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籠・諸国漫遊記21-22(42)(2022/3/5)

 いよいよ4月に突入、車や電車で移動していても、すっかり街が春めいてきたなぁと感じますけども、着るものに悩む時期になってきたなぁという昨今ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 寒いより暑いほうが苦手なので、薄めの羽織るものをとかってやっているんですが、それもまた失敗することも多くて難儀していますが、それでもまだしばらくは屋内競技観戦がメインなので道中さえしのげればと。

 野球自体の開幕は先日、3月21日にファイターズスタジアム鎌ヶ谷のファーム戦で迎え、BCリーグの開幕日もぼんやりと見えてきているんですが、実はNPB・一軍の観戦予定がまだ立っておらず……。

 とりあえず、行かないってことはないので、ゆるゆると計画を建てさせていただけたらいいかなと思っています。

■試合情報

 第22節 GAME1
 川崎ブレイブサンダース 99-75 信州ブレイブウォリアーズ
 とどろきアリーナ
 ※詳細スコア

■移動手段

 神奈川県内のアリーナであるとどろきアリーナなので、移動はさっくり公共交通機関で。

 勤務地が横浜なのでそこまでは定期で。以降はバスの位置的に東横線で武蔵小杉に移動して、お昼ごはんを食べてからバスでとどろきアリーナへ。帰りはお友達と合流して、南武線の武蔵中原まで歩いて近況報告会の後に帰宅。

 武蔵小杉から横須賀線ホームに移動しての帰宅で、電車賃を考えなければ、直通の相鉄線直通の海老名行きに乗ってしまえばいいんですけども、時間的な余裕もあったので、横浜周りで相鉄線に乗り継いでいました。

■man of the match(川崎ブレイブサンダース)

 川崎ブレイブサンダースのmonは今シーズンからキャプテンの藤井祐眞選手を。

 昨シーズンまでの篠山竜青選手からキャプテンを継いだというお話までは聞いていて、今回が今シーズン初の川崎ブレイブサンダースさんの試合、ホーム・ビジター含めて最初だったんですけども、キャプテンらしさというか、雰囲気がちょっと昨シーズンと比べると変わったかしらと。

 プレー自体は確固たるものがあると思うんですけども、そこにプラスしてアップ時にチームの皆さんを見ているシーンだとか、ヒロインで自身の話の後に盛り上げている姿だとか、そのあたりの動きとかを見ていて、ちょっとこれはこれはと。

 相変わらずプレーでえっぐいところにグッと来たり、全身からみなぎるエナジーをどう残すかってのを頭に思い浮かべながらシャッターを切っていたんですけども、改めて撮っててワクワクするなぁって思いました。

 あとは……ロウルさんと相対したときとかもちょっと対応が大人になったのかしらって塩梅で見えたんですけど、どうでしょうか。

■man of the match(信州ブレイブウォリアーズ)

 信州ブレイブウォリアーズのmonは岡田侑大選手で。

 岡田選手はシーホース三河時代、18-19シーズンにその存在を知って、翌年は日程的になかなかプレイタイムがないタイミングでの観戦が多く、富山時代はほぼ撮れずじまい。

 今シーズンは信州さんに移籍してということで、ざっくり観戦日程を組んでいて、ホームはちょっと厳しいものの何試合か信州さんの試合を見ることになりそうだと、岡田選手の姿を残せたらいいなーと思いながらだったんですが、実際久々に岡田選手の存在感を絵に残せるのは幸せでした。

 攻守に渡るハッスルを残していて、決めてほしいところで決めてくる姿ってのはいいなぁってのと、川崎の選手たちとバチバチやっているシーンなんか絵になるなぁと改めて思いまして。

 年齢なんかを見ると、まだまだこれから成長してくるだろうなぁって思うと、ファンの皆さんは持ちろだと思いますけど、流しの感染者の目線からしてもちょっとワクワクが止まらないなぁと。

 今度残すときはホント、どんな姿で残せるんでしょうね。

■Cheer of the Match

 川崎ブレイブサンダースのチアさんはIRISの皆さん。衣装的には昨年を踏襲しつつ、後半はユニにショートパンツという仕様。ショートパンツ仕様のほうが撮っていて(いろいろな気を使わなくて)楽だなっていうストレートな感想を。

 そんな中でCOMは今回もと言うか、勝手に親戚のおじいちゃん目線で見てしまうNanamiキャプテンを。

 過去のとどろき行きでも今の姿はどんな塩梅かしらと追っていってしまうのは、あの頃を海の近くで駆け抜けたメンツが頑張っている姿をしっかりと見られるありがたさを感じてといいましょうか、野球方面からB方面に向かった面々は気にして見ちゃうんですよね。

 約一年ぶりにアクトやお客さんを盛り上げている姿を残せていたんですけども、アクトを魅せる動き自体のパンとした感じとお客さんに相対しているときの柔らかい空気感が更に進化しているような印象があったりで。

 海の近くのあたりでの動きでなにげに歌も行けたり、キャラと組んでグリーティングやっていた世代だったりなのでキャラ扱いもうまいと、そのあたりの色々を見てきているので、もっともっと役割があったらいいのにね、なんて思いながら見ていました。

■Character of the Match

 川崎ブレイブサンダースのマスコットはすっかりもうその存在が馴染んでいるロウルさんです。

 派手なアクションはないけれど、全身からにじみ出るラブリーさで一気にマスコット好きのハートを奪い、特に運営が同門の横浜方面のファンからの熱視線も受けている姿を見て、ノウハウその他は色々と共有化されているのかなとか、ちょっとだけ思っていました。

 約一年ぶりに動くロウルさんといいましょうか、お客さんと相対している姿を見ていましたけども、老若男女、幅広い皆さんに写真をお願いされて、都度ポージングを決めている姿は流石だなと。

 個人的にはオープニング前、動画クリエイターさんの登場時にスローモーションを……なんて話が出ているとき、そっと自主的にスローモーションで動いていたにも関わらず、誰にも触れられていなかった姿にツボっていました。

 ロウルさん、地味なところでネタを結構仕込んでいるので、油断ならないんですよね。

■フックに引っかかった演出曲

 アクトの楽曲も良かったんですけども、今回一番フックに引っかかったのはある映画の劇伴でした。

ナウシカレクイエム/久石譲

 エキシビションが終わって、両チームの選手がアップを始めるか始めないかの頃、場内に流れていたどっかで聞いたことのある音。しばらしくして、ナウシカだってことに気づいたんですけども、川崎ブレイブサンダースさんの場内音楽はいい意味で一癖二癖あってお邪魔するときの楽しみだったりします。

 ちなみにこの日はDJ担当のセク山さんがおやすみだったんですけど、楽曲関係の組み立てだけはされていたのかしらってぐらいに違和感はなかったです。

■行き来の飲食

 ・味奈登庵 武蔵小杉店

 武蔵小杉界隈も気になるお店が結構多いんですが、この日はもう朝から頭がお蕎麦で、たしかあったよなぁ……と、横浜発の銘店、味奈登庵にお邪魔してきました。

 東横線の武蔵小杉駅から徒歩3分ぐらいでお店に着くんですけども、ちょうどお昼時ということもあって、店内はほぼ満席。私が座ったあとあたりからはちょっと待ち時間も出ていたようです。

 今回のチョイスはイカ天丼と冷たいお蕎麦の大盛りで。

 味奈登庵といえば富士山盛りというパターンかなと思うんですけども、今回は大盛り。蕎麦オンリーであれば富士山盛りも行けるかなというところではありますが、丼ものをプラスしていくと大盛りぐらいがジャストかなと。

 久々に富士山盛りに挑みたいような気持ちもあるんですけどね。

※これで大盛りです。富士山盛りは(お察しください

■締めとして

 この週は年に一度は見ておきたいアリーナにお邪魔してという流れで、土曜日は地元神奈川のとどろきアリーナにという流れ。ケータリングのお店がが賑やかに彩っていて、素敵な香りの漂っているとどろきアリーナらしさを感じつつの入場でありました。

 そんな今回の入場時、広く浅く遊んでいるがゆえにかもなんですけども、入場時にチケットを別の会場で通しちゃったかもしれない不安があって、係の人に確認してもらったときの応対が素敵だったのはちゃんと書いておきたいかなと。

 どこのアリーナも基本ホスピタリティに溢れているというか、スーツ組もボランティアスタッフさんもおもてなすって姿が見事なんですが、実際にそういうシチュエーションに見舞われて、気持ちの良い対応をしていただいたときっていい方向の記憶に残りますよね。

 ホスピタリティのお話の次は魅せるという部分。IRISさんのアクトとかロウルさんの動き、魅せ方なんかは本当に安定しているなと。

 オープニングの下に滞留するスモークは屋内競技でありそうでない魅せ方だったので印象に残っていたんですけども、キャラさんとチアさんの動きにプラスになるなぁってのが撮っていて思ったポイント。

 場内にうっすらスモークがってのは結構どこのアリーナでもあるんですけども、下に滞留する、昭和から平成初期の歌番組なんかでよく見たスモーク演出ってのはあまりBリーグで見ない気がするので、売りとして継続していってほしいなと思いました。

 IRISさんたちのアクトは昨シーズンと比べると、より一層集団で魅せるアクトで押してきているのかなってのを撮っていて感じまして。プロデューサーさんが変わられたというお話はニュースとして見ていたんですけども、アクトを見てより一層、集団で魅せる方向に寄せているのかなっていう風に感じました。

 あとはもう一段といいましょうか、タイムアウト時に応援を盛り上げるような動きがほしかったり、ハーフタイムのダンスコンテストで個々の攻めをもっと激しくしてみたら楽しくなりそうだよねっていう、そんな感想が。

 配置的に厳しいかもしれないんですけど、ゴールポストの後方がほぼほぼ試合中の立ち位置ってのはなんかもったいないよなーって思いました。

 ロウルさんはキャラクターの項目でも書いた通り、コートに出てもいい時間の自由っぷりは見事ですし、そもそも存在だけで成立している姿ってのはいい意味で強いなと。

 ブースターさん全体的にしっかりと受け入れられているのが一階指定のあたりから見えていましたし、グッズやぬいを多くお持ちのロウルさんにとっぷりと浸かっているブースターさんも多いなと。

 ちょっと心配していた選手との絡みもホーム&ビジター、両方の選手ともに温かい目で見られていたのが好印象。むしろ、パブロ選手がロウルさん大好きなんだろうねっていうのがヒシヒシと伝わってきてフフッとしてしまいました。

 その他の演出的な感想だと、TikTokさんとの絡みがあるからなのかなとは思うんですけど、動画コンテツ系のゲストさんが多いんだねっていう。

 そこにフックが引っかかる人だとたまらないものがあるとは思うんですけど、引っかからないとなんというか、スーッと時間が過ぎていってしまうのは仕方ないのかなと。

 嗜好が向いている方向が違うってのはあると思うんですけども、2年連続でゲスト回に巡り合った某YouTuberさんはなんというか、喋りが合わないといいましょうか、アシスタントMCの村島未悠さんとの掛け合いのときに食い気味で喋りを入れて来るのがちょっと……。というか、アリーナとかの音響だと、食い気味に喋られると何言ってるか聞きにくくなるかなっていうのが感想というか、なんというか。

 とりあえず、昨シーズンの感想とかでも書いたんですけど、芸能関係の飛び道具は飛び道具として、まずはレギュラーメンバーの色々をしっかりと見せてほしいなぁって思うんですけど、どうでしょうか。

 つか、IRISさんと併せてた村島さんのダンスとかを見てると、アシスタントMCだけじゃもったいないんじゃないっすか? とか思ったんですけど、外部からゲストを呼ぶよりも、もっともっと家内制手工業で魅せて行ってほしいなって思いました。

 試合自体は第一Qで川崎さんが走り(22-8)、試合の趨勢がほぼ決まっていった感じだったんですけども、以降も3Qこそ信州さんが取っていましたが、ほぼほぼ川崎さんのペースで。

 久しぶりに川崎ブレイブサンダースさんの試合を……というより、21-22のチームでの試合を今回初めて見たんですけども、そつのないチームになっているように見えました。

 若きキャプテン、藤井祐眞選手のキャプテンシーは素敵でしたし、前キャプテン、篠山竜青選手の千両役者っぷり、今シーズン仙台から復帰の鎌田選手なんかも相変わらずな塩梅で撮っていて本当に楽しかったんですよね。

  特に篠山選手はBリーグ楽しいねって思い始めた最初の頃から撮ってて華がある選手だと思って残していたので、盟友の辻選手が広島ドラゴンフライズに移籍して、キャプテンも藤井選手にバトンを渡した今シーズン、どんな雰囲気で残せるのかなぁって楽しみにしていた部分があったんです。

 実際にファインダー越しに見ていて、昨シーズンまでと一切変わらず、むしろフリーダムに磨きがかかっていたような雰囲気もあったのでオンコートの時にはもうキャッキャキャッキャとシャッターを切っていました。

 信州さんもバスケ楽しいの最初の頃、アースフレンズ東京Zで活躍していた西山選手のヴェテラン感溢れる動きを撮れたのはホクホクで。

 チームで推しているというより、競技を見るのが、その競技と共にあるエンターテイメントを観るのが楽しい人的には充実した試合でした。

 あとは撮る人との感想的にとどろきアリーナの照明の癖を思い出すまでにちょっと時間がかかったのが反省点なのと、その照明の癖的な話と言いましょうか、暗転を多用するオープニングを用いるアリーナさんはなんとかLED照明の導入を検討して欲しいなぁという感想が。

 LED照明だとゼロからイチへの点灯がすぐに行えるんですけど、通常照明だとどうしても暗転から想定の光量まで復帰する辺りまでどうしても変な色味で照らされてしまうので、そこが毎度毎度の感想ではありますけど難点だなぁと。

 親会社様の資本で照明の改修がなされたら嬉しいのになぁと、そんなことを思う私でした。

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 Next Game
 第22節 GAME2
 宇都宮ブレックス vs 横浜ビー・コルセアーズ
 ブレックスアリーナ

 さて、とどろきアリーナの翌日も年に一度のお邪魔になった宇都宮ブレックスさんのホームアリーナ、ブレックスアリーナで見た色々のお話をお届けして参ります。ここの主である黄色いクマさんのフリーダムっぷり、寄り添うピンク色のクマさんの様子なども含めて振り返っていきます。

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