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団塊とバブルのクリスマスケーキ、ゆとりの年越しそば

前職は社員の平均年齢が40代前半の会社だった。両親と同世代かそれ以上年上のバブル世代・団塊世代の上司・先輩が女性の結婚適齢期を例えるものは「クリスマスケーキ」だ。
25日に大売出しされるクリスマスケーキに例えて、女性の結婚適齢期は25歳だった時代があったなんて知ってる今の若い子たちは少なそうだ。現代は最終学歴が大学院だとストレートに卒業して24歳の時代だよ。今、クリスマスケーキなんて言ったら嫌われますし、その話題は古くてどうでもいいとか思われそうですし、下手するとハラスメントですからね。
はじめてその話を聞いた当時20代の私は「それぐらいまでには結婚できてるでしょう」とか高をくくっていたから誰が言ったか上手い言葉だな、と思うくらいだったけれど、それが今はどうだ。独身謳歌してるじゃないか。

で、適齢期が25歳は早すぎると思ってる私が思っているのはタイトルの通り。勝手に表現するなら大晦日、年越しそばを食べる12月31日の31。
大晦日の次は元旦。31から1になる、新年が、スタートする。うかうかのんきにのんびりしていると、ほかほかにあったか掛けそばは冷めるし伸びちゃうのよ。私は自分の結婚の適齢期がそれだと思っています。PSゲーム「ぼくのなつやすみ」のバグよろしく「わたしのとしこし」のバグが発生しない限り32日目はないんですよ。この例えは本当に特定の人にしか理解できないので分からなくていい。分からなくて知りたい人は調べてみてください。
この年越しそばを引き合いに自分の人生プランを話したらいろんな人から「落ち着け」と言われた。自分でもぶっ飛んでるってのは分かってはいるよ。生き方を考えるのは早いに越したことはないけれど、いろんな生き方があってどれも間違いではないし、正解とも言い切れない時代だから難しい。
進む道の景色の視界はクリアなのは理想だけど、都会の街路樹みたいに整備したいわけじゃないのです。ぼこぼこしてる道も味があって、いろんな草花が見えて、心や身体が傷つく苦手な虫や危険な動物に遭うのはほんの少しの道がいい。なーんて上手く表現できなくて結局ポエミーな仕上がり。

いろんな味(生き方)があるし、人によっては美味しかったり不味かったりする、ってイメージでさとり世代は百味ビーンズでどうかな?

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