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徳島〜高知(2日目)

今日は徳島から高知にかけての旅となる。
本来であればロープウェイに乗って徳島を一望したのちに、
徳島ラーメンの本店でもある「いのたに」でラーメンを食べようと考えていたのだが、リサーチ不足により
なんとロープウェイが運行していないらしい、、、
年末年始ということもあってもう少し下調べしておけばよかったと後悔しつつ急遽予定を変更して、ちょっと遠いので敬遠していた鳴門海峡大橋を見に行くことに
正直言って、時間的にはかなりシビアな問題ではあったが悩む時間すらほとんどなかったので、徳島バスで鳴門公園まで向かうことに
片道1時間というかなりの苦行であったが、、、
結果的には絶対に行ってよかった。滞在時間は10分ちょっとと満足できるような時間ではなかったが
あの景色は本当にきれいだった。

鳴門海峡_2

雨男である自分が幸いにも晴天に見舞われて瀬戸内の風が心地よい。
車や自転車であの橋を横断できたならどれだけ気持ちのいいことだろうか。
また四国に来る理由を見つけてしまった。
今コレを書いているのは、剣山という特急列車に乗りながら執筆をしている。
つるぎさんと呼ばれる特急列車で中々年期が入っている特急列車であることは間違いない。
70分近く電車に揺られてたどり着いたのは阿波池田駅と呼ばれる駅。
ここではすぐに岡山から高知にかけて出ている南風と呼ばれる特急列車に乗るわけであったが、
これがとんでもなくしんどかった、、、、
この時期というのもあいまっているせいか、帰省の人たちとタイミングが被ってしまったこともあるのか
乗車率は、都心の満員電車と変わらないような混雑率だった。。。
正直かなり空気が悪く薄かったので多少気分が悪くなったような気がしている。
このまま高知まで直接向かってしまうか、はたまた当初のプラン通り大歩危駅で途中下車して大歩危の大自然を満喫するか。正直悩みどころではあったのだが、プラン通り大歩危駅で降りて自然を満喫することにした。
この大歩危駅は本当に自然に囲まれていて、三代急流の一つでもある吉野川を遊覧船で満喫することができる。
どうやら道の駅の少し先に行ったところに遊覧船乗り場はある。
そこまでの道のりですら、この大歩危は吉野杉と断崖絶壁の岩に囲まれており岩の断面はすべて斜め45°を向いているのだという。絶壁をよくよく観察していると本当に右斜め45°を向いている。
これは断層の関係なのだろうか。目に見えてわかるため非常に興味が湧くような断層をしていた。
いざ遊覧船に乗り込むと、解説のおじいちゃんの言葉使いの癖がすごい
そんなに語尾が尻上がりになる????これは方言の影響????と疑わざるを得ないぐらいの癖の強さ。
方言の影響下どうかは定かではないが、景色を一望して楽しむ以前にどうしても気になってしまったわけだ。

大歩危_吉野川


しかし、それ以上にこの吉野川からみた大歩危はマイナスイオンたっぷりで
もう自然の空気が美味しすぎて大げさかもしれないが平地には戻れないんじゃないかってぐらいにそのぐらいに大自然を満喫することができた。
水も空気も気温はかなり肌寒く身体に刺さるような冷たさだったけど、これが本来の自然の姿なのかもしれない。
遊覧時間は30分であったが本当にあっという間に過ぎてしまった。
遊覧船にカメラを持っていけばよかったと少し後悔だけが残る。
先ほど書いたように大歩危駅からこの遊覧船乗り場までは約2キロほど歩くなり、タクシーで移動する必要があるわけだが、その時の時間すら澄んでいて、次の特急を待っている30~40分の時間も心からリラックスできるようななんか別世界にいるようなそんな不思議な感覚だ
現世から離れて、どこか日本じゃないところに、こんな場所をもっと近くで感じることができればいいのに。そんなことも思うわけだ。
次は高知へと向かう特急列車「南風」に乗り込む。先ほど大歩危駅で降りた時点であんなに混んでいたわけで、案の定電車の乗車率は150%とまさしく地獄。きっとGWの最終列車とかこんな感じなのではないだろうか。最終じゃなくてもこんなにひどいのかな。スーツ交通の今と似たような状況のYouTubeをみて90分の移動を何とか耐えることができた。

高知県に着いたのは17時少し前ぐらいだったかもしれない。
高知での目的は『ひろめ市場』でお腹いっぱいにご飯を酒と一緒にたしなむこと。そのために今日宿泊するホテルはこの旅の中ではちょいと高めのホテルにして、屋上に露天風呂が備わっているものにわざわざしたわけだ。
そのぐらいこの日のご飯は楽しみにしていた。
すぐにホテルにチェックインし、ひろめ市場に向かう。18時前だったので普通にごはん食べれるだろうと思っていたら大間違い。
とんでもなく混んでる!!!
台湾の屋台形式というのは何かのサイトで見たような気がしていたがなるほどこういうことだったとは。
ここは真ん中にフードコートみたいに食べる場所があって、それを一周して囲むように様々な屋台が囲むように出店している。普通のお店も存在していて、こういう場所だからできることだと思うけど、他の飲食店の食事を持ち込むことができるというかなり珍しいスタイルだ。これが台湾流と呼ばれる理由なのかもしれない。(もちろん台湾にはいったことがないのだが、、)
こういう場所って誰か友達や恋人とくるんであれば最高の場所なのかもしれないが、なんせ一人にはかなりアウェーな状況であったことは間違いない。
席も全く空かなかったし(正確には4人席とか空いたタイミングはあったけど、それを一人で占有するのはどうしも気が引けてしまった、、)
席を確保するだけでも30分近くこの市場の中をひたすらにグルグルして、はたから見たらひたすらに怪しい人であったに違いないだろう。
正直この探している時間で、全然席が見つからないもんだから持ち帰りでホテルで食べるか、何としても席を確保するかひたすらに葛藤したわけだが、結果的に後者を選択して正解だった。
ようやく一人用の席を確保すると、まずは高知と言わずもがなカツオだ。

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タレと塩で食べるカツオのたたき。これが絶品。酒にあうに決まっている。柚子はちみつサワー疲れた身体に染み渡る。今日一日はタイムスケジュールがパンパンだったせいか、きっと疲れていたのかもしれない。たった2杯でベロベロだ。
ホテルは、屋上に露天風呂がついている部屋を選んだ。
ベロベロの状態で湯船につかる。なんとも気持ちいい。外の冷たい風とお風呂の温度があいまって最高でしかなかった。
疲れていたのもあってあっという間に眠りについた。


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