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籠・諸国漫遊記21-22(56)(2022/5/1)

 前回の本文中にもちょっと書いたんですけども、半月前ぐらいの予定では22-23シーズンの開幕を第2節から、開幕節は土曜がベルーナドーム、日曜がZOZOマリンと過ぎゆく野球の季節を味わう予定だったんですが、急転直下で土曜を越谷アルファーズさんのホームゲームにという行程に変わったりなんだり、エンジンがかかってきた昨今ですが、みなさまいかがおすごしでしょうか。

 ぶっちゃけた話、土曜のチケット手配に失敗(予定していたベルーナドームの試合が当初最終戦予定だった(大宮開催が雨天中止で翌日が最終戦に))したため、そのリカバリーで観戦候補を上げていって、満足度や残席状況、翌日に向けた準備時間のとりやすさを考え、越谷アルファーズさんのホームゲームにと。

 じわじわと開幕に向けてのモチベーションも上がってきていますが、更新残等(今回更新を終えると残7)をふまえ、真面目に多少観戦を絞っていく方向で考えていたり……と、勤労と観戦(とゲームなど)以外に使える時間がほしいです。

■試合情報

 第30節 GAME2
 ベルテックス静岡 93-83 トライフープ岡山
 静岡市中央体育館
 ※詳細スコア

■移動手段

 前日のアースフレンズ東京Zさんのホームゲームがファン感謝祭までじっくりみっちりだったと言うのもあり、データ転送などの作業が遅くまでかかったため、睡眠を優先に車での移動。

 行きは高速を使って、厚木インターから東名の清水インターまで。帰りはおなじみの一般道でというルートだったんですけども、静岡あたりまでの移動で高速を使うと運転時間的にはちょっと物足りないんですよね。

 晴れていれば由比のパーキングエリアで富士山をというベタな構図の風景を見ることができたんですけども……このあたりは次回以降のお楽しみで。

■man of the match(ベルテックス静岡)

 ベルテックス静岡のmonは21-22シーズンは主将を務めたムッサ・ダマ選手(22-23シーズンは岩手ビッグブルズに)。

 ダマ選手の動きは本当に撮っていてワクワクしましたし、そのワクワクをどう絵に乗せるかってのを考えながらやっていたんですけども、この日は選手を撮るには絶好のエンドの位置。

 ただ、問題としては私がエンドでの撮影に慣れていないということで……。

 軸足をスポーツエンターテイメント側、キャラやチアなどの演出側に多少寄せて観戦をしているので、空いていればサイドライン側に陣取ることが多いんですが、この日は最終戦ということもあって、早々にサイドが売り切れ。

 エンド一列目をなんとか確保してという塩梅だったので、これはもう逆手に取って頑張って選手を撮っていくんだという気持ちで頑張っていたんですけども、撮影経験値が足りないのを実感しておりました。

 それでもなんとか絵になっているのは被写体の強さ、魅力なんだよなぁと。選手は全力でプレーするだけだと思いますけど、野良のカメラからするとホント撮らせてもらってるなぁというのを、実感しました。

■man of the match(トライフープ岡山)

 トライフープ岡山のmomはハンター・コート選手を。

 トライフープ岡山さんの試合は大網白里でアルティーリ千葉さんとの試合以来だったんですけども、そのときは試合での姿を残せなかったハンター・コート選手を今回はしっかりと残せていました。

 ハンター・コート選手は横浜ビー・コルセアーズ在籍時が初めてその姿を見たんですけども、もうちょっと撮りたいなーって思っていた時に負傷の情報。かなり重い怪我でしたし、シーズン終盤にベンチ外で帯同している姿を見ていましたけども、以降は契約の更新もせずと言うかたちに。

 それから2シーズンの時を経て、トライフープ岡山との契約が結ばれたというニュースを聞いて、撮るシチュエーションを楽しみにしていたところの最初が大網白里とでDNP。

 静岡市中央体育館でようやっとプレイシーンを残せたんですけども、やっぱり華があるなぁと。

 たたずまいからなにから撮ってて「カッコいい」んすよね。一人でシューティングをしてるシーンとかもですし、プレータイムで結構激しい表所をしているシーンなんかもそうで。

 変な意味じゃなく、チアさんと同じ勢いといいましょうか、被写体の一番いいシーンをどう残すか、そこに気合を入れていたような形だったんですけども、うまく結果(上がりの写真)につながっていればいいんですけどね。

■Cheer of the Match

 この日のCOMはChikazuさんで。

 ベルテックス静岡さんの20-21シーズンや21-22シーズンのここまでを見てきて、ちょっとこうチアさんの演出に関してはもうちょっと出られそうなスペースがあるのにもったいないなーと思っていたところで迎えた最終戦。

 その勝手に思った「出られそうなスペース」のところにすべてベルーナさんたちが登場してステキなアクトを魅せてくださったり、応援を盛り上げていたりという形だったんですけども、私が座っていた座席からビシッと撮れたのがChikazuさんだったんですよね。

 通常衣装も素敵だったんですけども、新衣装の姿がホント素敵で。なんというか、ベルーナさん自体が可愛いより綺麗が前に来ている印象だったんですけども、新衣装はより一層綺麗を引き立たせてらっしゃる気がしました。

■Character of the Match

 おいもワールドの主、ベルティさんは今シーズン終盤に向けて始めたビジターチームマスコットのコスプレシリーズを最終戦の日も全開にしていまして……これは、初めてベルティさんにお会いできた日に岡山からいらっしゃってたトライプくんですね。

 コスプレシリーズは稲沢駅近くにお住まいの某キャラクターを模したときの不評(僕は好きでしたよ(笑))もありつつでしたけど、流れてくる写真のインパクトとか家内制手工業感とか本当にストライク。ベルティさんや周りのスタッフは本当に頑張ってらっしゃるなぁってのがものすごく伝わってきていました。

 試合開始直前はゲストのパルちゃん先輩と楽しそうにしていたベルティさんですけども、動きの指示をもえぴ(広報の高橋萌花さん。ベルティさんが高橋広報の個人Twitterを宣伝した際にもえぴ扱いだったので、弊noteでは以降はずっともえぴ扱いにさせていただきます(笑))が出しているのを、ふたりともしっかり聞いているシーンがツボでした……というか、これはもえぴがかわいいですという絵ですね。

 こんな感じでこの日も「ぜんりょくぜんかい(おいも比)」だったベルティさんですけども、やはり書いておきたいのはBリーグマスコット・オブ・ザイヤー21-22でのがんばり、でしょうか。

 元々、私のスタンスが「みんな違ってみんなすごい」と言うのもあり、投票で順位を決めることに対して懐疑的ではあるんですけども、それでもB3まで範囲が広がった今回、ベルティ陣営は相当本気で上位を狙っていたんだろうなぁというのが伝わってきていました。

 チームがメインでってのはよくあるパターンで、そこから一歩進んで選手に投票を呼びかけるという流れ。ここまでもやるところはやりますけども、ベルティさん自体のアカウントでのサーチとファボというネット活動に静岡市街での選挙活動にあいさつ運動にとリアルでも動き……結果、B1B2のキャラクターをかき分けて11位という素晴らしい結果に。

 オール静岡感が出てたりとか、ほんにん+選対のがんばりとか、目に見えて頑張っているのが見えていた部分が多いので、本当に納得なんですけども、ベルティさんたちにはおめでとうと来年もっと上を目指してくださいっていう言葉を送りたいですよね。

 あとは下位に沈んだ、順位をあげようとしたけれどイメージより上がらなかったところは、自身のキャラに責任を転嫁するのではなく、自身たちがどれだけ動けたのか、投票を呼びかけられたのかというのを冷静に振り返ってほしいなって思います。

 昨今の自軍のキャラへの愛がまったく伝わらない契約保留ネタとかで順位を責める感じのいじられ方を見るたびに、そうじゃないでしょう……という気持ちが本当に強くなりまして。

 ベルティさんのスタッフや選手、ブースターさんからの愛の注がれ方を思い出すと、自分たちのファミリーに対してはオトすよりアゲるほうが絶対にイメージが良くなりますし……。

 ある意味でNPBの両きょしょう(食パン契約更改師匠フリーエージェント師匠)の影響が強いんでしょうけども、契約更改前提じゃないように見える、なんだったらすげ替える可能性もチラ見せする流れは粋じゃないよねって思うんですよ。

 そこに愛はあるんか?(アイフルのCMより)

■この日のゲストさん

 この日はマッチデースポンサーさんの絡み……ベルテックス静岡さんと清水エスパルスさんのマッチデースポンサーを務める、アイ・テックスポーツウィークに関連して、清水エスパルスのパルちゃんが静岡市中央体育館に来場していました。

 Jリーグの皆さんもお会いしてみたいなぁと思いつつ、絶好の機会であるゼロックススーパーカップはこれまで放送を担当していた日だったためにお邪魔することができず。あとはちょうど野球のシーズンと被っているので、なかなかリアルにお会いできなかったんですよね。

 パルちゃんと言うと、B☆B PHOTO BOOK「Run」でB☆Bと対談したり、「パルちゃんとグランパスくんのほん。」を出したりってイメージが強いんですけども、リアルにお会いしていなかったので、測りかねる部分があったんです。

 身長を。

 第一印象はもうただただ「大きい」という印象。感覚としては、つば九郎さん(東京ヤクルトスワローズ)とかマーくん(千葉ロッテマリーンズ)にはじめて会ったときの印象に近かったです。

 今回はゲストと言うのもあり、そこまで登場頻度は高くなかったんですけども、ベルティさんと一緒にいる姿は癒やしの一言。マスコットとマスコットが楽しそうにしている姿は本当にいいなと思いました。

 もう一段上をって考えるなら、パルちゃんやベルティさん、ベルーナさんたち演出チームがともに組んでハーフタイムとかにパルちゃんショー出張版を見せてくれたりしたら……キャラを使った先方の集客効果ってのも見込めるんじゃなかろうかと勝手に妄想するのですが、どうでしょうか。

■フックに引っかかった演出曲

 今回はタイムアウト毎の登場も多かったベルーナさんたちがタイムアウトの時に使っていた楽曲が印象に残りました。

 Faith ft. Ariana Grande/Stevie Wonder

 ほんとこの日のベルーナさんたちは衣装のバリエーションが増えたり、タイムアウトのタイミング毎にコートに登場して応援を盛り上げたりと、ある意味で想像しうる最大限のスタイルので魅せていて、アクトにしても盛り上げにしてもものすごく良かったんですよ。

 いい流れのシーンに流れていた、これはなんかいつもと違うぞと感じたシーンで流れていた曲はやっぱりフックに引っかかりますよね。

■行き来の飲食

 予定していたのは久々にと清水にあるいい盛りお店、さんふぁいぶさんだったんですが、夜の部開店であろう時間帯に店の明かりが消えていて、この日はお休みだと悟り……静岡方面からの戻りでよくお邪魔する、これまた勢いのいい盛りで魅了してくる沼津の空海さんに。

 焼肉丼か焼肉定食しか食べていない気がするんですけども、ちょっとでも野菜を食べたいなと思い、お肉の下に野菜が敷かれている焼肉定食を選択。

 間違いのないビジュアルといいましょうか、甘辛く炒められているお肉は白飯がほんとによく進みまして。おかわり無料なのもあって、もっしゃもっしゃといただきました。

■締めとして

 2シーズン連続でベルテックス静岡さんのシーズン最終戦にお邪魔することが出来たんですが、(おいも一派に)色々と見られているのを抜きにしても、20-21シーズンの最終戦とはぜんぜん印象の違う、シーズンの締めくくりらしさあふれる最終戦の姿でした。

 開場時は生憎の天候だったんですが、早くから並ばれているファンクラブ会員の皆さんに一般のお客さんの姿の多さに圧倒され、DJケチャップさんとワタナベユウスケさんが二人体制でウェルカムグリーティングをやっている姿にちょっとグッと。

 過去にベルテックス静岡さんの観戦記を書いたときもピックアップしたんですけど、アリーナMCがウェルカムグリーティングやっているところはベルテックス静岡だけでしか記憶が無いですし、その姿はDJケチャップさんを初めて拝見した横浜ベイスターズの横須賀スタジアムでの姿とオーバーラップしていて……。プロスポーツを色々と見てきているがゆえに気づくポイントかもしれないんですけど、そのブレの無さが嬉しかったです。

 入場後も入場後でトライフープ岡山ブースターさん以外の大多数が配布のオレンジTシャツを着用していて、アリーナ全体がオレンジ色に染まるという風景と応援練習で響くクラップの音というのはちょっとこう感動を覚えというか、会場の一体感が本当にすごくて、ベルテックス静岡さんが地元にしっかりと根付いていることを思い切り体感していました。


 試合自体はその地元の声に押されたベルテックス静岡さんの勝利。個人的には黙ってシャッターを切っているだけなんですけども、クラップや音の応援をしっかりと自分たちの力に変えていたのかなというのを感じまして。

 私自身は箱の人で各地の雰囲気を肌で感じてきゃっきゃしてるのが楽しいなぁと思って色々なアリーナに足を運んでそっと紛れ込んでいるんですけども、ブースターさんの応援は選手の力になってるよなぁってシーンをほんとに見ることが多いんですけども、この日は静岡側の背中に思い切り風が吹いていた、そんな気がしました。

 昨シーズンの覇者で昇格プレーオフに挑むことが決定しているトライフープ岡山さんは戦略戦術等々プレーに関して全然判っていないのでアレなんですけども、ファインダー越しに見ている感覚で、昨シーズン撮っていた雰囲気とはちょっと違うといいましょうか、トライフープ岡山の試合を見ている時に感じる圧が弱く感じたんですよね。

 圧というか、チームの勢いと言いましょうか……自分たちのやりたいことが封じられ、フラストレーションが溜まっていくような悪循環に陥っているかなって雰囲気が出てたのかなと。

 1月に大網白里でアルティーリ千葉さんとの試合で見たときは圧倒的に千葉さん優位かと思っていた中で食らいついていった岡山さんの姿が印象的だったんですけども、この日はその勢いがあまり感じられなかったんですよね。

 シーズン終了後、20-21シーズンのB3覇者として21-22シーズン2位のチームと昇格戦を行うトライフープ岡山さんだったので、そこまでにどう修正してくるのか、昇格戦でどんな試合を見せてくれるのか、逆に楽しみになっていました。

 あと、勝敗とは全く別に比留木HCを撮るのが楽しかったです。

 アクションの激しい、熱めのHCって撮る側の脳で見るとものすごくフォトジェニックというか、熱量が絵に乗りやすい気がするんです。もちろんただの瞬間湯沸かし器じゃチームを引っ張れないでしょうし、魅せる要素を含めた動きなのかなって感じるんですけど、ほんと撮ってて楽しいんですよね。

 22-23シーズンもどこかしらでトライフープ岡山さんの試合を見るときは、しっかりと残していきたいです。


 ベルーナさんたちは衣装のパターンの変化や登場シーンの増加等、好感しかなくて。

 トップスのバリエーションが増えたという感じだったんですけど、今までの衣装もらしさがありましたが、この日見た新衣装はエレガントな感じが出ていて、他のチームにはあまりない系統の雰囲気のもの。

 そんな衣装の雰囲気と皆さんの動きがものすごくマッチしてるなーっていうところとタイムアウト時にコートインするパターンが今まで以上に増えていて、お客さんのブーストアップに思いっきり効いていたことがものすごく好感触だったんです。

 もしかしたら、元々やりたかったことというのはこの日見た動きだったのかなぁって、そんな印象もあったベルーナさんたち。22-23シーズンはまた新しいチームで継承と革新をしていくのかな、なんて思うんですけども、お邪魔したときはその活躍をしっかりと残していきたいですね。

 ベルティさんのお話はもうたっぷりと項目で書きましたので……見ているだけで癒されるのが伝わったらいいなと思います(笑)。

 ベルティさん自体というよりは、映像のカメラさんなんかはお客さんに気を使われているイメージがとても強い中、ベルティさんとパルちゃんのラブリーシーンを撮ろうと初動が遅れてしまったオフィカメさんがコート上を移動した結果、思いっきりカブって言ったというのはしっかりと書き残していきたいところ。

 キャラずの不規則(笑)な動きは覚えていても突拍子がないこともありますし、それで焦ってシャッターをきるのは分かりますけど、客前を塞いでしまっていたってのはちょっと……と、スポーツマスコットたちを撮ってちょっと長い野良カメラは思いました。

 あと、前々から見ててやっぱりグッと来るのがチーム全体に気を配りつつ、UMAを他のスタッフとともにアシストしているもえぴ広報ってちょっとすごいなと。

 業界長く見てると気づくといいましょうか、キャラのアテンドって専業のスタッフがついている、協力会社だったりボランティアスタッフだったりってことが多いですけど、もえぴ広報は広報としての動きにプラスしてのがホント「出来るひと」って感じが出てて、ベルティさんと一緒だとセットで撮りたくなっちゃうんですよね。

 22-23シーズンは各地のロスター状況(ズッ友の石川尚樹選手が22-23シーズンは東京八王子ビートレインズ入り)により、もえぴ広報へのベルティさんの八王子行きたいアピールがひどい(笑)ので、静岡だけじゃなく初めての遠足での姿をのこせる気がしているので、今からほんとにワクワクしています。

 改めて見ても、この八王子行きたいアピールはほんとにひどい(褒め言葉(笑))ですけど、金曜日の有給も視野に入れながら隣の市在住の人は楽しみにしています!

もえぴとおいぬ。

 ベルティさん! もえぴ! 期待してますからね!!!!

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 Next Game
 第36節 GAME1
 シーホース三河 vs 川崎ブレイブサンダース
 ウィングアリーナ刈谷

 次回次次回で21-22シーズンのB1観戦のオーラス。旧国名で言う三河国に根を張る籠球チームを巡る旅でB1は締めくくる形になったんですけども、まずは刈谷のタツノオトシゴとタレント業が忙しいあのかたのアリーナの様子を見ていきましょう。

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