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Ⅳ Voicy山田崇ラジオ #私にできる社会にいいこと/【大熊若者サミット2022】@大熊インキュベーションセンター

2022/09/20
Voicy山田崇ラジオ
話し手:山田崇さん 石井恵里
ゲスト: 吉田幸希さん(おおくまwalkers)
#私にできる社会にいいこと
#大熊若者サミット

Voicy山田崇ラジオに、おおくまwalkers代表・吉田幸希さんをお招きしました!

毎週火曜日朝7時から山田崇さんと1on1をしています。今日は私が参加する9月23日(金)~9月25日(日)開催の「大熊若者サミット2022」主催のおおくまwalkers代表、吉田幸希さんをゲストにお迎えして公開1on1をしました。

今回私が吉田さんをお呼びした理由は3つあります。

1.「大熊若者サミット2022」に向けた事前オリエンテーションから、さらに大熊町やそこで活動されるおおくまwalkersを知りたいと思い、調べてみて興味を持った
2.主催者の視点から見た「大熊若者サミット2022」について聞いて見たい!
3塩尻市で地域活性化・地方創生に関わってこられた山田さんと吉田さんの対談聞きたい!

本日のVoicyのサマリー

▶吉田幸希さん(おおくまwalkers代表)のお話


吉田さんは、2022年1月に福島県浪江町に移住、5月におおくまwalkersを立ち上げ、現在おおくまwalkersの代表を務められています。
大熊町のイベントに参加する中で吉田さんは本当に町のことが好きになり、吉田さんが主導となって家族で移住を決断。大学に進学せず大熊町にもっと関わりたい、関わる人を増やしたいと思い活動しています。


おおくまwalkersについて
4月30日~5月2日に福島で一緒に何かをやりたい!という大学生が大熊町を訪問し、現地のお散歩(Walking)をきっかけに結成。大熊町で何ができるかについて熱く語り合いました。

〇おおくまwalkersインプット編〇
結成後、まず町のフィールドワークを実施。吉田さんは、福島県の情報はネットにたくさん出ているけれどネット上では現状が伝わりづらいと感じていました。そこで「おおくまwalkers」とあるように大熊町に直接足を運んでみてもらうことで今の福島の複雑な課題を見てもらいたいと考えました。大熊町の街歩きをしたり、大熊町民の方のお話をお聞きしたりしました。

↓フィールドワークを通してインプットしたことを社会に還元したい!

〇おおくまwalkersアウトプット編〇
おおくまwalkers初めてのアウトプットの機会となるのが「大熊若者サミット2022」。今回は「大熊町の魅力発見と愛着醸成」、「地域課題の再認識と新産業創出のきっかけづくり」を目的としています。


震災から11年が経ち、大熊町では避難指示が解除されるようになってから3年となりました。
徐々に若者や学生がインターンシップや大学のゼミ、友人の誘いなどで大熊町に訪れるようになってきています。でも町に来ただけで終わってしまうことが多いです。吉田さんはこのことを課題に感じ、来た人たちの中で交流が生まれたり、町に残ってもらえるようにしたいと考えています。遠くに住んでいても町に住んでいるかのように町を応援したり、関わったりする「関係人口」を作り、育てていこうとしています。
「大熊若者サミット2022」で大学生に挑戦の場を提供することで、人生の選択肢が増えたり、大熊町を好きになり、また来てくれたら嬉しいです!
また、イベントを開催するというアウトプットをしたことで山田さんと繋がれたので、いいアウトプットになったと感じています。


▶山田崇さんのお話


山田さんも塩尻市で関係人口創出のための事業をされてきました。
塩尻市役所にお勤めだった当時、山田さんの担当していた部署だけで年間150人の学生が訪れていました。山田さんの下でのインターンシップ、塩尻市がソフトバンクと共同して実施したインターンシップ・プログラム「TURE-TECH」NPO法人ハナラボと実施した女子大生が課題解決をするインターンシップ、信州大学のゼミ合宿、他大学の合宿などの受け入れをしてきました。住民票があるから関わる、というだけではなく、「関わる」という定義を広げることで、一か所に拠点を持たなくてもオンラインなど、地域に繋がり続けることができます。


好きになることは社会にとっていいことの入り口になります。
スティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』の中に「愛とは行動だ」という言葉があるように、好きになるから行動するのではなく、行動するから好きになると思います。大熊町に行ってみたいという衝動を行動に移して3日間を過ごした後に、好きの度合いがどう変わるか見てみてほしいなと思います。

きづき

今回私が山田さんのVoicyに吉田さんをゲストとしてお招きしたことでより大熊町について知っていただくきっかけ作りができました。私は大熊町に住んでいるわけではありませんが、知るきっかけ作りというアクションは町の外からでもできるというきづきを頂きました。

関連リンク

◇フォルケホイスコーレ
吉田さんの社会に出て学ぶ姿勢から山田さんがデンマーク発祥の学び舎フォルケホイスコーレを紹介してくださいました。



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