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籠・諸国漫遊記21-22(32)(2022/1/16)

 今月は祝日も多く、週末の観戦プラスアルファで何かしら動いていこうと計画をぼんやり立てている昨今ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 家でおとなしく宿題をやっつけようよという気はするのですが、それだけだとお休みがもったいないですし、バスケシーズン明けにやってくるプロ野球のシーズンに向けて、超望遠もたまに触っておきたいとで。

 色々と調べて、上限5000人ではありますけど、本馬場に客入れを行っていそうなので、久々に砂上のバトルを撮りに行こうかなぁと思うんですけど、ただただ撮るだけなので、きっとたぶん(お財布的な)勝ち負けはない……と思うんですけどね(笑)。

■試合情報

 第16節 GAME2
 さいたまブロンコス 102-87 山口ペイトリオッツ
 所沢市民体育館
 ※詳細スコア

■移動手段

 新所沢駅が最寄りの所沢市民体育館なので、相模原からは拝島から回るルートか国分寺から回るルートの2つ。

 お値段的には拝島ルートのほうが安いんですけど、移動時間とご飯屋さんの充実を考えると、国分寺ルートのほうがベターかなとそちらをチョイス。

 ベルーナドーム(西武ドーム)にお邪魔するときにはお世話になる西武鉄道さんですけど、あまり乗車しない路線なので頭の中で路線図が組み立てられず、乗車時にドキドキしてしまうんですよね。

■man of the match(さいたまブロンコス)

 さいたまブロンコスのmonは佐藤文哉選手を。

 昨シーズンの群馬から今シーズンはさいたまブロンコスに移籍の佐藤選手ですけども、ここまでの記憶ですとやっぱり群馬の記憶が強くて、その群馬からさいたまに移籍してどんな姿を魅せてくれるのかってのがちょっと楽しみにしていました。

 実際、その動きは衰えることないというか、スリーポイントシュートが3/6の五割、得点自体もスコアリーダーのウィル・クリークモア選手に次ぐ二位、日本人としてはトップのスコアと。

 チームの年齢構成的にチームを纏めるというか、経験をチームに伝える、一個下のHCと選手をつなぐようないう立ち位置かなっていうのも思うんですけど、まだまだ老け込む感じがなくて、その姿を残せたのは嬉しかったです。 

■man of the match(山口ペイトリオッツ)

 山口ペイトリオッツのmonは山下颯選手。

 山下颯選手は昨シーズン、ベルテックス静岡に在籍して、球団マスコットのベルティさんと仲良くしてた、おいもフレンズであります。

 昨シーズン末、契約満了の情報を聞いて、もうちょっと撮りたいなぁって思っていたところで新規参入組の山口ペイトリオッツとの契約。B3は幅広く転戦しているのでタイミングが合えばなんとか見られるかなぁって思いつつ、ようやっと今回。

 久々に見る山下選手はちょっと大人びて見えたんですけども、アップのときの姿とかはおいもの妖精をいじってた頃と変わらず。ブースターさんの雰囲気なんかを見てて、山口でも愛されてるんだなぁってうれしくもあり……って、山口さんもベースカラーにオレンジがあるので、なんかそのまま感がちょっとありました。

■Cheer of the Match

 昨年同様、さいたまブロンコスさんにチアチームはいませんが、今シーズンは地元の皆さんの力を借りて的にハーフタイムショーが行われていまして。

 すべての試合というわけではないようですけども、ホームゲームを彩ってらっしゃるのはエンターテイメントチアダンスグループ、DREAM WONDERLANDのみなさんでした。

 キッズチアさん、中高っぽいみなさんに加え、明らかにただ者じゃない皆さんがいらっしゃって、チアさんを撮る頭を休めないようにざっくりと撮っていたんですが、埼玉西武ライオンズファンのフォロワーさんから素敵な情報が。

 というわけで、この日のCOMはNAGIさん。

 なんで名前を知ってるのよって言えば、おにくだいすき獅子兄妹と一緒にいますしといいましょうか、MCさんとしてではなくチアさんとしての姿を残すのは4年ぶりぐらいと言うか。

 NAGIさんがいらっしゃるのを教えていただいたのはそのハーフタイムのあとだったんですけど、なんの意識もなく普通に撮ってたのが自分の中で残っているなにかがあったのかなとちょっと楽しくなりました。

■Character of the Match

 昨年はリアルポニーをマスコットとか明らかにスベっていたマスコット関連ですけど、今シーズンはリアルポニー、ブロニーが変身したキャラをという流れで設定したブロンクスという名前が命名されて以降、続報が聞こえてこないのが現状。立体化もお金かかりますからね。

 替わりにゆる玉応援団らしさといいましょうか、地元のゆるい皆さんがいらっしゃってというスタイルを採っているようで、さいたま開催ではつなが竜のヌゥさんが、所沢開催ではトコろんさんが来場してアリーナを彩っています。

 昨シーズン、トライフープ岡山の比留木HCにいじられてた動画が印象に残るトコろんトコろんのおねーさん(むなぞーさん)ですけど、動きの連携を改めて見て息の合い方の素敵さを確認していたりと。

 正直なところ、もっとアリーナに出して場を盛り上げてもらったほうが良かったんじゃない?って思うレベルで登場自体は少なかったですし、アリーナMC氏が拾い切れていない動きは多かったんですけど、楽しそうにしてる動きを見ているとちょっとフフッとしたり、お二人の姿は和みポイントでした。

■フックに引っかかった演出曲

 合う合わないはあると思いますが、昨シーズン頭に代表になって現在は退任した御仁の大言壮語全開な演出や音響に関するこだわり(Webの提灯記事より)はほんっとうに好みに合わなかった私なので、今年はどんな感じなのかなぁと思いながらだったんですけど、相変わらずなのももちろんありますけど、オフェンスやディフェンス時の音はいい意味で普通になっていました。

 そんな中でフックに引っかかったのはこちら。

Sandstorm/Darude

  厳密に言えば、新所沢でフックに引っかかったのではなく、越谷でフックに引っかかって、どっかで絶対聞いたことのある曲なんだけどなんだったっけ……って思っていたところに新所沢でも流れ、ようやく検索に引っかかったと。

 聞き覚えがあったのは、読売ジャイアンツから千葉ロッテマリーンズを経てメイジャーで活躍する澤村拓一投手の出囃子。チアさんの部分とかもですけど、点と点がつながる瞬間ってちょっと気持ちいいですよね。

■行き来の飲食

 ・寅”むすこ食堂

 学生の街である国分寺は盛りの豪快なお店が結構多く、昨シーズン、所沢市民体育館の帰りにお邪魔した淡淡さんとか二郎インスパイヤ系やら洋食屋さんやら、よりどりみどり……だったんですけど、ちょうどアイドルタイムだったり定休日だったりで悩ましい状態に。

 そんな中でお邪魔したのは北口からすぐの寅”むすこ食堂さん。移動中に検索をして通し営業でやってらっしゃるようだったので、お邪魔したのですが、店内は昼酒からちょっと早い飲みを楽しまれる皆さんや大学生風の皆さんで結構賑わっていました。

 大盛り系を探すときによく使う食楽webさんでちょうどこの日の前々日に紹介されていたスタミナ丼大盛りも魅力だったんですが、スポーツやってそうな大学生のヤングが頼んで、やってきた丼をみてを見てドン引きしまして、黒酢ソースの肉団子定食を選択。

 メインのおかずプラスお味噌汁と小鉢、納豆が付いてというボリュームでご飯は普通盛りで漫画盛りに近いので、丼の大盛りとかやらかすとどうなるかというのは……ご想像の通りです。

 納豆やふりかけでご飯をある程度食べたので、残った肉団子を肴にちょっと一杯飲みなながらだったんですけども、ちょい呑み出来つつご飯もしっかり食べられるスタイルは学生さんとか腹ペコにはとてもフィットするお店だと思いました。

■締めとして

 色々と試合以外の見せ方に呆れつつ、本気でやっているのかツッコミ待ちなのかどうか悩ましいところで代表氏(当時)の提灯記事が出てきてハハッと乾いた笑いが出ていた昨シーズンを踏まえ、今シーズンはどんな塩梅なのかしらとお邪魔してきましたけども、昨年と変わっている箇所もあればそのままの箇所もというのがストレートな感想、でしょうか。

 要所要所というか、昨シーズン鳴り物入りと言うか、うちの色なんです的に使っていた楽曲(「なぜか埼玉/さいたまんぞう」や「違う、そうじゃない/鈴木雅之」など)は継続していましたし、MC氏が応援練習を単騎で行っているという姿はそのままというスタイルでした。

 それでもビジター側の紹介一切なし、チーム名自体をコールするシーンで音量絞ってMC氏が紹介するなどの対戦相手へのリスペクトが一切ないというような流れが無くなっていたのですけど、普通の事を普通にしているだけでよく見えるってのもいかに去年がアレだったのかというかなんというか……。

 NPB方面を2005年頃からエンタメに比重を置きつつ見ていて、Bリーグも楽しいってなった人からすると、それっぽい時期にそれっぽいバスを市内に走らせてうちの球団とは一切関係ないですって言われてた元代表氏はいろいろな話が聞こえてきている上でやっぱり同じことやらかすんだって思いましたし、ホームアンドアウェーではなくホームアンドビジター、自分のところだけがよければいいっていうのじゃ回らないって考えができない人なんだろうなぁって思った昨シーズンから、その御仁が代表を降りただけで、ここまで普通に戻るんだなぁってちょっと笑っていました。

 合う合わないがあるのは人間なので仕方ないといいましょうか、あの御仁の施策の数々は本当に合わないなというのを改めて感じたこの日の試合でした。

 合う合わないでいうと、昨シーズンの悪印象に引きずられている部分があるとは思うんですが、MC氏の言い間違いの多さやまだ残るビジター側へのリスペクトが感じられない色々はやっぱり合わないなと。

 もともと小さい箱ですけどラジオで長く喋っていた私で、スポーツMCっていう実地経験はありませんが、各地のアリーナMCさんの仕切りを気にして聞いていまして。いろいろな場所で声を聞いていく中、アリーナMCさんて「みんな仲良くけんかしな」で「自分の色を出しつつ出さない」って、ちょっとニュアンス的に難しいかもですけど、基本はその2つがポイントかなと思うんですけど、けど……。

 年齢の低さを前に出す以前にインタビューの引き出しをもっと広げていっていただいたり、新川敬大選手のキャリア通算1,000得点をゲストの声優さん、岩井映美里さんが言い間違えたのをそのまま受けて間違い続けるのではなく、やんわりと修正していけるような流れを醸成していただけばと。

 とりあえず、ヒロインでキャリア通算得点をレギュラーMCが間違えるのは正直どうかと思います……。

 と、アレなお話はアレなお話として、ゲストの岩井映美里さんとその姿を楽しみされているファンのみなさんが多く来場されていて、試合もしっかり楽しまれていたっぽいのはちょっと嬉しく。

 私も元々ヲタっ気のある人なのであれなんですけど、一番の楽しみがある中でその先が中々スポーツに向かないかなとは思うんですけど、今回ちょっと楽しかったなぁって思ったら、是非また足を運んでもらえらたらいいんですけどね……って、次回もコラボが決まっているそうで、次回は艦これのゴトランドの中の人(高尾奏音さん)ってのを見て、最近の声優さんをゲーム方面から知ることが多いなぁと。

 たまたまで会場に足を運んでくださった皆さんになにかしらスポーツ観戦が楽しいと思ってくれたり、ブースターさんがアニメに興味を持ってっくれたらみんな幸せになると思うんですけどね。

 と、演出面で気になるところはちょいちょい残りましたけど、これは去年もではありますが、試合自体は普通に楽しく。

 昨シーズンは試合内容がちょっと物足りない感じでしたけども、今シーズンはふわっとした感じだった泉さんがしっかりとヘッドコーチに就任、その他のスタッフ陣もちゃんとその姿が見えるというような、そんな雰囲気が。

 チーム構成がしっかりしてるというか、去年感じたフワッフワしている部分が一切なくなって、選手たちがストレートに試合を楽しんでいるんだろうなぁってのが伝わってきていたんですよね。

 純粋にさいたまブロンコスのプレーは見ていて楽しいと思えたので、あとはそれに付帯する魅せ方、演出面がしっかりと進化していったら、また足を運びたいってストレートに思うことが出来るかも、なんてことを思いながら見ていました。

 あっと、最後に……。

 開始前にやっている選手紹介の煽りMCはVとかと一緒なら映えると思うんですが、現状だとなんか浮いてるなぁって思ったのと、ゲストさんに読んでもらうならもらうで、どの時点で原稿を渡してらっしゃったのかがちょっと気になったり。

 普段慣れてらっしゃるシチュエーションじゃなかったというのはもちろんあると思うんですが、ちょいちょい詰まってらっしゃって、どの時点で原稿をゲストサイドに渡されていたのかってのが声も気にしている人的に心配になったんですよね。

 声が仕事のみなさんだとしても、即興で当日原稿を渡されてそのままはいどうぞでやってくださいってなったら、100%出すのは難しいんじゃないかなと。指示もなくはいどうぞじゃ、どうやっていいかわからないですし、即興力と原稿を噛み砕いてちゃんとアナウンスするってのはまた違いますし。

 ただ読みました、声が聞こえたらいいです……じゃあ、来ていただいてコラボしたところのポイントとしてはズレてるんじゃないかなと思うんですよね。

 それこそアニメ作品とのコラボ(今回は「ヤマノススメ Next Summit」とのこコラボで来場)だったら、そのキャラとして読んでもらうとか、NPBの現場で声優さんコラボのときとかはよくあるパターンではありますけど、ゲストを軸に来ている人にもファンサになって、作品を知らない人にもフックになるんじゃないかなぁと。

 とまぁ、そういったあたりの色々を気にしてる人も稀にいるよっていうのがなんとなく伝わったら嬉しいです。

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 Next Game
 第17節 GAME1
 アルバルク東京 - 大阪エヴェッサ
 アリーナ立川立飛

 さて次回は金曜日土曜日とアスフレちゃんホームゲームだった予定が疫病で延期になり、今シーズン予定から漏れていたアルバルク東京さんのホームゲームでコートサイド一列目がお値打ち価格でリセールがかかっているのに気づき、ホイホイお邪魔してきたお話をお届けしていきます。

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