初めて、作り手の気持ちがわかるような気がしています
昨日の記事に書いた通り、今、新しくサイトを作ろうと頑張っているところなのですが、実は、小ぢんまりとオンラインショップもやっていきたいなと思っているところです。
それは何故かというと、カレンダーを自作したからなんです。
実は私、なぜかカレンダーに変にこだわりがありまして
今年は気に入ったカレンダーが無くてがとうとう買えなかったので
「それなら自分で作ってしまえ!!」
となったからなんですが笑
それを、もしできたら世に出していきたいなと思ったのが、オンラインショップをやろうと思ったきっかけです。
そのカレンダーについてのことはまた今度詳しく書きたいと思いますが・・・
先日試作品を作った時はあまり深く考えずにサラッと作れたんです。
それで、じゃあちゃんとした「商品」にするために作るぞ!
と思うと、全然アイディアが浮かばなくなってしまうんです。
「売る」
「人目に触れる」
「評価される」
「お金をいただく」
そんな風なワードが頭にチラつくと、とたんにダメになります。
上の言葉を変換すると
「売れるかな?」
「人が見たらこのデザインどう思われるかな?」
「お金をいただけるレベルのもの作れるかな?」
などという考えが頭にチラついて、表現することができなくなるんですよね。
ああ、世の中のクリエイターやデザイナーと呼ばれる方々は、こんな気持ちを味わっているのかしら・・・
と、初めて作り手側の気持ちを味わっているような気がします。
もちろん、プロダクトとして売れる物を作るということも必要だし
それに合わせて設計・デザインできるのがプロの方々なのだろうと思います。
でも、今回は完全に自分の好きなことを発信するために立ち上げるサイト。
そこに他の人の目線が入って来てしまうと、表現がブレてしまうところでもある。
どれだけ自分の世界・感性を信じ切れるか
どれだけ雑音を入れないで自分の世界に没頭できるか
それが、今とても問われているような気がしています。
だから、なるべく情報を多く取り入れないようにしているし
(流行りのclubhouseにも興味を持たず)
敢えて市場調査などせず
人の好みも考えず
自分の世界を固める時期だと思って、粛々と過ごしています
実は個人事業主として独立して4年くらい、これとは反対のことをして来たので思考の転換をするのがとても難しく感じています。
まずはターゲットを決め、ニーズを把握し、問題を解決するための商品を作り、プロモーションをし、クロージングをし、売り上げをあげる。
そんな風に、人のニーズに合わせてやって来たし、それがビジネスの基本だとも教わりました。
でも、今回は真逆のプロセスを踏んでいるわけですね。
こんなん作りますけど、もし気に入ってくださったら、どうぞ、と。
自分の世界を表現するのはある意味とっても難しくて、怖い。
なぜなら、もしも批判された時、自分自身を否定されたみたいだから。
でも、ここは自分を信じたい。
キルギスのユルタがモデルだとか言われても共感してくれる人そんなに多くなさそうだけど笑
いいのです。好きなものは好き、と言いたい。
カレンダーのデザインが決まらなければサイトもオープンできないので、まだしばらく、画面と睨めっこの日々が続きそうです。
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