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籠・諸国漫遊記20-21(8)(2020/11/15)

 カメラを持って西へ東へ。年末までの行程を仮組みして、年内は長距離ドライブが少なそうだなぁとか、そんな予定な昨今ですが、皆様はどこで何を見る予定でしょうか?

 昨今の情勢だと、色々と控えて……なんてのが流れなのかもしれませんけど、とりあえずただしく恐れて正しく対策していけば、リスクがだいぶ減るんじゃないかなと思うんですよね。

 遠征大好き、旅大好きな人が抑制され続けたら、それはそれでやられてしまいますし……。このあたりはもう、人に言われたからどうとかこうとかではなく、自分の信念をちゃんと持って、ビシッと動いていかなくちゃなんないよね、なんて思います。

 とりあえず、11月はおとなしく12月からは色々攻めていけたらと思いますので、色々とご期待ください。

■試合情報

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 第9節
 川崎ブレイブサンダース 82-93 富山グラウジーズ
 とどろきアリーナ

 ※詳細スコア

■移動手段

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 予定ではストレートに横浜から武蔵小杉を目指す予定だったのですが、もう一つのライフワーク、プロ野球の方でよく行くチーム(千葉ロッテマリーンズ)が福岡でのクライマックスシリーズを戦うにあたり、パブリックビューイングを行うという話がありまして。全ては見られないのは分かっていたんですけど、とどろきアリーナの開場時間は諦めてZOZOマリンスタジアムで、試合開始を見届けつつ、海浜幕張からの移動でした。

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 推しが何本もあって、見たいと残したいを優先していくと行程がタイトになるんですけど、これはもう仕方ないですよね。とりあえず、武蔵小杉の横須賀線ホームからバスの発着がある東急、南武線ホーム方向への移動は本当にここであってるのかしらと不安になるというのを書いていきたいなと。

 帰りはご飯屋さんの都合でとどろきアリーナから徒歩で新丸子。その後は東急東横線で横浜に出てという経路でした。


■man of the match(川崎ブレイブサンダース)

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 前半、富山グラウジーズにいいように攻められ、その後の立て直しを後半どうしていくのかしらと……とか思いながら見ていたんですけど、写真的なmonは10/21、アウェイ渋谷戦と同じく藤井祐眞選手。

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 推しプレイヤーがそれほど明確にいるというわけではなく、広く浅く撮りつつ、ぼんやりと今日はこの選手を軸にしたいなーって頭に浮かべながら観戦しつつ撮影してるんですけど、想定していた選手の絵をそこまでパンと撮れず、ビシッと決まったのが藤井選手の絵でした。

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 藤井選手はワンプレーワンプレーが激しいので、印象に残る絵が多く。残りやすいが故にもっといいシーンを残したいな、残すことに挑んでいきたいなと感じさせてくれるプレイヤーだと思います。

■man of the match(富山グラウジーズ)

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 富山グラウジーズのmonはジョシュア・スミス選手。アップのときからただただ追いかけて撮っていたんですけど、咆哮を上げているシーンを残せたのはよかったなと。

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 2017-18シーズン、横浜文化体育館で行われた横浜ビー・コルセアーズと富山グラウジーズの試合で目の当たりにしてから、その動きと強さ、大きさに心奪われたんですけど、この日の試合で久々に撮れるということで、いっぱい撮っていこうと。

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 アップのときにブースターさんからカメラを向けられて、カメラ目線でじっと見ている姿とか、通訳兼選手の山口選手(165cmと小柄な選手)ゴール下で攻守に渡って圧倒的な存在感を見せつけている姿とか、ジョシュア・スミス選手はやっぱり撮ってて楽しかったんですよね。

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 まだ富山グラウジーズのホーム開催を見たことがないのですが、赤いユニフォームに身を包んだ、ジョシュア・スミス選手を撮れたら……いいですよね。

■Cheer of the Match

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 川崎ブレイブサンダースのチアチームはIRISさん。花の名前だったり、サクラ大戦のキャラクターだったりという言葉がぱっと浮かんだりなんだりするんですけど、実際には虹の女神をイメージして命名されたそうですね。

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 いい塩梅に撮れたねって意味合いのCOMとしては、MISAKIさんかなと。座った位置と登場位置がいい塩梅で、しっかりと撮って行けたというのが大きいかなと。

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 着席位置で撮れるメンバー撮れないメンバーが出てくるのは、メンバー数とアリーナ規模の大きさ故かなと思うんですけど、そうなったらもう割り切って一点突破していくしかない、ですよね。

■Character of the Match

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 川崎ブレイブサンダースのマスコットは雷獣? 的なと言うか、空から降りてきた雷のお子、ロウルさん。見ていただいて分かる通り、ストレートな可愛らしさが全面に出ている子です。

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 東芝時代を支えたブレイビーさんが雷リーグに移籍するのを受けて、川崎ブレイブサンダースのマスコットとして頑張っているロウルさん。登場からなにげに年に一度はその姿を見ているんですけども、年々ファンが増えている気がしますし、キャーキャー言われている気がします(笑)。

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 NPBの世界からスポーツマスコットたちの活躍を撮り始め、気がつけば結構経っているんですけど、ロウルさんはピントを合わせやすい(お顔が大きい(笑))のと光の加減でものすごく表情豊かに残せるんですよね。

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 キャラ好き、スポーツマスコット好きな皆さんには是非生でロウルさんを見てほしいなぁと。ロウル沼の深淵を覗いてほしいなぁと思います(笑)。

■フックに引っかかった演出曲

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traveling/宇多田ヒカル

 諸々の対策もあるのか、タイムアウトごとの登場などが抑えめな印象を受けた川崎ブレイブサンダースの演出ですが、登場が無い替わりにセク山さんのDJタイムに重きが置かれているような流れかなと。

 今回フックに掛かったのはそんなDJタイムの一曲。とどろきアリーナでセク山さんの選曲を聞く機会がこれまでも結構あったんですけど、邦楽の入れ方がすごく好きで。この曲の前のJ.BOY/浜田省吾で心掴まれ、アリーナでなかなか聞かないよね、浜省は……なんて思ってたところのtravelingと。

 耳でも楽しませるという流れはアースフレンズ東京Zさんでやってるオルガン生演奏とかもありますけど、今後もっと重要視されるかも、ですね。

■行き来の飲食

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三ちゃん食堂

 駅としては武蔵小杉のお隣、新丸子が最寄りの「三ちゃん食堂」さんには前々から行ってみたいと思ってたものの、試合終了の時間的に厳しかったんです。今回は16時試合開始で終了がざっくり18時過ぎ、シャトルバスをスルーして、徒歩で動いても閉店時間には間に合いそうだなとてくてくと向かっていました。

 新丸子の駅かららは徒歩3分ぐらい、とどろきアリーナからは30分弱で到着。諸々対策で開いているドアからは飲み屋さんらしい喧騒が聞こえてきていまして。暖簾をくぐると、いい塩梅に出来上がった皆さんで店内はいっぱい。カウンターにぽっかり空いた座席を見つけ、なんとか着席。

 お昼の12時から現在は20時までの営業な三ちゃん食堂。定食メニューに中華、居酒屋的なおつまみも色々ある中、選んだのは……チャーハンでした。

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 朝ごはんを食べて以降、昼ごはんをすっ飛ばしてZOZOマリンスタジアムからとどろきアリーナに移動していたというのもあり、大盛り(150円増し)でお願いしていたんですけども、お腹が空いていたので量的にはちょうどいい塩梅。具材的には卵、ネギ、そしてなるとというシンプルなもので、食べ飽きない感じでした。

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 「酒場放浪記」や「孤高のグルメ」でも紹介された三ちゃん食堂。着飾り感ゼロの普段着食堂な空気と、酔客の喧騒が心地よいと感じたので、またお邪魔したいですし、他のしっかりとしたごはんものとともに、飲みでもお邪魔したいなと思いました。

■締めとして。

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 約一年ぶりのとどろきアリーナですけども、基本は大きくぶれずに。場外の喧噪、場内の雰囲気など、この状況下でマスク着用の徹底というのはありますけど、雰囲気はあまり変わりませんでした。

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 運営会社のDeNAさんが横浜スタジアムで施行している施策に近いと言いましょうか、スタッフさんがマスク着用の徹底看板を持って回遊していたりというのは、プロ野球で見たシーン。屋外と屋内という差はありますけど、他アリーナと先行して興行を打てているというのは一歩先んじているところはあるんじゃないかなと。

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 一階席のひな壇席が揺れやすかったりというのも変わらないとどろきアリーナらしい部分。他アリーナより角度の付いたタイプでさらに後方が業務用通路なので、固定が若干ゆるいのかなとか感じるんですけど、どうなんでしょうね。ダンスタイムのお客さんの動きのある時間とか、切迫したシーンでホーム側のシュートが決まる、なんてシチュエーションでお客さんがドンと座ると結構揺れるんですよね。アリーナの癖と言えば癖ですけど、ちょっと気になるは気になるなと。

 でも、角度事態はしっかりとあるので、他のお客さんに基本はかぶらず見られるため、コートが見えないというストレスは感じにくいアリーナではないかしらと。ダンスコンテストなどのアピール系の時間に「自分の座席で」「座って」というアナウンスがあったり誘導があるとさらに嬉しいんですけどね。

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 試合自体は富山さんが前半を圧倒。後半に川崎さんも巻き返していったんですけど、と。その場その場で試合を見てという事やっている私ですけど、川崎ブレイブサンダースさんというと、ちゃんとBリーグを見始めた頃から強豪というイメージが強く、前半で18点差付けられたときにはおぉぉと。後半には修正してきていましたけど、圧倒されていく川崎というのはイメージに無くて、少し驚いていました。試合展開で変わると思うんですが、このあたりは先入観をもたないで、そのままを見て残していきたいなと思いました。

 他に気になったシーンと言えば、この試合でBリーグは8試合目の観戦になるんですけど、他のアリーナではないシチュエーションが。それはIRISさんたちがコートでアクトを魅せているときに付けていたマスク、でした。

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 このご時世では分からなくはないですが、チアも試合を形作る重要なファクター。そのファクターの魅せ場は選手のプレイタイムと同じじゃ無いかなって思うんですよね。だったらその時はそのままの姿で魅せて欲しいなと。ゴール下とかで応援を盛り上げているシーンは仕方ないにせよ、コートインの時は、他のチームの皆さんと同様、マスクを外してのアクトで魅せて欲しいですね。

 あと、野良の光画部として思うのは……是非通常をパンツスタイルにして頂きたいなと。セクスィなのはステキだと思うんですけど、ちょっとこう……うん、もうちょっと抑えていただけるとありがたいなと。

 こんなにステキなんだよ、みんな凄いんだよってシーンが撮れても、諸事情(お察しください)で没になる絵がむっちゃ多く、オフィシャルがこれでもかって供給してくれるなら別でしょうけど、市井の人々が撮った写真やルールに則った動画を見て、ちょっと行ってみようってアリーナに足が向く、いわゆる呼び水になる機会を損失するのは、なんかもったいないよなぁって思うんです。

 その画像をアップしても大丈夫? と問われて、撮影者にSNSへのアップ画像の見直しを促すのも重要ですし、悪意のある不届き者対策は絶対に必要ですけど、その衣装の意匠、デザインで大丈夫? とチーム内やメンバー間で確認いただければチームも演者も撮り手もみんな幸せになるんじゃないかなと、IRISさんたちを撮っててふと思いました。

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 最後にロウルさんは……キャラクターの項目でも書きましたけど、あのラブリーさはホント、生で体感して欲しいです。短めの手足でがんばって踊ってる姿はなんというか、見守りたい気持ちにさせてくれること必至で。

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 かと思うと、結構機敏にアリーナを移動していたりするので、とどろきアリーナで是非気にしてロウルさんを見て欲しいです。

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 ……とても深いです、ロウル沼は(笑)。

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NEXT GAME
第8節
アースフレンズ東京Z vs 山形ワイヴァンズ
大田区総合体育館

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