キッチンタイマー

たいき「で、どこ行くん？」
未知「ガスト」
たいき「ガスト？」
未知「え、嫌？」
たいき「ちょ、ガストは嫌やな」
未知「え、まじ...じゃあマクドは？」
たいき「マクド？」
省吾「嫌やって、なんでそんなマクド好きなん」
未知「いや、なんかあるやん、マクド出したらいきなり物事決まり出すみたいなん」
たいき「マクドナルド理論ね」
未知「そうそう」
省吾「なにそれ？」
たいき「なんかマクドみたいな最低案を出すことによって、みんなが意見出しやすなるみたいなやつ」
省吾「へぇー」

結局何でもあると言うことで、イオンに来た。
新しく健康志向の和食屋ができていた。
男性3人で入る。
ラーメン屋で女子会しているようなもん。

俺とたいきはチキン南蛮。
未知は鯖の味噌煮。

健康志向のお店でチキン南蛮を頼むのは少し恥ずかしい。
かと言って、食べたくもないものに1000円以上出すのは癪だし、「こいつ、ガッツリ行きたいのに、チキン南蛮やったら恥ずいから鯖にしてる」と思われるのも恥ずかしい。

色々考慮してのチキン南蛮。
未知の鯖の味噌煮には本心からなのだろうか。

適当な身の上話をしながら食べる。
味はまぁまぁ。
美味しいけど普通。
2割6分の6番ライトと未知が言い、たいきが頷いていた。
分からない。
野球に疎いのは少しコンプレックス。
あと刃牙も。

自炊用のキッチンタイマーが欲しかったので、帰りに無印による。
白を基調とした無機質でスタイリッシュなデザインのものを購入。
未知は日焼け止めと洗顔用の泡立てネット。
たいきは化粧水と乳液。

時代だ。