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『カラーバス効果』を活用すれば、必要な情報を集めやすくなる!

カラーバスとは”Color Bath”、つまり色を浴びるという意味。例えば「今日のラッキーカラーは赤」と決めてから生活すると、身の周りの赤いものにやたら気付く、といった事があるでしょう。それがカラーバス効果です。

これはアイデア作りや仕事にも応用できます。
例えば、『メモで自分を動かす全技術』という本の中で、著者の高田晃さんはこう語っています。

 セミナー講師として駆け出して間もないころ、抱える課題の1つに、「人を惹きつけるプレゼンテーションの習得」というものがありました。
~(中略)~
 そうしたなか、「これかもしれない」と大きなヒントを得ることができたのは、たまたまテレビで見た落語からでした。
 私は普段から落語を見る習慣はなく、どちらかといえば興味の対象でもありませんでした。
 それでも、聴衆を魅了しながら流暢に話す落語家の方が目にとまったのは、私があらかじめ自分のなかで課題意識という名のアンテナを立てていたからです。

『メモで自分を動かす全技術』pp.107-108

これがまさにカラーバス効果です。
「人を惹きつけるプレゼンテーションの習得」という課題を設定、言い換えれば色を浴びていたからこそ、普段は見ない落語に目が留まったのです。

これに似た概念として、確証バイアスというものがあります。これは、自分の持っている仮説を肯定したいがために、都合の良い情報ばかりに目が向いてしまうというもの。カラーバス効果を活用するのは良いですが、確証バイアスに陥らないように気を付けたいですね。

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