見下しているひと見上げているひと
サイエンスライターの鹿野司さんが亡くなってしまった。読みはじめた、とはっきり言えるのは東日本大震災のすぐ後から。かなり遅れて来たファンだった。科学的なものの見方を備えつつ、権威主義的な匂いをさせない(上から目線ではない)あの文章に(勝手に)生き方の態度を教わっていた。まあぐだぐだですが。名著『サはサイエンスのサ』のあとがきで鹿野さんは、その文体を選択した理由を明かしていた。読んでから10年も経つのか~。思い出さなかった日は一日もない。
▼これまでの川柳&400字シリーズの一覧です
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