌々週、ウォーターフロントから月兎が遠足にやってきてと言う形なんですけど、その時の様子は数回あとにしっかりと書いていきたいと思います。


 最後におまけ的な余談、でも色々なところに伝わってほしい毎回書く話を。

 目立つのが静岡さんのアリーナなだけで、どこのシーンでもありえないことではない無いんですけど、お客さんはビブス付きの方々、スチルもビデオも動きを相当見ていますし、見たいのに見えないシーンが出てくると悪印象でしかないんですよね。

 色々なアリーナで魅せていただいて、気を使ってらっしゃるビブス付きの皆さんのほうが圧倒的に多いのを理解していますし実際に見ていますけど、あなたの後ろにはお金を払って足を運んでいるお客さんが居るんですよってのを意識してないですよねって。

 向こうも仕事なのは理解していますけど、それにしてもね……。と、ある意味で毎回のネタになっている余談を書きながら、BELLZOさんの完成度の高さを改めて確認して締めていきましょう。

※呆れた何かしらは当日アップした画像とかを参照してください

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 Next Game
 第6節 GAME2
 越谷アルファーズ vs 福島ファイヤーボンズ
 越谷市立総合体育館

 次回は一ヶ月ぶりの訪問となる越谷アルファーズさんのホームゲーム。新しい相棒と残す世界がどんな風景になるのか、ワクワクしながらタローズバスに揺られていったのですが……。

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